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日本から見たサピエンス全史#11◉田中英道◉日本に渡来したユダヤ人は日本文化に同化した(日ユ同祖論ではありません!)

2019-06-11 15:42:24 | 林原チャンネル
日本から見たサピエンス全史#11◉田中英道◉日本に渡来したユダヤ人は日本文化に同化した(日ユ同祖論ではありません!)


2019/06/10 に公開
日本人とユダヤ人は同祖では無いが(日ユ同祖論は否定)、古墳時代〜飛鳥時代にかけて多くのユダヤ人が日本へやって来たことは事実であろう。その時、彼らは、神道や仏教を体系化&日本化することに貢献し、そのまま日本に同化したのではないだろうか。また多くの文化をもたらしたことも事実だろう。
また、飛鳥時代(天武天皇)までの日本には、「日本国 」※ 日高見国(東日本)と「倭国」※大和(西日本)の二つの地域があったと思われることにも言及します。

★「日本から見たサピエンス全史」再生リスト:http://bit.ly/2RondKP
★ 田中先生へのご質問・ご感想 info@hayashibara-ch.jp

<田中先生推薦の書!帯に推薦文あり!>
★『あるユダヤ人の懺悔「日本人に謝りたい」(復刻版) 』モルデカイ・モーゼ
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<目次的な!>
・今本当に世界は変わりつつある
・世界が変わったのは社会主義の凋落が原因
・何でも批判するいわゆるフランクフルト学派のやり方が飽きられてきた
・肌感覚でも感じることは、
 世界のユダヤ人支配層の動向・思考の変化
・ユダヤ人たちがシオニズム(ナショナル)ユダヤに戻っていく
・金融だけでは世界制覇は出来ない
・映画『修道士は沈黙する』(2016年 イタリア / R・アンドー監督)
 世界各国に金を貸す国際通貨基金の専務理事ロシェという人物の設定
 G8の財務大臣の会議の後に謎の死を遂げ 告解された修道士は沈黙する
・影(裏)の世界をリードしてきたユダヤ人たちが完全に変わってきた
・グローバリズムでさえも止めようとしている
・トランプ大統領の周辺のユダヤ系の人たちの動き(クシュナー / ロス / ムニューシンなど)
・中国に投資はしたが共産主義独裁体制であることが判明し退却を始めた
・”文化”はユダヤ的な考えの外にある
・文化は土地に根を下ろした者がつくるもの
・文化芸術こそ人間のヒューマニズムが現れる
・経済中心の時代では無くなってきている
・経済中心で物事を考えると必ず挫折する
・人間であることの文化を維持し
 芸術や思想を生み 人間性を感じる時代(10:10)
・文化を維持し 芸術や思想を生み
 人間性を感じる令和の時代へ
・日本の良さを真剣に考え、外国には発信していく必要あり
・照れ臭くて日本人は日本の良さを主張してこなかった
・戦後日本の思想と国体
・戦後国体(天皇)は変わらなかったので、日本という国は変わらなかった
・今日の本題はここから 15:10
・ユダヤ人を模した埴輪(芝山遺跡 / 千葉県)+典型的なユダヤ人正統派の格好
 (芝山はにわ博物館 / 芝山仁王尊観音教寺 所蔵)
・古墳時代に日本に渡来したユダヤ系一族
・秦氏(3世紀以降渡来)
 中央アジアの弓月国から渡来したユダヤ系氏族(応神天皇14年)
 秦氏の初代の名は弓月君 聖徳太子に仕えた秦河勝も有名
・中国人や朝鮮人は昔から日本に来たいとはあんまり考えない
・日本を目指していたのは中央アジア(中東)の人々
・秦氏が来日したのは 応神天皇14年(284年)
 百二十県の民を率いて来たと日本書紀に記載あり
 (諸説あるが約18000人とも言われる)
・ユダヤ人の世界離散については3つの流れがある(紀元前722年、66年、313年)
①イスラエルの失われた10支族
 旧約聖書に記されたイスラエルの12部族のうち行方知れずの10支族のこと
 紀元前722年 アッシリアに滅ぼされ 10支族の指導者層は捕囚された
②ユダヤ戦争(66年 - 73年)
 イスラエルのユダヤ人たちがローマ帝国に対し起こした戦争
 鎮圧された後は 厳しい民族的弾圧を受けた
③キリスト教がローマ帝国で公認(313年 ミラノ勅令)
 初めてのキリスト教徒ローマ皇帝=コンスタンティヌス1世
 以降キリスト教がローマ帝国内で主流となった
・日本に渡来したユダヤ人
・みずら(美豆良 / 角髪)
 古墳時代の埴輪によく見られる
 耳の脇(もみあげ)を垂らしたり輪にする髪型(当時の流行?)
・割礼とみずら(もみあげを伸ばすスタイル)がユダヤ人の証
・みずら=「美面」の意味 ※聖徳太子の肖像、両脇の2人の画像
・中国や朝鮮から文化が入って来たのではなく、日本の文化が朝鮮や中国に渡っているということ
・ユダヤ人埴輪→「ひげの武人」と一般的に呼ばれています
・美術史をやっているとよくわかるが、このユダヤ人的な”みずらスタイル”は古墳〜飛鳥時代以降まったく出てこない
・天武天皇(7世紀後半)がみずらを廃止したから
・“日ユ同祖論”で言われる様々な説
・お神輿はアーク、祇園祭はシオン祭り、という説
・日本とユダヤは“同祖”では無く、日本文化への“同化”である
・神道や仏教を日本化することに、ユダヤ人は貢献した
・人物埴輪が関東に多いことに今一度ご注目を。誰もそれを解いていない。
・日本にいたとされるユダヤ系渡来人の秦氏
・『隋書』(7世紀前半)
 中国における隋代を扱った歴史書
 倭国(日本)に関する記述の中で「秦王国」という地域についての記載がある
・秦王国の場所はどこか?→九州説が有力だが、田中史観では関東・東北説を強調したい
・『随書』『唐書』に書かれている日本
・魏志倭人伝は空想と伝聞で書いたものだが『随書』『唐書』は見たものを書いてある
・小野妹子が持参した親書にありました
 「日出ずる国の天子から 日没する国の天子へ」の文言に
 皇帝煬帝が激怒した(『隋書』に記載)
・鮮卑(せんぴ)
 中国北部の遊牧騎馬民族のこと、唐の初代皇帝は李淵で鮮卑系民族
・「日本 / 日高見国(東日本)」と「倭 / 大和(西日本)」は別の地域であると『旧唐書』(10世紀)で書かれている
・「倭国伝」と「日本国伝」の2つが並立している(『旧唐書』)
・すなわち田中史観では、倭国=奈良を中心とした国家、日本国=関東を中心とした国家、と見る
・大倭日高見国(おおやまとひだかみこく)
 古代より伝わる神道の祝詞「大祓詞」に記載あり
・歴史認識を事実から新たに捉えること!
・なぜ日本は隣国の中国・朝鮮と違う文化を持っているのか
・外国の文化は中央アジア方面から多く入って来ているのです

