独り言

環境・疾病・経済等に関する「独り言」。 再登板のご希望があり「独断・偏見」ですが、お暇でしたら御覧になってくださいませ。

種子販売

2008年03月21日 | Weblog
アグリビジネスでえばってるのは、モンサント社に代表される種子ビジネスなどですかね。 遺伝子組み換えなどでね、都合の良い品種を作ってます。 もともと、原種はどうであれ、改良に次ぐ改良でできたのが、今の栽培品種です。 最近は加速化され、農業技術の進歩と合わさって、高収量を上げ、ヒトが生き残ってられる基礎になってますね。

日本企業だと「サカタのタネ」なんかでしょうか? 八重咲きのペチュニアからはじまった会社だそうですけど、パンジーや他の園芸品種から、メロンやトウモロコシ、その他の種で品種の開発を行いスィートコーンなどのヒット作もあったみたいです。

こうした品種改良は、学校の生物の授業の延長みたいなところもありますけど、モンサントのGM作物みたいなものとなると、やっぱり大企業ですかね。 特に雑種一代目、F1は形質が第二代、三代となると悪化することを利用したもので、園芸家なら朝顔やパンジーの種を取って栽培しても、花が小さくなるとか、色が悪くなるのは実感でしょ。

種苗会社は、両親を持っていて、安定的に売れるF1あh商売になります。 毎年種を買ってくれますからね。

自家不和合性って技術がありまして、自家受粉ができない性質を開発したのは日本です。 こうした技術を組み合わせて、より良い形質をもった作物種子、苗を世界に向けて販売できる訳で、種子会社も儲けが増えるという仕組みですって。

単純な遺伝子操作だけでなく、多種多様な生物種に対応して各種の種子って仕事はよろしいかもですね。 隠れたハイテク企業だと思うのですけど、研究開発手法が割と一般的なものであるうちは、競合するところも増えるのでは? サカタのタネも配当が悪いし、楽しみとともに、ビジネス形態が分かりやすいから、どうなんでしょ? 各地の農業試験場なんかも同じような仕事してますしね。 遺伝子いじりと農薬セットにはかなわない感じではありますね。

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2 コメント

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こういう技術が (k)
2008-04-14 12:42:53
今の農業を支えていると言う面がありますが
F1雑種は、種子を独占化できるので
問題のようです。

特に発展途上国の農業では、種子代が
高いので、この独占に抗議をあげています。
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遺伝子組み換え (オオカミ少年A君)
2008-04-14 15:03:11
と農薬セットで、単一品種の大規模栽培ですね。 F1はまだしも、これからの農業は危険が一杯ですね、穀物貯蔵が減ってるのが一番痛い点ですね。
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