独り言

環境・疾病・経済等に関する「独り言」。 再登板のご希望があり「独断・偏見」ですが、お暇でしたら御覧になってくださいませ。

2007年06月30日 | Weblog
葉物野菜の硝酸塩って分かりますか? 東京都の試験場が大分前から、これを測定し公表してきたのは、以前の「独り言」でも書いてきました。 硝安ってのは化学肥料でして窒素です。 植物の三要素リービッヒの法則で、成長に必要な窒素ってこと。 

最近はビニールハウスで、時期を変えて出荷してますけど、問題が多いかも。 葉っぱ野菜の硝酸塩は時期はずれのハウスものに多いそうです。 これは成長促進に撒かれた肥料を、十分に利用しきれないで溜まったもの、とされてるみたいです。 ハウスの反対は、適性生育時期に作られた、路地モノの作物ですけど、こっちは十分太陽にあたって栄養(窒素)過多の植物になりません、利用できるのがポイント。

家にも専用のプラ容器までありあますけど、レンジで野菜をチンして、茹でるって方法、一見合理的ですけどね、こんな調理法はね、こんな硝酸を流しそこなう可能性があります。 例えば、ほうれん草なんて、硝酸塩に加え、シュウ酸なんかも多いですから、茹でて水に流すのです(アク抜きって言います)。

まぁ、ほうれん草の裏ごしをレンジで作って、赤ちゃんなんかに上げると「ブルー・ベイビー」なんて言いますけど、中毒までしますよ。 ハウス栽培のお野菜は止めましょう。 石油を焚いてまでして、真冬に茄子やきゅうりを食べたりは問題かも。 旬の路地物、昔はこれしかありませんでした、生きるには問題はありませんからね、ハウス栽培はちょっとねぇ。

りんご病

2007年06月30日 | Weblog
今年はなんか多いような気もします、川崎市は何故か、紫外線の強い5月に運動会をします。 罹患した時は、無症状に近いので分かんないですが、それを過ぎて治りかけには太陽にあたったり、お風呂に入ると発疹がでます。 2~3W目ですから分かり難いかもね。

5月ごろから初夏の日焼けは、一番紫外線の強い時期ですからイカンです。 暑くてもあたしは長袖を基本にしてます。

八丈町

2007年06月29日 | Weblog
釣りでお世話になってる、東京都の島です。 日本の縮図みたいで、楽しいところです。 町のHPに必要事項が全て出てますので、経時的に観察すると、今後の世の中、見ていくには参考になるかな? 

初めて行った頃は、人口も9、000人を超えてましたけど、今や8、584人で4,641世帯。 昭和25年の12,887人、2,960世帯に比べ、高齢者の単独なんか中心に核家族化が進んでるみたいですね。

産業は、漁業よりは公務なんかの比率が高い、地方そのものかもですね。 島で目立つ建物は、警察署や役場です。 人口ピラミッドでは20代がスポッと抜けちゃってる構成で、大分前に小児科も引き上げちゃいまして、縮小すると色々大変です。 飛行機と船便ですけど、船便の東海汽船は乗客が減ってるのかな? 

エネルギーは東電が風力と地熱、時にディーゼル発電で対応と、これ、今後のエネルギー源の多分理想的なものの一つでしょうから、御覧になられたらと思います。

さて、スタンドアローンで生活は無理でしょうけど、将来の日本の縮図、飛行機で45分で東京と結ばれますご近所でして、別荘等も可能です、これからも見て行きたいです。

バイオ燃料

2007年06月29日 | Weblog
これはダメって、そろそろでそうな感じんですけど、更にアイデアは続きます。 コーンの澱粉からアルコール発酵だと、植物体の利用がなされず不経済ってことで、温泉細菌から取った50度を至適温度する、セルロース分解酵素製造遺伝子をトウモロコシに組み込んじゃうっての。

でもねぇ、発酵の効率アップでもエタノール製造のエネルギーコストも結構になりそうで、多分エタノールを作るエネルギーと出来たエタノールのエネルギーが等価になっちゃうかもですね。 遺伝子汚染からGM穀物は評判悪いし、、、。

海草を栽培して、このバイオマスを利用ってのも出ました、日本みたいな廻り中海ってのは良い条件。 脱塩とか乾燥、発酵って手間がかかりそう(エネルギーを使いそう)なので如何でしょうか? 臭いなんか大丈夫かしら???

