メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <ダンボールと寸法あれこれ!>

2024-03-13 11:21:56 | Weblog

今日も朝寒っ!

 

あと2週間ちょいで来期!まったく早い!

 

ダンボールを素材にモノを作る場合、寸法通りに作れるかと言ったら少々難しい面があります。

ダンボールは厚みがあって、そのために段(波波)があります。

この波波に、罫線(折り曲げ線)を入れて曲げるのですが、その波波の山の部分か谷の部分か、あるいは中腹の部分かで、折る時にうまく折れたりずれて折れたりします。

また、その罫線が強くか言っているか?弱く入っているかでも、折れ方は変わってきます。

そういう面で正確さが十分でない場合があります。

またダンボールの特性として、少々の誤差は吸収できるので。正確な図面でなくても、まぁ箱になったり、緩衝材になったりします。

ふたの長さなどは、よく観察してもらえばわかりますが、標準として考えられる長さだけでなく、結構いろいろだったりします。

中には、こんなのでええんか!?と思ってしまうような、寸法を見かけることもまれにあります(笑)。

もちろん正確な寸法を出して設計するのが基本です。

寸法は、自分が設計する場合はmm単位で作図しますが、薄いダンボールなら0.5mm単位の場合もあります。

それ以上細かくても、製品に十分反映されないこともあります。

mm単位や0.5mm単位で作図しているので、各地点を計測した時に、0.03などの表示が出てしまったらどこか設計がおかしいと気づきます。

これで、よく設計のミスを防いできました。

ダンボールと寸法について、書いてみました。

でわでわ。

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