日本が抱えている当面の問題は、コロナ・ウイールスをどう克服するか、であろう。
でもこれは我々が地道に努力すれば抑えることが出来る。パニックにならないことだ。
もう少し長期的な目で見た時に浮かび上がるのは「人口減少問題」であろうか。
アメリカのカリフォルニア大学地理学教授ジャレド・ダイアモンド氏は次のように述べる。
日本は外国の資源に依存しています。歴史を振り返ると、日本は海外から資源を獲得するために苦心し、その結果、大きな傷を周辺国に残してしまいました。もし日本の人口が減少すれば、それだけ必要とする資源が減るのです。これは日本にとって悪いことではありません。
禍福はあざなえる縄の如し、ということわざがある。
禍や福はより合わせた縄のようなもので、過があれば福があり、福があれば過がある。
人口減少という過も見方によっては福になるのであろう。
「経済優先」という思考にとらわれるから「人命優先」がおろそかになる。
「経済効率」の前に「倫理観」が麻痺してしまう。
8年近く首相を務めても「倫理観」を欠くと「暗愚な宰相」として歴史に名を遺す。
コロナ対策のために「政府にもっと強権を与えよ」という説が起こるが、これはやめたほうが良い。
政府が余計なこと「GOTOキャンペーン」などをするからおかしくなる。
「日本学術会議への人事介入」もしかり。
この数日、かなりの吹雪で家に引きこもり状態。
雪かきは体力維持にちょうど良い。本を読みビデオを見て過ごす。
「7人の秘書」は面白かった。
ナナカマドとツグミ