行雲流水の如くに

空気を作ったものは日本を制するーー百田新党はこの閉塞感を破れるか?

最近、ネットで盛り上がっているのが百田尚樹氏による日本保守党という新党の立ち上げだ。

1か月もしないうちに26万人のフオローワーが出来たという。

岸田政権によるLGBT法案成立が我慢ならない、ということが契機のようだ。

そして必ず呪文のように唱えられているのが「安倍さんだったら」である。

 

要するにアベ信者による保守派の閉塞感が、百田新党になだれ込んだということだろう。

岸田首相は保守と言われる安倍派を何とか取り込もうと林外相を切り、高市早苗や木原防衛大臣などの右寄りを取り込んだのだが、もはやアベ信者は「聞く耳を持たない」ということか。

おそらく自民党の支持者が百田新党に流れ込むだろうが、政界再編論者の私からしたら「なかなか面白い展開」だ。

自民党にとって代わるなど無理だろうが、蜂の一刺しくらいにはなる。

百田教という新興宗教の誕生だ。

あるいは「ノイジーマイノリティ」の誕生と言っても良い。

声高な少数者を指す言葉だが、彼らの意見にはあまり振り回されず冷静に見ておくことが必要だ。

 

私がここで声を大にして言いたいのは、

「サイレントマジョリティ」(声を上げない多数の者)の声を、野党はもっと組み上げないと存在価値はない

声の大きい者や既得権益層にすり寄っても上手く利用されるだけだ。


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