#埴輪 #日本人とユダヤ人 #日本国と倭国
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田中英道「日本から見たサピエンス全史」#11
収録日:2018年5月8日
40分

製作・著作:林原チャンネル

河添恵子×エヴァ・ルトコフスカ対談(後編)#14-2 ポーランドと日本の共通点=日露戦争・情報分析・伝統文化

2019-06-08 02:14:56 | 林原チャンネル
河添恵子×エヴァ・ルトコフスカ対談(後編)#14-2 ポーランドと日本の共通点=日露戦争・情報分析・伝統文化


2019/06/07 に公開
#14-2
第1時大戦後の1918年に独立回復したポーランドですが、当時日露戦争で勝利した日本に、大変な親近感を抱いていたという。第2次世界大戦中は、小野寺信氏や杉原千畝氏をはじめ、優秀なポーランド情報士官との情報交換もあった。
20世紀の歴史を振り返りつつ、日本とポーランドの共通点を探る対談。後編!

「ノンフィクション作家・河添恵子」番組一覧:
https://goo.gl/5attTw

<プロフィール>
エヴァ パワシュ=ルトコフスカ(Ewa Pałasz-Rutkowska)
 ポーランド・ワルシャワ生まれ ワルシャワ大学日本学科教授 
 日本史・日本 ポーランド関係史を中心に多くの業績を残す 
 日本に留学経験もあり、東京大学客員教授(2001年)も務めている

