現役を離れて自然を相手にしていると分かってくることがある。
この辺にいる動物たちは毎日必死に食べ物を探している。
食べることが生きることなのだ。
しかし植物たちはもう少しゆったりした生き方をしているように見える。
だから「植物的生き方」に親近感を覚える。
ユーフォルビア
地下茎でどんどん増える、この生き方はたくましい。
ワスレナグサ(勿忘草)
一見繊細そうに見えるのだが、こぼれだねでどんどん増える。
今の日本は何となく閉塞感があるように見える。
あまりにも「自力」を言いすぎるからではないか?
「頑張れ」とか「夢を追いかけろ」とか、若い人たちも大変だ。
「適当にやる」とか「たまに息抜きをしろ」と言う言葉がもっとあって良い。
デージー(ヒナギク)
多年草で寒さに強い、こぼれだねでどんどん増える。
今の時期が一番好きだ。草木の喜びが伝わってくる気がするからだろうか。