退院は突然に・・・
日曜日の朝、最初に担当してくれたイケメン先生が休日明けの出勤で病状チェック。 様子を見て 「いつ退院したいですか??」と。
そりゃ~早ければ早いうちに退院したいと告げると、
「じゃあ、今日退院でいいですよ~」
へ???
確かに体調は全然普通になってたのですが、いきなり今日退院と告げられ、「え??」と答えるところを「へ??」になっちゃいましたよ。
今日のロッテ戦はローキが投げる日だったので、旦那も昼過ぎに来てパテレで観戦する事になってたのになぁ~ と、ちょっと残念な顔が先生にもわかったのか??
「夕方までのんびりしてていいですよ~」
とのことで、遠慮なく、のんびりさせていただきました♪
午前中で点滴も終わり、やっと針も抜けて、解放感100パーセント。
4泊5日の思えば短かった入院生活も追えて、青空の中、退院~
病院の1階は日曜日だというのに、点滴の人も会計も、混雑中。
これは第二波、やはり始まってますね・・・
久しぶりの食事は、小籠包。
お腹空いてて、写真が全然イケてない・・・
でも、美味しかったです。
やっぱり、炭水化物と肉を食べると元気になるね。 byルパン三世
今朝は血液検査と言われて、昨晩の10時から水も飲んではいけないとの事で、何度か咳き込んでも飲み物が飲めない夜を過ごし、明け方にやっとウトウトしてきたところで、血液検査。
眠かったので、やってるところを水にウツラウツラしてたのですが、ん??全然終わらない?? と思って見てみたら、試験管10本取ってるよ~~~ 血液検査って2~3本じゃないですか?? 10本も取られた事に、気分的貧血と睡眠不足で、眠り姫・・・
気がついたら、朝ご飯が置いてありました。
隔離ご飯を思い出すような朝ご飯。
ごめんね、スルーで。
でも、喉も痛くなく、お腹がすいてる私に救いの神が~~~
デリバリー!
流石中国!
病室までも、デリバリー持ってきてくれるんですね。
もちろん先生にも許可を取り、看護師さんに配達先を入れてもらい、万全の体制でのデリバリーです。
まず第一弾は、スープ屋さんで鶏スープ。
滋養といったら、鶏スープですよね~ (私調べ)
ちょうど旦那が昼過ぎにパソコン抱えてやってきたので、ロッテ戦を観戦しながらの鶏スープ。
一昨日の病状からは考えられない光景です。
食欲止まらず、2つめのデリバリーは、お世話になってるALDIのスイカ。
あ~んど、塩キャラメルアイス。
血液検査で、血糖値を指摘されてたけどね・・・
甘い物、欲してて、止まりませんでした。
そのままパソコン置いていってくれたので、夜はTverで溜まった金八先生~
どんどんと日常に戻って来た感じ。
楽譜を見る元気も出てきて、旦那に持ってきてもらったけど、金八先生には勝てず・・・
咳もほとんど出なくなったので、今日は久しぶりに、ぐっすり眠れそうです。
4日目の🐏は、回復をするのであった。
朝起きると、針千本状態が、300減の針700本位の痛みに。
熱も36度台をキープ。
しかし、気力はなかなかついていかず、昨日鬼コーチの旦那が
「楽譜、持って行こうか?」
というメッセージには、
「まだ、楽譜見る元気は無い。。。」
楽譜が見れないというのは、まだ病気です。。。
それでも、時間が経つ毎に、喉の痛みはぐんぐんと減っていく~
朝700本だったのが、昼には300本くらい、そして夕方には25本位! 魔法にかけられたようですが、この漢方が効いたのかしら??
うがい薬と聞いていたので、イソジンみたいな感じかと思っていたら、渋柿を食べちゃった時みたいな、渋さ! それを2~3分うがいって、ムリ~
ただ、ケガの功名で、この薬が不味すぎるので、これで先にうがいすると、いつもの漢方が美味しく感じるという事を発見!
