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行雲流水の如くに

「自然体」が一番強いーーコロナ対策は基本に帰れ

明治27年講道館下富坂道場落成式に臨んだ勝海舟から嘉納治五郎に送られた扁額がある。

   無心にして自然の妙に入り

   無為にして変化の神を窮む

 

「自然体」とは、座禅や正座におけると同様に、身体を正しく保ち、呼吸を調え、心をしずめることである。

その心の持ちようは、無心にして無為である。

ところが新型コロナウイールスによる感染者急増で政府はもとより国民も、完全に浮足立っている。

統一した体制が取れず、あるものは無鉄砲に跳ね回り、またあるものは自護体になって身体を固くする。

 

一国のリーダーが心しなければならないことは、「国民の安全は必ず守るという信念である」

しかるに西村担当相の発言は、明らかに「無能レベル」に達している。

「感染がどうなるかっていうのは、本当に神のみぞ知るーーー」

 

政府分科会の尾見茂会長の発言、

「ふんどしを締め直す時期に来ている」

事実を合理的・客観的に把握すべき科学者がこのような言葉を使って良いのだろうか?

結局国民に「精神主義」を押し付けていることになる。

だいたい今どき「ふんどし」をつけているのは大相撲の力士くらいだ。

 

経済活動は、自然体で整斉と行えばよい。

「GOTOキャンペーン」などと、政府が1兆3千億円ものカネをつけて、「もっと動き回れ」などと推奨する話ではない。

(感染状況に応じて各都道府県がキャンペーンを張ることまで否定はしない)

政府は地方にカネをつけて、経済と感染対策が両立するような施策を実行させればよい。

 

政府が真っ先に行うべきは、前線で戦っている医療現場に十分な医療資源を投入することだ。

勿論カネでありヒトでありモノだ。

聴くところによると医療現場に未だに十分な医療用手袋やマスクが行き渡っていないという。

市場に出回っていても通常の5~6倍するという。

一体何をしているのだろう!

明らかに今の日本政府には「無能がはびこっている」


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