昨日は党首討論があった。
国民が本当に知りたいことに応えない菅首相の態度は実に不誠実。
一方の立憲民主党の枝野代表は感情を抑えた理詰めの質問に終始。
おそらく会期末に内閣不信任案を提出するのだろう。
東京都議選は衆院総選挙の前哨戦と位置づけられている。
それだけに目が離せない。
東京新聞が5月の末に実施した都民意識調査が実に興味深い。
固定電話だけによる回答なのでやや高齢者層の意見が色濃く出た。
10代から30代の回答は5%程度。
私が注目したのは次の質問。
「もし今、都議選で投票するとしたら、どの政党・政治団体の候補者に投票しようと思いますか」
都民ファーストの会 9.6 日本維新の会 3.4
自民党 19.3 国民民主党 0.5
公明党 3.4 れいわ新鮮組 2.0
共産党 12.9 その他政党 3.3
立憲民主党 14.0 わからない 30.0
生活者ネット 1.6
「都民ファースト」、「自民・公明」、「立憲・共産・ネット」による三つ巴の戦いが予想される。
注目は「自民・公明」で過半数を取れるかどうかだ。
本来であれば小池都知事が「都民ファースト」を応援すべきだが、今の状況では過半数はとれまい。
よって「自民・公明」にも保険を掛けるという何時になくなくぬるい姿勢だ。
このところの小池都知事の発言は歯切れが悪い。
五輪に対しても同様。
最近では小池都知事の「菅首相化」がささやかれている。
もはや小池マジックの神通力は薄れたか?