ロシアのプーチン大統領によるウクライナ侵攻は明らかに「侵略戦争」である。
一般市民や文民施設に大規模な攻撃を行っているが、どうしてここまで非道になれるのか?
「戦争犯罪人」として処罰すべきなのだ。
気鋭の歴史家ティモシー・スナイダ―がウクライナの歴史を書いた「ブラックアース」(2016年)
「ブラックアース」はウクライナの黒く肥沃な土壌を意味している。
その本の中で示唆的な発言をしている。
ホロコーストのような次の大虐殺はどこで起きるのか?
食糧供給に危機感を抱く中国、主権国家を平然とないがしろにするロシア、そして米国が持つ危うさを指摘している。
「米国は先進国で唯一、人口の相当部分が地球温暖化を信じない国です。中国に”生存権”問題があり、ロシアは”破壊的国家”だとすると、米国のお家芸は”科学の否定”です」
幸いなことに米国はトランプからバイデンに変わったのでファシズムから大分遠ざかった気がする。
しかしトランプ勢力はまだまだ力を持っているので油断はできない。
ファシズムは独裁的な権力を行使し、反抗の弾圧を専らにする。
表面的に表れるスタイルとして特徴的な点は、
①集会やシンボルなど美学を重視
②暴力の肯定的な視点と運用
③男性原理の極端な強調
上記の3点はトランプやプーチンに明らかに見られた。
小物ではあるが日本の安倍晋三にもみられ、岸田文雄はその安倍的なモノから脱皮できていない。
重々注意が必要だ。