ななきたのご隠居~野崎 幸治

千葉市美浜区で行政書士をしています。
地元では「ななきた(磯辺7丁目北自治会)のご隠居」と言われています。

川越まつり

2014年10月21日 | 旅行

 小江戸。川越。

全国に小江戸・小京都と称している町は多いようですがお祭りなんかを見るとその実力が分かります。

そして蔵の街、そのたたずまいの重量感には圧倒されます。

この街並みが出来たのはそんなに古くはなく明治時代だそうです。

明治26年の川越大火の後、耐火建築である蔵が採用されたそうです。

残したい日本の音風景100選

そして時の鐘

川越の蔵造りの町並みを代表する観光名所。今は機械式で時を知らせています。ちょうど12時の時報を下で聞きました。390年続く音色です。

何となく懐かしい調べです。

埼玉りそな銀行

上が切れてしまいました。へたくそ。

さてお祭りです。

蔵造りの町並の付近が一番混んでいました。

何処のお祭りでもまずは全員勢ぞろい(町内会)の写真を一枚パチリというところから始まるみたいです。

山車は町内会の所有のようです。

町に江戸系川越型山車が20台近くが次々と繰り出します。

現在この山車を造るとしたら1億円以上とか。川越の実力がわかります。

道路にロープを張ってその外側から眺めているのではなく観光客も一緒になって歩いて行きます。

群衆の合間を間隔をあけて山車が繰り出していくのには感動です。

秋祭りは素晴らしくみんなの気持ちを幸福にさせてくれます。

お囃子も感動です。

笛一人、大太鼓一人、小太鼓二人、鉦一人の囃し手五人で構成され天狐や獅子などの舞い手となどと山車に乗り、華々しい演奏を秋空に向かって奏でます。

最大の見せ場は「曳っかわせ」

祭りの最中に山車と山車が出会うと、お互いに囃子台を向い合せて競い合います。

ユーモラスでほのぼのとします。

ここではカメラファンが殺到します。ポスターのようないい写真はなかなか撮れません。

私たちも祭を盛り上げていますよ。

 

さて祭の喧騒を離れて街をぶらぶらしました。

川越城本丸御殿

1457年築城、現在は玄関、大広間、家老詰所と綺麗な庭が残っています。

喜多院

「川越大師」ともいう。三代将軍家光が江戸城から家光公誕生の間や春日局の化粧の間など移築。

徳川家とゆかりも深く重用文化財になっています。

喜多院の境内にある五百羅漢

538体あるそうですよ。

境内には厄除けだんごの茶店があったりしてのどかで秋の風景にピッタリです。

 

真っ青な秋空の中、祭りを楽しみました。日差しが強いので、でかい顔も日に焼けました。

曳っかわせをはじめとして夜になるとますます祭りは盛り上がるそうです。

しかしご隠居一行は疲れてのども乾いたので池袋に戻って一杯やりたくなり早々に引き上げました。

これだから昔からご隠居は旅行作家になるのが夢だったのですがもう一歩突込みが足りないので夢がかないません。そのことはじゅうじゅう分かっています。


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 鋸山散策 | トップ | 懐かしの東京、府中の町並み »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

旅行」カテゴリの最新記事