行雲流水の如くに

「桜」が散ったから次は「さつき」らしいーーー辞任ドミノの波及はあるか?

時間の問題と思われていた桜田五輪担当大臣はあっけなく散ってしまった。
柏市が地元だからそんなに田舎ではないが、永田町で花を咲かせるのはやはり荷が重かった。
地元で山桜のように咲いていたほうが似合う政治家だ。
能力を無視して当選回数で押し込んだ二階幹事長と、大臣に任命した安倍首相の任命責任が問われるだろう。

いつもは音なしだった与党からも苦言が相次いだ。
岸田政調会長「政権・与党に気の緩みがあるとの指摘がある」
石原元幹事長「いつ国民が愛想をつかすか。危機感が足りない」
これは二階派や麻生派に対する牽制球であろう。

与党は塚田国交副大臣の辞任に次いで桜田五輪担当大臣の首まで取れたので勢いづいた。
次のターゲットは、
財務省文書改ざんなどで責任を問われた麻生太郎財務大臣であり、
政治とカネの問題が取り沙汰される片山さつき地方創生担当相だ。
「桜が散った後は(さつき)だ」と立憲民主党の幹部が予告したという。

「下関北九州道路」の問題はまだ燻っている。
自民党麻生派の大家参院議員が講演で、
「安倍総理と麻生副総理の地元なので2人がやるとぐちゃぐちゃ言われる」と述べ、両氏の意向を忖度して整備促進を働き掛けていたと受け取れる発言をしていた。
大家参院議員はまた、自身のフェイスブックに「首相から(早期建設に向けた活動にしっかり取り組むように)とお言葉をいただいた」とも書き込んでいた。

さつきは花が終わったらすぐに剪定を行い、夏に十分水を与えると翌年も良い花を咲かす。
国会で咲いているさつきを果たして剪定まで持っていけるか?野党の力量が問われるだろう。

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