行雲流水の如くに

立憲民主党を問うーーー野党の重責を果たせ

今のような自民党の体たらくはあまり見たくない図式だ。

自民党の中枢部は旧統一教会に蚕食されて、保守思想という立党の信念はどこへ行ったのか?

文鮮明の思想は明らかに日本の文化を貶めるような悔日思想にあふれている。

このようなとんでもない思想にたいして、選挙の票の為だけに手を結んだとしたら何とも情けない。

 

このような政権与党が堕落した時に備えて、いつでも政権交代可能な野党勢力が必要だが、現状はいかにも弱い。

立憲民主党の新体制は「提案から対決」へと大きく舵を切った。

少数野党がアリバイ証明的に提案したところで、巨大与党にいいように扱われるだけ。

自民党が乗ってこれない大きな旗を立てるべきだ。

何をやりたいのか」、それを具体的に明示すべきだ。

「穏健で格差の無い社会を取り戻したい」、これが大多数の国民の願いではなかろうか。

 

自民党へは入れたくないが立民も嫌だという中間層が維新に流れた。

この層はどちらかというと自立している。

「自分たちは必死に働いて生きている。どうして一部の者が特別の配慮を受けるのか」といういら立ちがある。

立憲民主党はこのような穏健な保守層を取り切れていない。

あまりにも弱者や被抑圧的少数者救済を言い募りすぎる。

リベラルというのはそのほうに目が行きやすいが、いまやリベラルだ保守だと言っている時代ではない。

もう少し大きな目を開かなければ政権を担うところまでいかない。

 

もう一つ大事なのは、地方議員の数を増やすことだろう。

自民党の三分の一程度では、空中戦でいい勝負をしても地上戦で負ける。

最後は歩兵が勝負を決めるのだ。

「歩の無い将棋は負け将棋」


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コメント一覧

megii123
kennちゃん、こんにちは。
今回の旧統一教会絡みではっきりしたのは、保守「日本の良き国柄を守る」を自認していた自民党の中枢部がかなりのレベルで汚染されていたことです。
もはやこの国には「保守」を堂々と打ち出せる政党はないということです。

逆に言うとガラガラポン(麻雀用語で申し訳ないですが)をしてご指摘の「自由・民主主義二大政党論」の展開を図るべき時かもしれません。

若手・女性中心でスタートした泉体制では、ずるがしこい狸たちが生息する永田町では通用しなかった。
やはり短い期間であったが政権を担った体験がある人たちが前面に出るのは必然の成り行き。
昔から言われます、「老・壮・青」の態勢が組織運営には最強と!

われわれ年代が出ていくとどういうことになるのでしょうか?
「後期高齢者顧問団」の登場ですか。(爆笑)
knsw0805
「行雲」さん、おはようございます。
毎日、感動的なコメントですが、今日も素晴らしい文章です。
行雲さんの文章で一番強調したいのは「いまやリベラルだ保守だと言っている時代ではない」だと思います。立憲民主党の旗を鮮明にしてアメリカ型民主党論を展開しなくてはなりません。保守・リベラルでなく「自由・民主主義二大政党論」の展開です。
このような腐敗した自民党の体たらくの時代に、政権を担えるのは立憲民主党だと大きく言えるような党にしなくてはなりません。「歩の無い将棋は負け将棋」には微笑しましたが、旧民主党幹部は最後のご奉公と思い、3年間は地方に出かけ遊説はもちろんのこと地方議員の増加と地盤づくりへの協力を惜しんではなりません。この3年間で立憲民主党の趨勢は決まります。行雲さんと私で立憲民主党の3役に入り党改革を推進したいものですね(爆)
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