9月21日(日) 総社市民会館にてグットウィルコンサートが行われました。
一部 ソロチューバと吹奏楽のための「大きなのっぽの古時計」
大きな古時計が出版される2年前の1874年、ヘンリー・ワークは劇場公演のツアーに加わるためイギリスに渡っていた。
旅の際に止まったホテルは、川沿いにある小さな民宿「ジョージ・ホテル」。
ワークは、ジョージ・ホテルに置かれていたロングケース・クロックに目が留まり、動いてもいない古びた時計が、わざわざ目立つ玄関ロビーに置かれていることに違和感を感じた。
ジョージ・ホテルはジェンキンズという二人の兄弟が所有するホテルだった。かつて大きな時計の正確さには定評があり、時間がずれたりすることは一日もなく、一年中正確な時を刻み続けていた。しかし、兄弟の死とともに時を止めた大きな時計。
大きな時計のエピソードは、ヘンリー・ワークに強いインスピレーションを与え、強い創作意欲に掻き立てられたワークは、その日一晩中寝ずにこの逸話についての曲を書き上げた。この曲が今日我々の知るアメリカ歌曲「大きな古時計」の原曲です。
本校卒業生のチューバ奏者、小川昴士さんとともに演奏しました。
プログラムの楽曲について少しでも知っていると、また演奏を聴く楽しみ方も変わってくるような気がします。
三部 グットウィルコンサート恒例のアンコール「勇気100%」
この曲は勇気とやる気と元気をくれる曲です。
女子の演奏により男子部員がダンスをします。個性豊かな男子部員よる、かなり印象に残るパフォーマンスです。
稲生先生談:これを見た方は、夜なかなか眠れないくらいインパクトが強く、就寝中うなされる恐れがありますので注意が必要です(笑)。その勇気がある方のみ会場に残られてお聴きください。
「勇気100%」 歌詞
がっかりして めそめそして
どうしたんだい
太陽みたいに笑う
きみはどこだい
やりたいこと やったもん勝ち
青春なら
つらいときはいつだって
そばにいるから
夢はでかくなけりゃ
つまらないだろう
胸をたたいて
冒険しよう
そうさ100%勇気 もうがんばるしかないさ
この世界中の元気 抱きしめながら
そうさ100%勇気 もうやりきるしかないさ
ぼくたちが持てる輝き 永遠に忘れないでね
最後の決めポーズに、演奏を聴きに来て下さったお客様が笑顔で拍手をしてくださいました。
部員たちは、その拍手に最高の笑顔で 答えていました。その姿を見ることでいい演奏会ができたなと後援会としてもホッとします
忙しい中、後輩のために駆けつけてくれたOB・OGのみなさんありがとうございました。いろいろな人のお手伝いがあって成り立っている演奏会です。本当に皆さんありがとうございます。