日本の「対米関係重視」という政策は誤りではない。
問題はアメリカが「日本を守らない」と言い出して同盟関係が漂流するリスクがあるということだ。
実際にトランプ大統領は、「日米安保条約は不公平だ」と言い出している。
トランプが言うのだからしょうがないで済ませずに、きちっと反論しておくべきだ。
ロシアがウクライナに侵略して戦争が継続中だが、トランプ大統領のやり方は目に余る。
明らかにウクライナよりもロシア寄りで、しかもさもしいことにウクライナの資源を取引材料にする。
膨大な貿易赤字と財政赤字を抱えているので、
今やなりふり構わず「関税戦争」も仕掛ける。
安易な「対米依存体制」をもう続けられないと悟るべきだ。
今まで日本の軍事力増強には否定的な立場だったが、トランプ大統領の言動を見ていると不安だ。
自主防衛能力の構築と同盟関係の多角化は喫緊の課題。
中国、北朝鮮、ロシアとの意思疎通と外交パイプは堅持すべき。
特に3月22日に行われる日・中・韓の外相会談は重要。
天祐は常に道を正して待つべし 花王の創業者 長瀬富郎