10月に読んだ本です。
イマジン 清水義範
異形の者~甲賀忍・佐助異聞~ 柳蒼二郎
安楽病棟 帚木蓬生
受命~Calling~ 帚木蓬生
かげろう絵図 松本清張
気持ちがズドーンとなるような本ばかりの10月でした。
そんな中で、“イマジン”は、純粋に楽しく、懐かしい気持ちになれる1冊でした。
80年代の流行りモノがいっぱい出てきます。
清水義範氏、名古屋にゆかりのある方ならご存知でしょうか?
豊臣家が名古屋幕府を開いて、名古屋が日本の中心となり、
標準語が名古屋弁になるという痛快の小説
“金鯱の夢” 以来のファンです。
作品のどこかに必ず名古屋のスパイスが効いてます。
“受命”は、神保町の三省堂で山積みになっていたので、思わず買いました。
舞台は北朝鮮。
あくまで“フィクション”と記載されていますが、北朝鮮の現状を克明に描き、
しかもあの最高指揮者を暗殺してしまうストーリーですから、
帚木蓬生氏、すごい小説をお書きになったと思います。
最近は、通勤電車の中くらいしか本を読む時間がなく、
どうしても細切れになってしまうので、なかなかどっぷりと
その物語の中に浸かることができなくなってきました。
ストックがなくなってきたので、今週末辺り、本をどかっと
仕入れに行こうと思っています。
何かオススメのものがありましたら、教えてくださいね
ただ、私は、恋愛がテーマになっているものだけはアウトなんです