ブラックアメジスト222

人生色々あるけど「こうなりたい!」と強く願えば道はそっちに進む気がする・・・毎日を楽しく生きたいと思う日々の日記

後悔は・・・

2015-11-17 00:08:30 | 友達
2年間、癌と闘ってきたみーこのこと。
今まで詳しく書いてこなかったのだけど、

「こんなに癌と正面から向き合い続けた患者さんは初めて見ました。」
と主治医の先生が言ってくださったように、
最後まで頑張り続けたみーこのこと、
少しずつ記していこうと思います。

たぶん、みーこも、「うん、いいよ」って言ってくれるはず。

そして私も、伝えられなかった想いを書くことで少し気持ちが楽になれるような気がするのです。

まずは、
後悔について。

亡くなったあとで、残された者に生じる”後悔”
それに悩まされ、立ち直れなくなりそうになる人も出てくるのかな
と思う。

私にもたくさんある。

もっと一緒にいてあげれば良かった。
あの時、宮崎に帰れば良かった。
コンサートに一緒に行けば良かった。
もっともっと話がしたかった。
一緒に旅行にも行ってない。

9月の終わり

「今、何がしたい?何してほしい?」
って聞いたとき、

「会える人、みんなに会いたいかな」
ってみーこは言ったのに、

「会いに行ってあげてほしい」と皆に伝える勇気がなかった。

・・・

誰に会いたいのかも、こっちから選ぶこともできず、
あれほどいつも集まっている同級生にさえも言うことができなかった。

いつも綺麗で凛としていたみーこだったので、
痩せてベッドに横たわっているみーこを、いくら同級生であっても、
その姿で会うということに抵抗がないだろうか
そんな気持ちもあった。

今、考えれば、
夏のOB会のとき、病院から外出許可をもらい、
点滴を外し、お洒落して参加してくれた
あのときに、同級生にも集まってもらえば良かったんだ
とそう思った。

”後悔”は、
考えだすと、キリがない。

お通夜、葬儀で会った方からの言葉に救われた。

「みんな同じだと思いますよ。自分も、”もっとこうすれば良かった”という想いは沢山あります。きっと関わった人みんなが何かしらそういう想いを持ってると思いますよ」

と。

そうなんだ。自分だけじゃない。
みんな何かしらの”後悔”を抱いている。

でも、思う。

みーこは、みんなのその想い、きっとわかってくれてる。

だから、
私たちは、みーこの分まで元気でいるよ。








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