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#14-2
<目次的な!>

・日露戦争時代、1904〜1905
・18世紀末~20世紀初めのポーランドは ロシア帝国・プロイセン王国・オーストリアといった強国により 分割統治される時代が続いていた
 第一次大戦後の1918年 ポーランドは123年ぶりに独立回復する
・ロシアに勝った日本に注目し、日本に親近感を得ていたポーランド
・敵の敵は友、親日国ポーランド
・ロシアの文化と政治
・ロシアの小説などの文化芸術には親近感を感じるが、政治にはそれを感じないのは何故か?
・ポーランド独立回復 1918年11月11日
・ユゼフ・ピウスツキ(1867年~1935年) 
 1918年 独立回復時のポーランド共和国・初代国家元首
 ポーランド社会党創設メンバー・独立運動家
・ポーランドは女性自立社会
・戦前から女性に参政権があった
・ウワディスワフ・シュピルマン(1911年 - 2000年)
 ユダヤ系ポーランド人のピアニスト・作曲家
 映画『戦場のピアニスト』(ポランスキー監督)のモデル
・ポーランドには女医が多い(特に歯医者が多い?)
・共産主義体制下のポーランド
・共産主義、社会主義体制国家では女性も大学に多く行き職に就いたといえる
・<ポーランドが共産主義国家だった時代>
 1945年7月に国民統一政府が樹立 
 ソ連の影響下に置かれ1952年に国名がポーランド人民共和国となる
 1989年9月に非社会主義政権が樹立
・キューリー夫人もポーランドの偉人の一人
・20世紀前半のポーランドと日本
・1919年3月6日 独立復帰後のポーランドと日本は国交を結ぶ
 ※2019年は日本とポーランドの国交樹立100周年
・パリ講和会議(1919年1月〜6月)
 第一次世界大戦後 世界の首脳が集った講和会議
 米国ウィルソン大統領が中心となり国連の創設も行われた
 日本からは西園寺公望元首相、松井慶四郎駐仏大使などが参加
・山脇正隆(1876年 - 1974年)
 参謀本部司令官(陸軍大将) 独語・仏語・露語・ポーランド語に堪能
 ポーランド大使館付武官(1921–1922年 / 1934–1935年)など歴任
 →日ポ交流(特に軍事的な)で大事な役割を果たした人物
・エニグマを解読(1932年)
 ナチスドイツ軍の暗号機「エニグマ」を解読したのは
 ポーランド人数学者の マリアン・レイエフスキほか
 ※その解読方法は後に英国に渡りアラン・チューリングらが発展させた
・情報(諜報)の共有と日ポ協力関係
・小野寺信(1897年 - 1987年)
 1941年より中立国スウェーデンでストックホルム駐在武官を務めた
 同国を拠点に欧州の戦局を正確に掴み、「ドイツ側の情報のみに頼るのは危険である」と何度も本国日本に警告
 多くの外国語に堪能で 情報収集能力に長けていた情報士官
・ポーランド人が情報・諜報の仕事で力を発揮した理由は?
・第2次大戦中の日本とドイツのこと
・防共協定(1936年)
 共産主義(コミンテルン)に対抗する共同防衛をうたった条約
 日本語の文書の表記は『共産「インターナショナル」ニ対スル協定』
 ドイツ側の代表はリッベントロップ外務大臣
・ポーランド人から得た大切な情報
・ドイツとロシアに分割統治されポーランド政府はイギリスへ亡命していた戦中、地下活動も含め、亡命政府との情報のやりとりは適宜あった
・情報分析は現代の日本にはもっと必要なこと
・日本が見直すべきポーランドとの関係
・何故河添恵子はポーランドにこだわっているのか?
 →戦前のポーランドとの関係をクローズアップすることは現代の日本に有益なこと
・民族のメンタリティは隣だからといって親しみがあるわけではない
・日本人はわかりにくい民族と世界からみられている→そうですか?
・ポーランド語と日本語
・他国・他文化を理解するということ
・日本学科の学生たちの進路(21:24)
・「ワーキング・ホリデー制度の協定」(2015年)
 ポーランドは日本がワーキング・ホリデー制度を導入した
 13番目の国であり 東欧地域では初 一年間の滞在が許可される
 ※来日・署名したのはコモロフスキ前大統領(2015年2月)
・日本で苦労することは何か?
・日本で働くことで大変なことは?→人間関係
・ルトコフスカ先生のこれからの活動(24:14)
・『日本・ポーランド関係史』
 エヴァ パワシュ=ルトコフスカ、アンジェイ・タデウシュ ロメル(著)
 柴 理子(翻訳)(2009年 / 彩流社)
 →これの続きを出します!とルトコフスカ先生
<質問コーナー>(26:42)
Q. 何故多くのポーランド人が日本に興味を持つのか?
・柔道などの日本の武道に興味を持つ外国人もポーランドなどの中欧やユダヤ系に多い
・ポーランド人が好む日本の伝統文化
・ポーランドは能が好き、チェコは狂言好き
・ポーランドでは先祖の霊を敬うお祭りがあって、能に近いとのことを聞いた
・ルトコフスカ先生の娘さんは田舎歌舞伎の研究(文化人類学)をしている
・「黒森歌舞伎」(山形県酒田市)にも観に行ったことがある
・田舎歌舞伎は神道の要素もあり日本的(神社に奉納します)

#日本ポーランド国交樹立100周年 #日本に興味を持つポーランド人 #情報・諜報の仕事

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#14-2
収録:2019年3月28日 時間:32分

ノンフィクション作家、河添恵子さんの番組が林原チャンネルで配信中!中国問題の専門家として知られる河添さんの、実はそれだけじゃ無い!本当の姿をお届けします。
「中国のことは好きでも嫌いでもなく、私はただ、ありのままの中国を見ているだけ・・・」
決してブレることなく燃え上がる、この世界をありのままに見る、ノンフィクション作家としての河添恵子魂をどうぞキャッチしてください!