そして、治った時に届くんじゃないかな~と思っていた、例の飲み物も届きました。。。
もう喉の痛みはほぼ無かったけど、折角なので飲んでみると、苦いソーダ・・・ 24本も届いちゃって、どうしよう。 興味ある方、先着23名で差し上げますよ~
熱が出て、下がって。
喉が痛くなって、治まって。
次は咳と痰。
なんだか症状が順番にやってきて、ゲームの世界で一面づつクリアしてるような感じです。
前日の夜に病院に来て、日が変わった真夜中に入院。
夜に点滴のライン入れてもらいましたが、前の病院と違って、看護師さんが優しくて、
「点滴が終わったら、自動的にブザーが鳴るから、安心して寝てね」
なんて言ってくれるから、ほんと涙出る。
安心はしてるのですが、喉が痛くて、ほとんど眠れない。。。人間って、こんなに唾液が出るんだという事も知りました。自然に出てくる唾液が飲み込めないし、咳をするのも痛くて、それでも我慢できなくて咳をす出来なくて出来なくて、1時間に1回ほど呼吸困難になるという辛い夜。
朝方、すこ~し眠れたところで、血液検査で起こされる。
ほぼ寝てる状態での採血だったのですが、なかなか終わらないな~と見てみたら、試験管10本くらい取ってるし~~~ すんごい量に、実は悪い病気なんじゃないかと心配になる。。。
朝ご飯は、定番のお粥。
薬を飲むために少しでも食べるよう言われていたので、うめき声をあげながら、4口だけ頑張って食べる。泣
西洋薬を飲むのが怖いので、出してもらった薬は全部漢方。
メインは、手前の柴銀顆粒というお薬で、コロナの初期症状の人に効く漢方。お湯に溶かして飲むのですが、コロナで味覚が変になってたのか、苦く感じる時もあれば、甘く感じる時もあったり、不思議な感覚で1日3回。
薬と点滴のおかげか、熱は時間が経つ毎に下がっていって、この日の夜には、37度前半まで下がってくれました。
しか~し、喉の痛さは、針千本状態から抜け出せず。
飲み込めない辛さと、針千本と一緒に頑張って飲み込んでも、最後までゴックンできないので、どうしても喉の奥の方に残る唾液が気持ち悪くて、しょうがない。 きっと老人になると、咀嚼する力が落ちて、きちんとゴックンできないから、誤飲性肺炎になるんだろうな~と、将来の事を思いやる・・・
こんな状況なのに、出てくる病院食は・・・
普通すぎる・・・
食べれるわけないやん。
おなかは空いてるのに食べれない、食いしん坊の地獄。。。
寝るの大好きなのに、喉の痛みと咳で眠れない地獄。。。
お部屋が快適なのと、窓からの景色が良い事だけに癒やされます。
この日、針千本状態は変わらぬものの、熱は計る毎に下がっていって、夕方には36度台に。
解熱剤飲んでないのに、すごいな漢方!
そして、1日3回のネブライザーもとても効いてるらしく、恐ろしく痰が出るように。
そんなでこの日も眠れなかったけど、遠い所に光の筋がうっすら見えてくるような夜でした。
陽性2日目。
夜中に熱を測った時、38.7度を記録。
今回のコロナ感染で、最高体温でした。
とはいえ、熱で苦しいという事はなく、ただ体温が高いだけなので、氷嚢とアイスノンで冷やし続けるだけなのですが、辛かったのは、喉!
心配してメッセージくれる友にも、
「ウソついてないのに、針千本飲まされてる感じ」
と返事するくらい、今までに体験したことないような激しい痛みで、飲食できなくなりました。
メイメイちゃんに相談すると、
「北京で喉が痛い人の中で、この飲み物が流行っているよ~」と。
中国でもコロナになると喉が痛くなる人が多く、こちらでは
「刀片嗓」と言われていて、カミソリを飲んでる位の痛さ という意味。
来るまでに治ってればいいな~なんて、その頃は笑ってたんですけどね・・・
事件が起きたのは、19時過ぎだったかなぁ?
