歌う介護士

看取りをしたご入居者から「あなたの声は癒される」と。お一人一人を思い浮かべながら、ずっと歌い続けています。

100歳でも歌は歌える

2011-02-28 22:19:54 | Weblog
ちょ~高齢でも、重度の認知症でも、本人にとって懐かしい歌は歌えます。

2番、3番は無理でも、
いいえ、歌詞は思い出せなくても、口ずさむことは出来るんです!

耳元で歌うと、記憶の彼方から甦ってきます。
歌詞の先読みでは歌えなくても、
歌詞を追えなくなっても・・・。

音楽は生命が持っているリズムなんだなあ!
私たちそのものが音楽なのかもしれません。

我が100歳は、今は歌えませんが、
昨年の春は「さくらさくら」を歌えました。

勤務先の102歳は、「月の砂漠」が大すきだったらしく、
お気に入りのスタッフが耳元で歌うと、大きな声で歌えました。
ICレコーダーに録音できたので家族が来訪したら聞かせてあげようと思っています。

若い頃、きっと大好きだったのでしょう。
気分がよいと一人遊びをしながら「リンゴの歌」を鼻歌で歌う人。
この人、リズム感が抜群で拍子をしっかり取れるんですよ!


もし私が生きていたら、
どんな歌を歌うでしょうか?



もうすぐは~るですね!

2011-02-25 22:53:16 | Weblog
三寒四温、春の訪れらしい突風と共に、
花粉もタ~クサン舞いはじめたみたいです。

眼が痒かった!

とっくに予防薬は継続してるんですが、目薬も必要になってきますね。

暖かかったので、ご入居者を日向ぼっこに付き合って、と言われましたが、
これからは窓も開けてほしくないし、
外でのレクリエーションなんて、ゴメンしてです。




音楽の方は、平日のお休みの日中の1時間ほどと、
月2回のアンサンブル練習の日だけしか声を出せません。
もっと声を出せる機会が無いと、焦りますね。

なんといってもそれほど長く先がない・・・。(。。)

長年の友人が来月、初のリサイタルをします。
鶴見に出来た小ホールのオープン初日が取れたそうです!
いろいろ事情もあるようですが、神様が「おやりなさい!」と後押しをしているのだと思いました。
ステージマネージャーを頼まれ、母のこともあるので考えましたが、
応援することにしました。

なんとなるものさ!
いえ、なんとかします。


わたし?
まだホール予約を取れていません。
9月か、11月くらいに組めるといいな。

音楽作りを楽しめて、お誘いがあれば嬉しいなあ・・・。


どこかで春が

2011-02-22 10:52:02 | Weblog


ささやかなベランダにも春の訪れ。
朝から陽射しが温かです。

クリスマスローズ、二年めで花が咲きました!まだ、二輪。
金のなる木も、ようやく咲きました。つぼみは、暮れから付くんですが、冬ごししないと咲かないようですね。



〓megu

限りある命だから

2011-02-21 22:31:32 | Weblog
友達の何人かが治りがたい病と闘っているようだ。

人は生まれたときに生きる定めが決まっていると言うが、
定めを変えられる可能性も秘めているのではないかと思いたい。

命は、限りあるから美しいし、懸命に生きようとするのではないだろうか。

手塚治虫さんの「火の鳥」の中に、永遠の命を得てしまった男の話があったと記憶している。
誰も、何も存在しなくなっても、彼は生きていかねばならない。
怖ろしいような「永遠」。


人の人生の最後を看取らせていただくことが多いが、
お一人お一人の人生の一部に関わらせていただけて、
自分なりに学ばせていただけることが多い。

いつ突然に何が起きるか判らないが、
できうれば、後悔しない最後を迎えたい。
精一杯、よく生きてきたなあ!と、思いたい。


高校生の頃、
ベッドに横たわる自分を天井近くから見下ろしている自分がいる、
そういう詩を書いて文芸誌に載せた。
「変わった感性だね。」と、先生から言われたのを覚えている。


友達の1人が来月「初リサイタル」を企画している。
最愛の家族のために、そして自分のために。


思い立った時が「その時」。
「時」を逃せば、二度と「時」が来ないかもしれないのだから。


羽ばたけるように・・・


在宅サービス責任者の悩み

2011-02-18 22:27:09 | Weblog
田無で行ってる介護の勉強会です。
「薬について学ぶ」がテーマでした。の、はずでした。

顔ぶれが決まってきて少ないのですが、話しやすくなったようです。
サークル活動みたいです。

愚痴や本音も出て、ストレス発散にも役立つ?(笑)

在宅サービス責任者の人。
そうとう忙しいようで、週末を担当するヘルパーがいなくて、カバーするのが大変らしい。

介護に週末はないですが、ヘルパーさんにも家庭があるものね。
こんな状態で、24時間対応の事業所が増やせるのかどうか国は分かってないですよ!

いまは、すぐに退院させるでしょう?すべて在宅に回って来るんです。知識や経験のあるヘルパーは限られていて、誰でもいいってわけにいかないですよ。

資格取り立てで入社すると私が教育しなくちゃいけないんですが、中には、なんでそんなに言われなきゃならないって反発されます。ヘルパー講習でサービス担当責任者や事業所のことを教えてないですから。
派遣した家のお年寄りとお友達になっちゃうヘルパーもいるんです!

まだまだ話し足りないようでした。

〓megu