「ノンフィクション作家・河添恵子」番組一覧:
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河添恵子先生宛へのメール:info@hayashibara-ch.jp

<プロフィール>
河添恵子(Keiko Kawasoe)
ノンフィクション作家。1963年千葉県松戸市生まれ。
名古屋市立女子短期大学卒業後、1986年より北京外国語学院、1987年より遼寧師範大学(大連)へ留学。1994年に作家活動をスタート。
「トランプが中国の夢を終わらせる」(ワニブックス・2017年)ほか著書多数。
「世界の子どもたちは今」「アジアの小学生」シリーズなどの、小中学生用の図鑑(学研)も、ぜひお手に取ってみて下さい(図書館にあるはず!)。
河添恵子著書一覧(Amazon):https://goo.gl/UdpASJ

製作・著作:林原チャンネル

【宇都隆史】岩屋防衛大臣の暴走、“非公式”日韓防衛相会談の素人仕事[桜R1/6/6]

2019-06-06 19:10:14 | 国会
【宇都隆史】岩屋防衛大臣の暴走、“非公式”日韓防衛相会談の素人仕事[桜R1/6/6]


国を想う国会議員達が、国会中継だけでは伝えられない政治の動きを、ビデオレターで国民の皆様にお伝えするシリーズ。
今回は宇都隆史参議院議員より、党内でも岩屋防衛大臣への批判が高まった「非公式日韓防衛相会談」についてお話しいただきます。

◎超拡散宜しく《『週刊SPA!』の読者になって考えたこと

2019-06-06 10:34:46 | 水間条項国益最前線ー水間政憲氏ブログ
◎超拡散宜しく《『週刊SPA!』の読者になって考えたこと》 - 【水間条項ー国益最前線ジャーナリスト水間政憲のブログです。】

◎超拡散宜しく《『週刊SPA!』の読者になって考えたこと》


■『週刊SPA!』を購入してみました。

考え方にもよりますが、エログロ雑誌ならと思える記事もあり、
トランプ大統領、小沢一郎など政治ネタ、ルポ会社を辞めました!、
「ヒドい職質が」が急増中など、一般誌の装いの記事も散見し、
如何にも「軽佻浮薄 」なフジテレビをグループ会社にもつ会社なだけあり、
なんでもありの雑誌です。

エログロ雑誌より悪質なのは、浮気を奨めるような
既婚男性が向き合う婚外SEXのあり方』とか
『出会い系での営業力で性交成績もうなぎ上り
』など、
「ナンパ・ハウツー物」の記事を掲載していて
『ヤレる女子大学生RANKING』単なる形式な謝罪だったことを
自ら暴露している記事を掲載していて驚きです。

このような会社が、中学生の教科書「倫理・社会」を出版していたとは、世も末ですね。
いずれにしても、フジ・メディア・ホールディングの会長・社長の新体制は、
今月の株主総会で承認され本格的にスタートしますので、
『週刊SPA!』廃刊要請が殺到すると、無視する訳にも行かず
「難しい判断」は社内での問題であり、社外から見れば簡単なことなのですが、
それができるか否かにフジテレビの命運がかかっているのです。



◎超拡散宜しく《『扶桑社』への抗議先は『(株)フジ・メディア・ホールディングス』と『フジテレビ』へ。日本の恥さらし『週刊SPA!』は廃刊が相当だ》
http://mizumajyoukou.blog57.fc2.com/blog-entry-3103.html

◎緊急拡散宜しく《「実践・大妻・フェリス・法政・中央」女子大生の名誉は良識ある国民が守る》
http://mizumajyoukou.blog57.fc2.com/blog-entry-3106.html


女性宮家阻止関連(今上天皇のいとこ、悠仁親王殿下のまたいとこの情報)
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河添恵子×エヴァ・ルトコフスカ対談(前編)#14-1 ポーランドの日本学科教授が見た近代日本=明治天皇・黒澤明・川端康成ほか

2019-06-02 22:04:31 | 林原チャンネル
河添恵子×エヴァ・ルトコフスカ対談(前編)#14-1 ポーランドの日本学科教授が見た近代日本=明治天皇・黒澤明・川端康成ほか


2019/06/02 に公開
ポーランドの日本関係史研究の第一人者、エヴァ・ルトコフスカ先生をゲストにお招きした今回、ポーランドから見た日本の近代史、明治天皇の偉業、黒澤明監督の映画、日本人があまり知らない日本のお話をお届けいたします!まずは前半!

