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歌う介護士

看取りをしたご入居者から「あなたの声は癒される」と。お一人一人を思い浮かべながら、ずっと歌い続けています。

童謡世代

2008-03-15 00:54:58 | Weblog
勤務する施設(私は介護職)は、縦型のユニットです。
私が担当しているのは、要支援・要介護1程度のユニット(A)と、
要介護2~3の認知症混在ユニット(B)です。

Bユニットでは、童謡カラオケ(?)を流していると、
常に4~5人が集まり、お茶をしながら耳を傾けたり口ずさんだりします。
黙っていても「アクテイビテイ」が出来てしまいます。

歌でも世代がわかってしまうんですが、
私は童謡を殆ど知っています。
なぜなのか?それは私もわかりません。
入居者の方々が楽しく歌う歌は歌えます。

学生時代、老人ホームなどの慰問に行っていた年下の友達なんかも、
なんと、私の知らない「梅と兵隊」なんかを「これ知ってる?」
「何であなたが知ってるの!?」

そう、歌は歌っているうち、聞いているうちに覚えるモノです。
知ってるのは頭が柔らかいうちに、たくさん歌っていたから!でしょうね。
20代、30代のスタッフは童謡を知りません。
職業柄、覚える必要があるのですけど、
そこまで努力するようなスタッフは、いませんね。

童謡カラオケ、つまり、歌なしでオーケストラやピアノハーモニカなどで奏でられたCDを見つけてくるのです。
こういうのは全て自前ですが、ご入居者が楽しんでいる顔を見ると、
いっぱいお釣りを頂いた気分になります。

今日も45分間、しっかり歌い「楽しい時間をありがとう!」と。
歌詞カードもCDにあわせて作るつもりです。
日本歌曲、ナンテかしこまらなくても、
歌えばタノシ!