いずれにせよ、浅海は生物の故郷です、本来生物ってのは、特定種がえばって、他を駆逐するなんてのはルール違反ってことになってまして、弱肉強食なんですが、互いに食いつ喰われつですけど、ニッチ狙いの隙間で共生的なんです。 一種類を大量生産するのは、あんまりね。 例えば、花と花粉媒介者は特定の関係なんですけど、これって互いに高度に癒着してるんです、分かりますかね。 

アラル海

2007年06月29日 | Weblog
パミール高原を源とする、アムダリア川、天山山脈の氷河を水源にするシルダリア川は内陸河川ですけど、その行き着く先がアラル海だったです。 この両川の流域は沙漠だったのですが、旧ソ連で、灌漑農業がなされました。

アムダリア川は、過剰取水でアラル海まで届かなくなってますけど、シルダリア川からの水で、何とか残ってるのが、現アラル海です。 大幅に縮小し、体積はかっての10%、面積で25%まで縮小し、塩分の濃度が上昇し、生態系の大幅破壊があるみたいです。

干上がった湖底から、蓄積した塩類が大気中に飛散して、また農薬他重金属なども出ちゃってるってのを、以前読みましたけど、当時は理解不能だったです。 今も塩害でダメになリつつある灌漑地で、生産は続いてるのでしょうね、砂漠化が進んでると思いますけど、どうなってましょう? 花粉などの研究から、シルクロードはもしかしたら、人類が一番自然破壊してきた地域かも。

食品安全

2007年06月29日 | Weblog
ってのは、昔から低いものです。 特に毒性が高い「カビ毒」などは冷蔵庫や、薬品の向上で改善がありました。 中国じゃ、政府が大分暴露するようになりましたけど、結構ひどいものです。 本日のニュースでは、アメリカでは一部中国産魚介類の輸入禁止とか。

まぁ、日本の肉屋でもひどいところがありますね。 なんか気持ち悪いですけど、これからの食糧難時代だと、更に問題が出るんかなぁ? ヒトってのは、結構毒物には強い方でして、なかなか障害が出にくい方かと密かに思ってます。 でもねぇ、常時飢えを基本に作られてる、人体の構造に逆らって、いつでも好きなだけ食べれる生活が問題かも。 

生態系を無視して拡張した食料生産など、そう長くは続けられないでしょう、2~3世代後は、水田耕作で鎖国で成り立った時代の数字が基礎になるかもね。 縮小が正しいです。

アメリカ国債

2007年06月28日 | Weblog
世界の黒字は何処に行ってるのかしらって見ると、昔からの貿易黒字の我が国と、新興黒字の中国、さらに石油価格が上がっての中東産油国にソ連でしょうかね。 黒字国から赤字国へ、お金という信用を戻さないと再び買ってはもらえないので、どっかに投資か貸すかします。 消去法でアメリカ国債ってのが普通かも。

儲けたお金をお布施してはなりませんので、どっかで運用したいわけですけど、実質的には、アメリカですかね。 アメリカは今、10兆円でイラク戦争してまして、財政赤字もひどくなってるのは先日書いた通りです。 貿易赤字も結構なものを続けてまして、普通考えれば、落第生ですけど、何故か、墜落しません。

住宅バブルって言ってましたが、ちょっと前まで怪しい人でも住宅ローンが組めました。 それより更に前では、これを売って利益まで出て、更に欲しいものを買っちゃう生活をしてたみたいです。 買ってもものの価値が上がるなねてね、どっかのお国にもありました。 土地神話って言ってましたが、今は、多分、あたしも売っても元取れないでしょうね。

