安倍元首相の国葬が終わっても岸田政権への逆風は一向に収まらない。
統一教会との関係を差配をする自民党の本丸に誰が居座っていたのか？
この部分を解明せずに口を拭っても国民は納得しない。
そう、本丸にいたのは安倍元首相と細田衆院議長だ。
すでに数人の自民党議員が証言している。
野党はその辺から攻め込むべきだろう。
岸田内閣は「危機管理」、具体的には大臣に登用する議員の「身体検査」が甘い。
山際経済再生担当大臣
頭がいいのか悪いのか、「記憶はあるが記録がない」と言う。
私のような歳になると「記憶はないが記録はある」
記憶とはいかにあてにならないか、そして記録をつけるということが物事の基本。
こんな状態では日本経済の再生はむづかしい。
まず自分の再生から始めるべきだ。即辞任すべし。
高市早苗経済安全保障担当大臣
自民党の政調会長から今のポストに変わったが、ご本人は不満のようだ。
そのせいか時々反岸田的発言がこぼれだす。
「国葬反対の8割は大陸ネタ」と発言したとかしないとか。
本人は明確に否定していないようだ。
寺田総務大臣
「妻代表の政治団体で脱税していた」とまたもや文春砲がさく裂。
東大、大蔵省と絵にかいたようなエリートで、尚且つ義理の祖父が池田勇人元首相というから閨閥もすごい。
当然宏池会で岸田首相の右腕だとか。
岸田首相の宏池会は、昔から「お公家集団」といわれて武闘派や隠密集団を囲い込んでいない。
だから殿が乱心すると抑え役がいない。
岸田首相は「俺が決める」などと変な色気を出さずに、「よきに計らえ」と言っていれば良かったのだ。
このような「火だるま状態」をじっと耐えるだけの胆力があるかどうかが試される。