「ノンフィクション作家・河添恵子」番組一覧:
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<プロフィール>
エヴァ パワシュ=ルトコフスカ(Ewa Pałasz-Rutkowska)
 ポーランド・ワルシャワ生まれ ワルシャワ大学日本学科教授 
 日本史・日本 ポーランド関係史を中心に多くの業績を残す 
 日本に留学経験もあり、東京大学客員教授(2001年)も務めている

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#14-1
<目次的な!>
・『日本・ポーランド関係史』
 エヴァ パワシュ=ルトコフスカ、アンジェイ・タデウシュ ロメル(著)
 柴 理子(翻訳)(2009年 / 彩流社)
・ルトコフスカ先生は、何故日本に興味を抱いたのか?
・学生の頃黒澤明の「姿三四郎」を見て、日本のことをもっと知りたいと思い、ワルシャワ大学の日本学科へ進学することにした
・黒澤明(1910年 - 1998年)
 日本を代表する映画監督 代表作に『羅生門』『生きる』『七人の侍』など
 『姿三四郎』はデビュー作(1943年公開)
・『姿三四郎』(1943年公開)
 黒澤明のデビュー作 富田常雄の同名小説の映画化
 柔道家・三四郎の戦いと葛藤と恋愛、柔道の哲学を描く
 娯楽の少ない戦時下の大衆に受け入られ大ヒットした
・ワルシャワ大学(1816年創立)
 ポーランド最大の名門総合大学 学生数は50000人を超える
 日本学科はポーランドの日本語・日本文化研究の中心的研究機関
・ルトコフスカ先生がワルシャワ大学の日本学科に入った時のエピソード
・ヴィエスワフ・コタンスキ(1915年 - 2005年)先生との出会い
 ワルシャワ大学日本学科主任・名誉教授 
 古事記や日本の研究を続けたポーランドにおける日本学の父
・ポーランドにおける日本研究
・梅田良忠(1900年 - 1961年)
 戦前ポーランドへ留学 ワルシャワ大学の講師となる
 日本語と日本文学を教える(コタンスキ教授はその生徒)
 戦後は日本の大学でポーランド文化を教えていたという
・2019年は日本とポーランドの国交樹立100周年
 ポーランドの日本研究も100年と言ってよいと思います
・コタンスキ先生は、古事記の翻訳もされたが、数多くの神様の名前も全て覚えていた
・コタンスキ先生が明治大学で講演した時には、日本の専門家を驚かせた
・ルトコフスカ先生、日本留学時代
・代々木上原と川越(埼玉県)に下宿していた
・夏は暑くて冬は暑かった下宿の思い出
・日本の偉人で誰に影響を受けたか?
・明治天皇(1852年 - 1912年)第122代天皇
・日本の大事な人、明治天皇
・日本の近代化の過程にとても大事な役割を果たしたと思います
・※明治天皇は14歳で皇位に即いた
・『明治天皇 〜近代化を果たした日本の支配者像〜』
 エヴァ パワシュ=ルトコフスカ(2012年 ポーランド語)
 「Cesarz Meiji (1852-1912). Wizerunek władcy w modernizowanej Japonii」/ Ewa Pałasz-Rutkowska
・『明治天皇紀』
大正天皇勅旨を奉じて宮内省が編修した明治天皇の伝記 本紀250巻と画巻1巻から成る(昭和8年完成)
明治百年記念事業の一環として1968年以降 全12巻に編纂したバージョンが刊行された
・明治神宮の方、宮内庁の方のお力は多大にお借りした
・明治天皇の御製(和歌)は十万首
・明治天皇の歌は大きな特徴
・孝明天皇(明治天皇の父)の墓前まで行ったエピソード
 陵(みささぎ=天皇のお墓)は京都市東山区の泉涌寺内にある
 後月輪東山陵に治定されている
・『影武者』(1980年)
 黒澤明晩年の名作 武田信玄の影武者を仲代達矢が演じた
 コッポラ監督とルーカス監督が共同出資して製作が実現した
 第33回カンヌ映画祭でパルム・ドールを受賞
・世界のクロサワから日本を学ぶ
・ポーランドのタクシー運転手もクロサワ好きだった
・アンジェイ・ワイダ(1926年 - 2016年)
 ポーランドを代表する映画監督 北斎の浮世絵に感銘を受け芸術を志す
 代表作に『地下水道』『灰とダイヤモンド』『カティンの森』など
・2016年5月 ワイダ監督に取材した河添恵子
・映画が世界の入り口
・日本語・漢字に馴染む傾向があるポーランド人
・非漢字圏で国費で日本語を学んでいる人数はポーランドが1番多い
・日本語は柔らかく美しく優しい(中国語やベトナム語に比べても)
<質問コーナー>
Q. 日本のどういうところが面白いですか?
Q. ポーランド人と日本人の違いは何ですか?
Q.日本の好きな作家・・・明治時代を描いた司馬遼太郎、夏目漱石、大好きなのは川端康成「雪国」
Q.ワルシャワ大学日本学科学生の面白い研究
 武田上杉の長篠の戦い、赤穂四十七士、伊藤博文と山県有朋 etc…

