23日の第3部は、映画『レイダース/失われたアーク』より レイダース・マーチと『ポカホンタス』より、24日の第3部は、サー・デュークと宇宙戦艦ヤマトハイライトを演奏しました。
ポカホンタスは、今年1年を通じてとても大切な楽曲となりました。4月にあった吹奏楽部後援会総会の集まりのあと、音楽ホールで初めて披露されたこの曲は、それからこの日までずっと演奏し続けてこられました。5月6月7月に開催予定だったグッドウィルコンサートが中止や延期になり、それでもなんとか子供たちにホールで演奏する機会をと、8月に岡山市民会館で実験的に行われたソーシャルディスタンス演奏会では、3年保護者だけが観客として入場して聞くことができました。その後、各グッドウィルコンサートでも演奏し、多くの皆様に聞いていただきました。そして11月、完成された『ポカホンタス』は日本管楽合奏コンテスト全国大会で最優秀賞をいただくことができました。
今回の『窓の外には』は歌唱せず、手話と歌詞の朗読を披露しました。子供たちには内緒のサプライズとして、会場のお客様にペンライトを振っていただきました。
ステージから見たその光景に部員みんなが感動し、涙ぐみながらの『窓の外には』となりました。
さあ、ここからはいつものようにアンコールまで駆け抜けます!定期演奏会での『1!2!3!4!GO!GO!明誠!!!』は3年生による演出です。3年生にとって最初で最後の、自分たちの『GO!GO!明誠!!!』を思いっきり楽しく、思いっきり全力でやりきりました。
プレイバックpart2
スリラー
女々しくて
会いたかった、フライングゲット
ロマンスの神様
たらこ、3分クッキング
香水
Make you happy
ワイルド・アット・ハート
23日のアンコール1曲目は、行進曲『国民の象徴』を、24日のアンコール1曲目にはクリスマスメドレーを演奏しました。
そして、大トリは1年間やり続けてきた『ドリフメドレー』。部長のバク転も、すっかりお馴染みになってきましたが、いつもは2回転のところを定期演奏会2日目では、なんと4回転を披露!大きな拍手に包まれました。
コロナと戦いながらもコロナと共に1年間活動してきましたが、節目となるこの第20回定期演奏会を無事に終わることができました。開催にあたり、ご協力いただきました関係者の皆様、保護者の皆様、OBOGの先輩方、本当にありがとうございました。
夏の吹奏楽コンクールをはじめ、5月6月7月に開催予定だった演奏会が中止や延期となったのは、コロナの感染拡大を防止するための措置でした。にもかかわらず、コロナの感染は収まることもなく、その中で9月以降、2週間に1度のペースで演奏会を開催してきました。すべての演奏会で厳重なコロナ対策を行ってまいりましたが、さすがにここ1,2ヶ月間のコロナ感染者急増に、これ以上どのようなコロナ対策をしなければいけないのかと、今回の定期演奏会は開催してもいいのかどうなのか、判断が難しい演奏会でした。しかし、部員達のこの笑顔を見ると、開催できて本当に良かったと思います。
演奏会は、顧問の先生方を含め部員全員、部員の家族、当日ご来場いただいくお客様皆さんが、元気で健康でないと開催できません。そして、会場の職員皆様のご理解とご協力、保護者スタッフの皆さんとOBOGの先輩方のご協力と温かい励まし、今まで何回もやってきた演奏会ですが、いろんな方々の想いと力が一つになって演奏会は開催できるということを、この1年で改めて強く思い知ることができました。本当にありがとうございました。