行いて得ざる者は、反(かえ)りて諸(これ)を己に求めよ 孟子
何かしようと思ってうまく行かないという時は、その原因を外に探さないで、自らの能力などの自分の内側を見よ。
福田恒存は、これは「勝者の論理」だと言う。
このように考える人は少なくて概してうまく行かない原因を他に求める。
これが「弱者の論理」。
でも、弱者でいる方が気は楽である。
何か問題が起きても人のせいにできるから。
最近は強者であるべき政治家も弱者になろうとしている。
「秘書が秘書が」は聞き飽きましたね。
ようやく北海道にも新緑の季節が訪れた。
チューリップも咲き始める。
「強者の論理」を自分勝手に解釈して「結果さえよくなりゃいいんだ」という人もかなりいる。
こんな強者の論理は御免こうむりたい。
少し視点は違うが、老子の「足るを知る、これを富という」という生き方の方が好ましい。
オキナグサ(翁草)
花が終わった後、白毛が密生し翁の白髪状になる。
ユーフォルビア