#ポーランド #明治天皇 #黒澤明
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#14-1
収録:2019年3月28日 時間:46分

ノンフィクション作家、河添恵子さんの番組が林原チャンネルで配信中!中国問題の専門家として知られる河添さんの、実はそれだけじゃ無い!本当の姿をお届けします。
「中国のことは好きでも嫌いでもなく、私はただ、ありのままの中国を見ているだけ・・・」
決してブレることなく燃え上がる、この世界をありのままに見る、ノンフィクション作家としての河添恵子魂をどうぞキャッチしてください!

「ノンフィクション作家・河添恵子」番組一覧:
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河添恵子先生宛へのメール:info@hayashibara-ch.jp

<プロフィール>
河添恵子(Keiko Kawasoe)
ノンフィクション作家。1963年千葉県松戸市生まれ。
名古屋市立女子短期大学卒業後、1986年より北京外国語学院、1987年より遼寧師範大学(大連)へ留学。1994年に作家活動をスタート。
「トランプが中国の夢を終わらせる」(ワニブックス・2017年)ほか著書多数。
「世界の子どもたちは今」「アジアの小学生」シリーズなどの、小中学生用の図鑑(学研)も、ぜひお手に取ってみて下さい(図書館にあるはず!)。
河添恵子著書一覧(Amazon):https://goo.gl/UdpASJ

製作・著作:林原チャンネル

日本から見たサピエンス全史#10◉田中英道◉皇紀という日本時間〜西暦より660年早い日本の国づくり〜令和元年は皇紀2679年!

2019-06-01 19:20:00 | 林原チャンネル
日本から見たサピエンス全史#10◉田中英道◉皇紀という日本時間〜西暦より660年早い日本の国づくり〜令和元年は皇紀2679年!


令和元年は皇紀2679年という。
日本人は「皇紀」という紀元をもっと大切に、誇りを持って扱うべきだろう。日本における国づくりの歴史観を、神武天皇以来の126代続く天皇と2679年という時間を持って、イメージしていただけますと幸いです。

