最近すっかり春めいて遠足日和。
急遽思いついて、友達夫婦と紹興へ~
紹興といえば、その名の通り、紹興酒の故郷。
酒飲みにとっては、ある意味、夢の国♪♪♪
8時57分 虹橋駅出発。 一等席150元也
10時15分 紹興北駅到着。
夢の国、近くなったよ~~~
昔、まだ新幹線が無い頃は、魯迅故里に近いとこだったのですが、北駅はちと離れてるのが不便。 のちのち地下鉄は通るんだと思いますが、駅前は大工事中。
魯迅故里までは、バス+地下鉄でいくか、タクシーか。
4人いるし、日帰りなので、ここは迷わずタクシーで。
道すがらも、高速道路絶賛建設中! で、まだまだ発展しそうです。
タクシー代は43元。
到着はしましたが、人・人・人!
こんな大勢の人が、紹興酒屋に殺到したら、お昼食べるの大変だ~ということで、人混みのなか、なる早でレストランへ~
いや~
魯迅先生の銅像は変わりませんが、建物は驚くほどキレイになっとる!
店内も・・・
ホテルのレストランみたい。
実際、隣のホテルもキレイになってて、お店にそのまま来れるようになってました。 昔、木の長椅子に座って飲んでた時代が懐かしい。
席は、勝手に入って、自分で探す方式。
ホテルのロビーに増設されたような場所だったけど、逆に中みたいに五月蠅くなかったので良かったかも。 食器もお店の名前が入って揃ってました。
早速、ここに来たら、紹興酒と茴香豆で乾杯です。
茴香豆は、空豆を八角・茴香(フェンネル)・陳皮・塩で煮込んだもの。
魯迅の「孔乙巳」という短編小説に出てくるのですが、読んだことはありません。笑
紹興酒は、28元か38元。
お碗で飲むのは、昔と一緒。
上海で飲んでる、彫王と太彫と味は一緒なんだろうけど、やはり雰囲気が数倍美味しくさせてくれるんですよね~
奥にあるのは、これまたここの名物の臭豆腐。
揚げたてなので臭みは少なく食べられます。けど、私はやっぱり紹興酒には合わないと思う・・・
紹興酒 1杯250mlとなっていて、
4人で10碗。2.5リットル~
そのうち、うちの旦那が1リットルは飲んでると思う・・・
お会計 523元! 飲んだ、飲んだ!
もう紹興に来た目的の90%は果たせた感がある4人。
誰1人、人混みに戻って観光しようとは言わずに、川辺で女子はアイスタイム、男子はお昼寝タイム。
アイスも紹興酒ってなってたけど、アルコール分は無く、コーヒーのアイスみたいな感じでした。
お土産屋さんの紹興酒も、壺で売ってるのがカッコイイ。
コンビニのフリースペース、おじちゃんはビンの紹興酒を飲んでいた・・・カッコイイ。
お次は、地下鉄で、黄酒博物館へ
ICカードも色々な種類があるようです。
地下鉄は、出来たてでピカピカ~
上海より幅があって、乗りやすかったです。
駅から15分ほど歩いて、黄酒博物館到着。 無料でした。
紹興酒の有名メーカー 古越龍山がやっている中国黄酒博物館。
初めて来ましたが、紹興酒の歴史や製造方法が詳しく説明・展示されています。
手書きの壺も細かくて、丁寧です。
実際に描いてるところも見れるような事が書いてあったんだけど、見つからず残念。
実際に職人さんが手作りで昔ながらな感じで作ってる工房もあり、面白いんだけど大胆な移し方にちょっと不安にもなる・・・
お土産コーナーで、一升瓶の紹興酒を発見。
珍しいなぁ~と思ったら、ウラのラベルは日本語。永昌源さんでした。
日本への輸出用のようですね~
お土産のところで、飲み比べセットもあったのですが、もう閉館間際だったので、今回は断念。残念。 という事よりも、もっと残念なトラブル発生~~~~~
お昼にはかなり残っていた帰りの新幹線。
帰りに駅で買えば大丈夫だよね~なんて言ってたら、全然チケットが無い!
18時台、19時台、20時台 が全然無くて、買えそうなのは21時半以降・・・
とりあえず、駅まで行ってみるべ~と、急いで車の手配。
みんなが頑張って探してる間、私は橋から綺麗な水郷で癒やされる。すみません。
駅まで来て窓口に行くも、ネットと状況は変わらず、上海行きは「没有~」 無いと冷たい一言。いやぁ~久しぶり、中国らしい対応だ~~~懐かしさを感じる。笑 これは、紹興にお泊まりして翌朝帰るか?案も出たのですが、泊まるにしても杭州がいいし、杭州までいけば新幹線も増えるのでチケット買えるんじゃないかと、とりあえず上海に近づく作戦で、杭州東までのチケット購入。
しかし、席は無いので、立ち席。
いやぁ~ この歳で立ち席とは・・・
でもまぁ20分だし、杭州東からのチケット手配のため、みんなでスマホと格闘!
しかし、近い時間の新幹線は、やはりみんな売り切れで、22時台のチケットをとりあえず予約。 まぁ、上海には帰れるの確定したのでとりあえず安心。 私はレストラン探し♪ 美味しい杭州料理食べて帰ろうと思ってたのですが、車内にいる女性の乗務員さんに、ダメモトで「上海まで乗り越しできる??」 と聞いてみたら、できるっぽいお返事が!
しかし、言われた9号車に言っても、手続きしてくれる人が見つからず、でも諦められず9号車近くで立ちっぱのままレストラン検索。そこに男性の乗務員さんが通ったので、もう一度、呼びかけてみたら彼も「手続きできる。 ちょっとそこで待ってて」 との神の声~~~
しかし、紹興から杭州東は20分。 電車は杭州東に到着しちゃったよ~ でも乗務員さんは戻ってこない。このままだと無賃乗車になっちまう。 降りるのか降りないのか・・・ まぁ、待ってろって言ったからそれを信じて、降りずに言われた場所でまってたら・・・
戻って来た~~~~
ということで、めでたく追加料金を払って、同じ電車で上海まで戻って来れました。 ずっと立ちっぱだったけどな・・・日曜日だったので、旦那様方にとっては、早めに帰れて良かった・良かった。
はい、教訓。
帰りの新幹線の手配はお早めに。