今回は年末スペシャルということで(?)、全然進まない旅行記を脇に置いといて、久しぶりにまとめ書き日記。まあ、まとめ書きっていうほどの量でもないけどね…ふっ
12月某日
冷蔵庫を開けると、ストロングゼロの酎ハイの缶が開いたものが入っている。自分で入れた覚えはない。
おやおや、誰が入れてくたのかしら? 心優しい妖精さん(アル中担当)が私への贈り物として、寝ている間にこっそり入れてくれたのかしら?
さっき起きたばっかりだし、まだ昼間だけど、せっかくだから一口くらい飲もうかしら、うふふ~
ごくごく(一口じゃない)
うむ、ちょっと気が抜けてるけど、気になるほどではない。ちゃんと酎ハイの味がする(当たり前)。
妖精さん、どうもありがとう!さあ、贈り物もいただいたし、今日も一日がんばろう~
パタリ(冷蔵庫を閉める音)
~完~
最近私は、こういう一人芝居をしょっちゅうやっている。
寝る前に缶酎ハイを飲むにあたって、全部飲み切らずに少し残しておいて、翌日の自分へのプレゼントとして、飲みかけの缶を冷蔵庫に入れておくよう心掛けているのだ。起きてからすぐ缶酎ハイを開けるのはさすがに気が引けるが、すでに開いたものを少し飲むくらいなら、やましい気分にならないからだ。
しかし、残り物をそのまま飲むのも味気ないので、自分が残したのではなく、妖精さんが差し入れしてくれたことにし、ファンタジーの次元に持ち込むことで、心温まるエピソードにするという演出を手掛けるようになった。我ながら芸が細かい。
問題は、最近缶酎ハイを残さずに全部飲んでしまうことが増えてきて、妖精さんの出番が減ってしまったことである。これはよくない傾向だ。
う~ん
ロング缶を買うべきかな・・・
猫さん「やめときなさい」
12月某日
1束58円だったから、つい2束買ってしまった小松菜の使い道に悩む。
野菜や果物、肉類は週に2回ほどまとめて買いこんで、適当に切って冷蔵・冷凍保存するのだが、私が調理するのは一日一回、夜だけだし、一人暮らしなので、買い過ぎると食材が余りがちなのだ。たいてい一品しか作らないし。
それに加えて、私はイタリア帰りの人間特有のカルマを背負っている。
それは、「イタリア料理を作る時に、和食材を入れてはいけない」というプレッシャーだ。つまり、パスタの具に小松菜やシイタケなどを入れてはいけないし、納豆なんてもってのほかである。醤油やみりん、味噌といった和の調味料もダメ。
私はスパゲッティーニかペンネを具沢山のソースで和えて食べることが多いので、安いからといって和食材を大量に買い込むと、困った事態になりがちだ。なお、サラダを添える際も、和風ドレッシングを使う訳にはいかない。豆腐などもサイドディッシュにできない。
イタリアから離れてもう長くなり、その呪縛は大分薄れてきたのだが、それでもあの国が私の中に植え付けた「食のタブー」はいくつか残っていて、なかなか消えてなくならない。だから、なるべく和食とイタリア料理の両方に使える食材を買わなければならないのだ。
イタリア帰りって、大変だなあ…(私だけ?)
バーミヤンの猫型配膳ロボット「細かいことは気にすんにゃ~」
12月某日
両親からのお歳暮をようやく受け取る。
宅急便を受け取ることは、私にとって非常に難易度の高いタスクのひとつである。
なぜなら、昼間は寝ているし、起きていてもヤマンバ(ギャルじゃない方)のような恰好だから出たくないし、再配達の手配をして、人間に変身して配達を待つのも億劫だからだ。
集荷所が家の近所なら取りに行くのだが、歩いていけない場所だとそういう訳にもいかない。
そういうわけで、不在通知を数日放置した後、勇気を出して再配達を頼んで、ようやく受け取ったお歳暮はこれだ。
金色の眩しいヤツ
ごくごく(一気飲み)
ヱビスは美味しい。苦労して受け取った甲斐があるというものだ。
それにしても、私以外にも宅急便の受け取りが苦手な「おうちヤマンバ」(かわいく命名)の仲間は日本全国に少なくないと思うのだが、みなさんどうやってこの問題を切り抜けているのだろうか。
一度「全国おうちヤマンバ大会」を開いて、相談したり、愚痴を言い合ったりしたいものだ。その場合、ZOOM等のオンラインミーティングになるだろう。そして、なにしろ全員ヤマンバ(ギャルじゃない方)なので、画面で姿を見せることを嫌がり、音声だけの参加となることだろう。微妙な会になりそうだな~
通りすがりの猫さん「ヤマンバとは目を合わせたくにゃい」
今回のまとめ書き日記はここで終わり。
もうちょっと書きたかったが、年々心身ともに衰えて、たくさん書けなくなっているので。来年はもっと頻繁に更新して、なるべく早く旅行記を終わらせたいのだが、分不相応な野望かしら…
(おまけの猫ワイン写真)
かわいい…甘口だから買わないけど。
それでは、皆さんよい年末年始をお過ごしくださいね。
来年もよろしくお願いいたします~
(終わり)