アメリカでは、お金が入ってくるので、一部は住宅バブルに廻り、企業の売り買いにも回ったのでしょうか。 M&Aなんてね、こんなのイカンですね。 買った企業をかたに出して更に借金で買収。 買収企業の金庫を空にして、バラバラにしパーツで売っちゃう。 実際、不採算部門をコスト・カットして、経営を変えて良くなったところもあるでしょうけど、ニッサンのゴーンさんなんかも、旗色悪いしね。 ファンドが買ったなんてのは、更に悪いことに、経理屋さんがいじるわけ、人員削減や研究開発費の減、不動産売却。 どうも、いけませんかも。 

つまり、企業買収に回るお金、個人に貸し出されたローンなどはみんな低金利があってこそのバブルかも。 日本の国債10年モノで2%近く、とかアメリカ国債の同じく5%とか、長期金利が上がりそうで、ちょっと心配。

国が借金漬けで、更に個人が借金漬けのアメリカ。 国に付回しの日本ですと金利上昇はどちらも困りますよね。 円安なのも安い円を長期に借りて、使い道の無かった余り金をファンドなんかで運用する金融手技かも、円安、低金利は、このお手伝いかと思うのです。 ホントかな? 良くわかんないけど、素人だとこう考えるってお話ですね。

2020年

2007年06月28日 | Weblog
オガララ滞水層ってのがありまして、これがアメリカの灌漑農業の基礎になってます。 ネットで見てくださいませ。 日本の、7~8倍の面積の地下プールでして、ここからの汲み上げで灌漑してます。 

人口増加で、食料生産は更に求められる訳でして、ここはとっても大事な水なんです。 段々と水位が下がっており、将来は十分水が得られないのです。 天水だけではとっても生産は出来ません。 2020年頃には今の半分くらいしか水は得られない可能性があるのです。 2020年食糧危機って噂もありますねぇ。

華北平原やパンジャブなども多かれ少なかれ、エンジン付きのポンプで汲み上げてますので、枯れてくる井戸も少なくないようです。 食料は水で作れなくなりますので、休耕田の復活やらが求められてきますかね~。

牛乳

2007年06月28日 | Weblog
アメリカの話、牛乳価格がガロンあたり1ドル上昇? オーストラリアで生産が振るわないのと、アメリカでの生産コストの上昇だそうな。 中国やインドも消費が増えててこれも一因とな。

さっさと上がるべきだったかも、とにかくこれでも安いし、摂取量も減るのが正しいです。 これで、中国・インドにも抗アレルギー剤の市場拡大かもね。 コーンの取り合いが続いちゃいますけど、クルマか飢えかって議論ですかね。 昔、アメリカは大豆を我が国に売らないって言った前科あり、自給率を上げましょうってなれば宜しいかも。

ホテイアオイ

2007年06月28日 | Weblog
結構な面積イッパイ、ホテイアオイだそうな。 勿論、富栄養化が原因ですけどね、世界侵略生物100の一つですけど、予想されてた通り。 しかし早いですねぇ、もうダム湖は霞ヶ浦並みになってるのでしょうかね。 三峡ダムの話

内水面養殖が中国では盛んですけど、いや、世界中で見ても摂取タンパクの30%は、養殖魚って話で、特に中国は内水面で養殖が多いですが、この影響。 禿山がいけない、排水処理もないチョンチンが悪い(重慶 排水処理で検索下さい、公費の補助がイッパイ出てます、実情も書いてあります)、前近代的な農業が悪い。 まぁ、色々ありましょうけど、作ってしまったものですからね。

この結果です。 それ以前からでしょうけど、揚子江カワいるかさんは、実質絶滅だそうですね。 チョウザメなんかもダメかも。 こんな分かり易いのはともかくとして、現状かなり限界に加えて、近未来の滅茶苦茶も想定されます。 アラル海が干上がって、底から飛んだ有毒物の話、ロスの水道でも同じ様な話がありましたけど、固定に沈殿した重金属はじめ有害物ってどう循環しますかね?? ダム以前のデータ取ってるみたいですから、そろそろ、完成後のデータも出てくるかも、楽しみですね。

我が国じゃ、環境アセスメントで認められないような、こんなダム作れる気合は大したモノかも。