台所で、お茶を作ってた時に、急に手が収縮し始めて、グーの状態から開かない!! 開かないどころか、ギューギューと締め付けられて、手が痛くて、腕全体も痛くなるという事態。 そのうちに、内臓も収縮する感じがして、もうどうにもならないと思い、旦那に救急車を要請。
台所で倒れ込んでたんだけど、ふと、お湯に手をつけたい! と、考えが降ってきて、ボウルにお湯を入れてもらい、入れてみると、少しづつラクになっていく~~~~
実際、救急隊の人が到着した頃には、かなり落ち着いていたのですが、キャンセルしてもお金がかかる(中国の救急車は有料)というし、生まれて初めての症状だったので、病院に連れて行ってもらうことに。
救急車と言っても、サイレンも鳴らしてくれないので、救急車という車で病院に連れて行ってもらった感じ。 運ばれたのは、東方医院。 地元のかなり大きな病院です。到着するとすぐに、旦那は交通費請求されてました・・・110元也。
まずは血液検査。
それも救急の部屋はいっぱいで、乗せられたストレッチャーは廊下に運ばれたんだけど、そのまま廊下にて。 看護師さんは、日本と比べたら仕事雑だし、強引だし、結構痛い。 もう野戦病院なんだと思って、諦めモード。
野戦病院なので、点滴する人も普通なら、点滴台??ぶら下げるやつがあると思うんだけど、自分で持ってトイレへ・・・ 怖すぎる~
血液検査の結果を待って、診察を受け、心電図とCT検査。
ストレッチャーのままだと心電図の部屋に入れないので、廊下でやる!とか看護師に言われ、流石にこの歳でも、廊下での心電図はプライド許さず、歩いて心電図の部屋まで行きましたよ。
どちらも異常は無いとの事で、抗生物質の点滴をして帰宅していいとの診断で、点滴室へ。
日本の病院って、点滴してもらうの、なかなか大変なのですが、中国の病院は点滴部屋みたいなのがあって、病院の待合室状態で、並んで点滴してもらってます。
1本目の抗生物質が終わり、2本目は生食。
その途中で、点滴が早かったせいか、手が痛くなり、落とす速度をゆっくりにしてもらい、3本目にまた抗生物質。それが終わりかけた時に、また手がギューっと収縮する発作が!!! 今回は、冷や汗もいっぱいで、病院にいるのに、なかなか助けてもらえず、辛い時間・・・ お湯を持ってきて~と言っても対応してくれず、苦しみだして10分以上経って来た先生も、「リラックスして~ 呼吸して~」って、意味ない事しか言わず。
もうこの病院はダメだ・・・と、浦南医院の国際部に連絡してもらいたかったのですが、医療通訳で来たお兄ちゃんが、また使えない人でなかなか連絡してくれない 旦那が、以前、夜中でも診てもらった事がある!! と主張して、やっと電話してくれて、行ける事に。
浦南医院に行ってわかりましたけど、そこの国際部は当直の先生が絶対1人はいるし、日本人の先生か、中国人の先生でも日本語話せるので、安心して行ける病院でしたよ。 医療通訳の会社も、日中いつも常駐してる人が1人いるのに、何で知らないのか。今考えると、不思議でならない。
当直でいらっしゃった、日本語ペラペラの中国人のイケメン先生。 きちんと説明してくれて、やっと安心。 1回目の発作は、多分熱による神経伝達の異常という事。2回目は点滴の抗生物質2本が、普通は1日2回、時間を空けてやる点滴なのに、すぐにやったせいで起きた物では無いか?との事。
コロナ陽性だし、血液検査で細菌感染の数値も高く、喉痛くて飲食もできないし、またいつ発作が起こるかわからない私が帰宅しても旦那不安だし、そのまま入院という運びに。
自分がコロナで入院する事になるとは・・・
中国生活最大のネタだよ! と、元気になってからは思えるけど、その時はそんな余裕は無く、ベッドに倒れ込むように寝るだけなのでした。