<目次的な!>
・元号令和と西暦、そして皇紀という日本の時間
・皇紀と建国記念日  令和元年(2019年)は「皇紀2679年」  
 皇紀とは初代神武天皇即位紀元のこと  
 建国記念日2月11日は 神武天皇の即位日(旧暦1月1日)
・皇紀こそ日本の正暦
・126代 2679年続く日本の皇室
・辛酉(しんゆう)改元  十干十二支の60通りある暦の中の58番目の年が「辛酉」  辛酉の年には改元が行われる習わしが古来よりあった  辛酉は「かのととり」とも言う
・推古天皇の601年から1260年を引いた年が皇紀の1年となる(西暦で紀元前660年)
・“時間”と”進歩”の考え方
・時間とともに人類は進歩したと考えがちだが、基本的な体や脳の仕様はほとんど変わっていない
・頭が良し悪しではなく、自然に適合したかどうかで生き残ってきたのが人類
・自然に適合してきた生物の歴史
・人類の幸福を考える時代に
・芸術・智恵・人間性 ・手の礼賛、手が精神と連動、いつの世も肉体が主である
・人類はそれほど進歩していないことを自覚すべき
・紀元前5世紀に全ての智恵が出揃った
・プラトン、アリストテレス、孔子、釈迦、etc…
・ヤスパースが唱えた「枢軸時代」  紀元前500年頃より世界各地で起こった一大知的活動  人類が精神的に覚醒した時代のこと  ※カール・ヤスパース(ドイツの哲学者・精神科医 1883年〜1969年)
・神武天皇を起源とする皇紀のこと 
(16:30)
・※ 記紀(きき)→『古事記』(712年)と『日本書紀』(720年)のこと
・神武天皇以前には日高見国という日本があった
・高天原が雲の上(垂直移動・天国のような)にある考え方は西洋的か
・高天原は関東にあった日高見国のこと(水平移動)
・日本の祖先たちが神々となった
・縄文遺跡の数を表した地図   圧倒的に関東と東北に多い(「天孫降臨とは何であったのか?」より)
・なぜ関東に人々が多く住んでいたか→太陽を求めて東へ移住した
・縄文時代の日高見国は太陽信仰の希望高き国家 ・自分の仕事は自分が好きだからやる、というのは古代の時代から同じ人間の仕様
・芝山遺跡(千葉)へ行ってきました
・ユダヤ人の埴輪  ※ユダヤ人埴輪については「日本から見たサピエンス全史」#4で詳しく解説しています
・日本の起源を大和国に置く考えは文字と共に一般化した
・弥生時代以降、帰化人(渡来人・外国人)が入って来て、国家(大和国)をつくる必要が出て来た
・最初に大和(倭)の国を治めたのは饒速日命(にぎはやひのみこと)
・饒速日命(にぎはやひのみこと)の大和国統治(26:45)  
神武東征に先立ち 天照大御神の命により河内国(大阪)を治めていた  
瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の天孫降臨(九州)とは別系統の天孫降臨といえる
・瓊瓊杵尊 ー 饒速日命(兄弟の可能性 / ほぼ同時期に天孫降臨した)   ↓  神武天皇(瓊瓊杵尊のひ孫 / 九州から東征し大和を統治)
・文献学ではなく形象学(フォルモロジー)
・橿原神宮(かしはらじんぐう)  奈良県橿原市の神社 御祭神は神武天皇と皇后
・時を超えて存在する日本の神々
・天照大御神は様々な時代に現れる、今もいる、それはまるで太陽のように。
・同じ名前を名乗っている同一家系の人物だった可能性もある 
・「皇紀元年(紀元前六百六十年)の意味とは何か ー 紀元節を再考する」  田中英道論文(「日本国史学」第13号 / 2019年4月発売 / 啓文社書房 より)
・西暦よりも660年古い皇紀はもっと大切にすべきだ(たまたま日本でしか使われていないので廃れそうでもあるが)
・皇紀は日本の実際の天皇の歴史から来ている確かなもの
・民族の信仰により年号・暦があって良い
・日本の歴史と世界の歴史の接点
・天武天皇・・・第40代天皇(在位673年 - 686年)  
 天智天皇(第38代天皇・中大兄皇子)の弟、壬申の乱で皇位につく  
※#8の回で詳しくお話しました
・天武天皇が行なった日本の形づくり
・それまでの歴史を以下に日本に同化していくかという大事業を行なった  →古事記、日本書紀、神話、伊勢神宮、日本という国名、神社、寺、律令制など創設した   肉を食べるなとも言った   遊牧民族ではない日本民族は魚を食べ山菜を食べていた
・当時の天皇は象徴であると共に、政治的権力や権威も持っていた
・〜大君は 神にしませば 天雲の 雷の上に  いほりせるかも〜   
柿本人麻呂(万葉集 巻三 冒頭) ほか天皇を讃えた歌を多く詠んだ (意味:天皇は神にあらせられるので、雨雲の雷のさらに上に、仮の宮殿を造られているのだなぁ)
・天武天皇により象徴と権威が合わさった変わらぬ天皇像がつくられた

#皇紀 #神武天皇 #天武天皇

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田中英道「日本から見たサピエンス全史」
#10 収録日:2018年4月6日 42分

製作・著作:林原チャンネル

「ひとりがたり馬渕睦夫」#22 安倍外交と北朝鮮&ロシア〜米露関係の改善が鍵〜

2019-06-01 13:28:11 | ひとりがたり馬渕睦夫
「ひとりがたり馬渕睦夫」#22 安倍外交と北朝鮮&ロシア〜米露関係の改善が鍵〜


トランプ大統領の影響により世界情勢は大きな変化を遂げている。日米関係は一層強化される中での、対中国外交、北朝鮮拉致問題・非核化問題、そしてトランプ×プーチンによる米露関係の改善。 米露関係が改善することにより、世界の流れは大きく変わる。イラン・イラクの情勢は予断を許さないが、世界は新しいフェーズへと舵を切りつつある。


