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評価3
再読(前回2019年11月29日)。
2007年8月の世界陸上大阪大会の男子4×100㍍リレー(いわゆる4継)メンバー(1走:塚原直貴、2走:末續慎吾、3走:高平慎士、4走:朝原宣治)を追ったノンフィクション。
結果は5位だったが、日本記録を樹立したリレー決勝の場面を最後に持ってくれば感動のフィナーレとなったと思うが、その後に個々の選手のインタビューと生い立ちの紹介という構成になっているのが残念・・・あと、インタビューの時期がはっきり示されていないので、競技会との前後関係が曖昧で選手の心理状態の理解が難しい。
今や100㍍の日本新が9秒台なので、10秒台の頃の話は正直ピンと来ないものがある。数字が残るスポーツのノンフィクションは難しいですね。