「同時性から時空を導く——ベルグソンとアインシュタインの論争をふまえて」研究動画シリーズ#28(砂子)#武蔵野学院大学ヌーソロジー研究所
砂子氏の講義動画がUPされていたので、学ばせていただきます。
ベルクソン
観測するものとの関係において持続は成立する。
絶対的同時性〜すべてに包まれている部分(水の流れ、船の滑走、鳥の飛翔などなど)、同時に起こっていることに何の疑いようもない。という経験。
B(自分)
A`(時計)
B`(時計をしている自分)
BとB`が二重化している。
A`〜 B`〜 も変化していて、それを見るBがいる。
Bも変化している。
それぞれの変化がある。
見るものA`と見られるものB` を 支えている 超越論的i対象A(原風景)と 超越論的i自我B(原風景)とがある。
(a`+ ia , b`+ ib)
メロディが分かりやすいのだろう。なぜならハーモニーは全体と部分の総和、音の系列の順序が収まっている。今の中に過去と未来を含んでいる(現象的時間)。メロディは絶対的同時性。
現象を記述すると気には「自己と他者」は必須!
C x C
現象にまみえてるときの自己と他者は「現象的時間」であり、自他が今、経験している時間(共感)である。
メイちゃんはタケルくんと甲斐バンドのライブに行きました。音楽は絶対同時性、今の中に過去と未来を少しだけ含んだ幅です。メイちゃんもタケルくんも甲斐バンドの音楽を今、現象的時間の中で共に経験し共感しています。
現象的時間は(今の中に縦軸の虚軸は過去も未来も含む)も現象的空間(奥行き)も同じ。
複素二次元空間(四次元)の中から円環の部分をとる(観察 U1)と、複素二次元空間は光円錐(三次元空間)に射影される。つまりは、円環部分(観察 U1)をとると、光の外に出たので、光の奇跡が見えるのだという。
C(複素二次元空間)x C(複素二次元空間)→ L(光円錐(光の奇跡))
Lとは、ありのままっていうことなのだろうか。
アインシュタイン
月はわたしたちが観ていなくても存在する。
相対的同時性〜分析的に眺める観察、つまりは持続側に行ったり延長側に行ったりして聴いている。