<目次的な!>
・北朝鮮&ロシアとの外交問題について
・先の米朝会談にて『トランプ大統領は拉致問題への取り組みについて  「顕著な進展を見せていない」と追及、金委員長が言い逃れを繰り返すなど  緊迫した場面があった』と トランプ政権高官が日本側関係者に明らかにした  <2019年5月16日 産経新聞記事より> ※参照:https://www.sankei.com/world/news/190...
・拉致問題の解決へ向けた動き
・金正恩委員長は、トランプ大統領に「拉致問題の解決をちゃんとやれ」と突きつけられている
・安倍首相もそのことはトランプ大統領から聞いている
・金正恩もその思い(拉致問題の解決)を徐々に強くしている、と思われる ・安倍首相と金委員長が直接話し合わない限り、解決は無い
・北朝鮮の拉致問題は戦後日本の闇の縮図 ・非核化についても同じ、事務方で話し合っても埒が明かない
・しかしそもそも拉致問題は国家犯罪(侵略行為/戦争行為)、話し合い云々というものではない
・北朝鮮(朝鮮半島)問題は戦後日本の闇
・この国家犯罪を正面から取り上げるだけの土台が日本には揃っていない
・軍隊と情報機関が無い日本の弱み
・拉致問題が世界に浸透しないのは何故か?
・拉致の実態についてカストロ議長に話したところかなり驚いていた
・2003年にキューバ・カストロ議長が訪日した時の話(小泉首相)  
※当時馬渕睦夫氏は駐キューバ大使を務めていました
・具体的な拉致の実態を世界に発信していなかったことは反省に値する
・懇切丁寧にイメージが湧くような具体的な話し方で、拉致を説明すべきだった
・世論の理解がもっと高まったのではないか、と反省している
・そういう取り組みができなかったのは、我が国の悲しき戦後体制
・何はともあれ拉致被害者を奪還を政治の力でやる
・その後、歴史的な経緯のまとめ、国家としての意思を示せなかった理由等の反省と検証をやらなければいけない
・それなくして、国家として自立できない 
・湾岸戦争(1991年1月〜2月) 米ブッシュ(父)政権を中心とした多国籍軍がイラクを空爆 日本は多国籍軍に対して計130億ドルを資金援助した湾岸戦争 “国際金融勢力の世界戦略が公言された戦争とも言える” (「知ってはいけない現代史の正体」P152」)
・憲法論議が進まないのは、一部野党の問題ではなく日本国家全体の問題
・国家の主権の問題は、国民全体の意識の問題
・国家の主権とは何か? ・国家の意志をどのように表現すべきか?
・拉致問題と合わせて、全国民とメディアが向き合うべき問題
・拉致問題がここまでこじれた要因はマスメディアが報道しなかったから
・国際金融資本(米ディープステート)が北朝鮮から手を引いたため、金正恩が態度を変えた、という構図は変わらず
・北朝鮮を支えてきたのは米ディープステート、という理解は大分深まったかと思います
・米国の関心は、中国→イラン→北朝鮮?
・メディアはいつだって北朝鮮と米国を対等の立場として報道し、時には北朝鮮を老練な外交力を褒めそやす(フェイクニュース)

<ロシア北方領土交渉の行方> 
22:14 ・交渉は停滞しているが、問題の種はロシアの国内問題にある
・停滞する理由はロシア国内事情に理解がないとその全体像は把握できない ・ロシア国内の反プーチン勢力(ユダヤ左派 ・オリガルヒ / DSと連動)が、日露関係の足を引っ張っている
・北方領土問題は、米露関係と連動する問題である
・ロシアゲート問題が片付いて、トランプ氏はプーチン氏と米露関係の改善へ乗り出す
・2019年5月14日 ポンペオ米国務長官は訪露し ラブロフ外相と会談した   5月6日のフィンランドでの会談に続き異例のペース  米露両国は関係改善へ積極的に動いている
・2019年6月28日-29日 G20大阪サミットでは、米露首脳会談が予定されている
・DSは米露関係の改善を阻止したい
・DSはいつだって反プーチン(反ロシア)
・日本または欧米のメディア
・報道しか見ていないと、プーチン大統領はいかにも極悪人にしか見えない

・▶「ひとりがたり」#15#16 ロシアを正しく知る方法①&②   にてお届けいたしました(繰り返しご覧下さい!)
・米露関係と日露関係の進展、整備される兆し
・プーチン氏はアメリカは信用できないと言ったが、アメリカのDSが信用できないという意味と思われる
・ロシア内の反プーチン運動は今後弱まっていくだろう
・米露関係の改善に歩調を合わせて、日露関係も改善していくだろう
・今はまだ忍耐の時ではあるが、明るい兆しは見えている
・日米露の関係は、中国包囲網としても機能する
・何が水面下で起こり、何が表面に出てきているのか
・イラクとイランも戦争勃発の可能性も高まっているが、「冷徹」に見ていきたい

#北朝鮮拉致問題 #北方領土交渉 #日米露の新時代 =============================
◉「ひとりがたり」馬渕睦夫 
#22 収録:2019年5月17日 時間:32分 「
ひとりがたり 馬渕睦夫」再生リスト:https://bit.ly/2NatIQL
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製作・著作:林原チャンネル