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盛岡一高20-12福岡工【夏の高校野球1回戦】

2023年07月11日 | '23夏4強チームの球跡
<花巻球場> ※8回コールド
盛岡一高⑩00 200 44 = 20 H15 E2
福岡工業 221 002 41 = 12 H19 E2


盛岡一高バッテリー:松山(2回途中まで)川崎(2回途中~6回)安田(7回~8回)ー千葉

<盛岡一高メンバー> 15安打、14四死球、0盗塁、6三振、2失策
1.⑤①安田(1年上田)4-1・1打点
2.⑧佐藤(3年大宮)2-0・1打点、⑦小谷地(1年厨川)1-0
3.⑦金野(3年大宮)2-0・1打点、⑧本宮(2年一戸)2-0
4.⑥畠山瑞(3年城西)3-1・1打点
5.②千葉(3年松園)5-3・5打点(※初回3ランホームラン)
6.④坂本(1年下小路)3-1・1打点
7.⑨高橋(2年紫波一)5-3・1打点
8.③笹木(2年黒石野)5-3・3打点
9.①松山(3年河南)1-0、①⑤川崎(1年雫石)3-3・3打点

※数字は私が集計した速報値ですので正確な記録は新聞紙上等で確認してください。

<盛岡一高控え選手>※数字は背番号
④畠山龍(3年岩大附属)、⑤太田恵祥(3年城西)、⑨中村優斗(3年下小路)、⑩菅秀太郎(3年浄法寺)
⑪大高銀時(3年大船渡)、⑫田代翼(3年一戸)、⑭安齋龍紀(2年土淵)、⑯三浦大河(2年河南)




両チーム合わせて32得点、34安打(2本塁打)の打撃戦は、初回の集中打による10得点のアドバンテージが効いて盛岡一高が福岡工の猛追をかわして2回戦へ駒を進めた。コールド勝ちとはいえ、印象的には「辛勝」の二文字が浮かんだ試合だった。

初回10得点の盛岡一高の猛攻は、1年生で1番に抜擢された安田のセンター前ヒットで幕を開けた。2番佐藤が四球を選び、3番金野がバントで送って4番畠山瑞のタイムリーで先制。そして、4番千葉が鋭く振り抜いた打球はレフトスタンドへ突き刺さる見事な3ランホームランとなり開始早々から盛岡一高応援団のボルテージは上がる一方!その後、6番坂本8番笹木のヒットに3個の押し出し四球などを絡めてこの回一挙10得点と幸先の良いスタートを切った試合となったのだが・・・

しかし、福岡工の打線は「大量失点何するものぞ!」の気概に溢れ、1回裏、いきなり1番山下がホームランで逆襲の狼煙を上げると、4番5番の連打で2点を返して反撃開始。続く2回、3回にも6長短打を盛岡一高先発の松山に浴びせて5点差まで詰め寄る。その後、盛岡一高が4回、福岡工が6回にそれぞれ2点をあげて12-7の5点差のまま後半へ突入。

盛岡一高が8回9回に7安打で8点をあげると、福岡工も7安打で5点を返すなど、双方息をもつかせぬ打ち合いは続いたが、8点差となった8回裏、福岡工7番工藤の当たりが盛岡一高ショート畠山瑞を襲ったものの併殺打となり、ついに稀に見る打撃戦に終止符が打たれたのだった。

いや~福岡工業さんのバッティングが素晴らしかった!終始押されまくっていた印象しかなく、何点差開いていても正直勝った気がしなかった・・・初回の千葉の3ランがなかったら危なかった。それでも、勝利を手にすることができた要因は、わが校の投手陣が19安打も打たれたとはいえ、無四球であったこと、2個のエラーも致命的なものではなかったこと、相手投手から14個の四死球を選んだことがあげられるだろうと思います。そして、投打に活躍した1年生見事でした!

2回戦の相手も打線好調の久慈東です。
無四球とはいえ、今日のようなピッチング内容では心配なところですが、今大会は「取られた得点以上の得点を取り返す打ち勝つ野球」で突き進むしかないのかもしれません!フレッシュな切り込み隊長に続く、畠山瑞千葉の中軸は健在です、1点でも多く得点を重ねて勝ち進みましょう!

ガンバレ!盛岡一高!


初回3ランの頼れる主将・千葉


2番手で登板した1年生川崎


3番手で登板した1年生安田




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