独り言

環境・疾病・経済等に関する「独り言」。 再登板のご希望があり「独断・偏見」ですが、お暇でしたら御覧になってくださいませ。

英国

2008年01月25日 | Weblog
アメリカの兄貴分なのか、黒幕なのか、共通するロスチャイルドなのか、ロックフェラーなのか、分かりませんけど。 最近の金融バブル崩壊の最初は英国でした。 取り付け騒ぎですからね。 ここ十数年、英国病から専ら金融業にシフトして、大成功の成長率だったです。 仕組みは、アメリカと同じですよね、まぁ北海原油があり産油国として輸出してたことくらいですか。

金融の儲けはデリバティヴなどの高利回り商品だったです。 ロンドンへの資金流入とポンド高で、バブル化したのは土地価格でしょうか、アメリカより更なる値上がりだったですし、先に銀行破たんもしてます。 金融バブルのはじけ具合はアメリカより上だったかも。 今後のイギリスを見てればアメリカの動向も分かるかもですが、規模は小さいですが他国も同じかもと思いました。

米英両国型の経済システムは、これで破たんでして小泉流が頓挫したのは改革が進まないからではないかもです。 いつの間にか、ユーロ圏では独・仏が英国を抜き、高福祉型が間違ってないということも段々明らかになってきてるのかも。

英米流の経済政策の裏だと、中高年、中産階級が疲弊して、一部リッチ層のみが栄えたかもです。 日本は、中途半端ですけど、中産階級の「お疲れ度」はしっかり残ってまして、お金が中国やインドへ逃げるというマイナスばっかで、経済は低下一途かと考えるようにもなりました。

小泉流の英米後追いは多分、失敗とこれから低調になる両国の経済で分かると密かに思ってます。 証券化って分かりにくい手段ですからね、お金が湧いてくるわけもなく、結局はゼロサムでしょうから、手品みたいだと思うようになれば、現物取引とか分かりやすい投資に回帰するかもしれませんですね。 少なくとも私はファンドは整理、REITには手を出しませんとします。 金融バブルの後片付けで色々出てきましょうが、仕事は金もうけではないですから、作った製品やサービスが相手に喜ばれることが第一と考えますのでね。

本日の、上げで持ち分の赤字は解消というか、日経平均1300円で、OKのバランスと確認されましたので、分かりやすい現物のみとします、決めた!!

水銀

2008年01月25日 | Weblog
懐かしい繰り返しネタです。 以前日本でもキンメ、マグロ、メカジキの水銀が問題になったのは覚えていると思います。 

http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/qa/051102-1.html

詳しくは↑の厚労省のHPに出てます。

このニューヨーク版ですが、マンハッタンの寿司レストランで高濃度の検出があったからご注意くださいませというものです。 少し食べ過ぎると問題量になるとかですね。 旨いけど、量は制限が必要でしょうって話です。

釣り師の立場では、当たり前かもなんですけど、食物連鎖の上に立つとどうしてもこうなります。 以前釣り船で釣られたマグロは、キンメダイの泳がせって方法で200キロオーバーのクロマグロゲットでした。 私も深場釣りが得意ですので、餌釣りを打診され、苦笑いしたことがあります。

伊豆半島に連なって、海底に山脈があるのですけど、火山って重金属いっぱい出しますから、深場の魚って多いみたいです。 環境保護派が喜ぶようなメチル水銀の環境垂れ流しではないみたいです。 キンメダイを餌にするとよく釣れるってのは、キンメがこの海底火山にそって多く生息してるからです。 やはり深場のハダカイワシなんかが主食みたいですので自然たまるのでしょう。 これらが好きなら当たり前かも。

同じく500m前後を責めるアコウダイ釣りでも、しばしばカジキが外道として釣れることがあります。 これも、船長に聞いたら、500mも潜って、アコウダイを食べてるのだそうです。 海底火山由来の水銀を次々蓄積された餌を食べるのがカジキにマグロなんですね。

これ見てて、ニューヨークででもアジア系から高濃度の水銀が検出されてるそうなので、やっぱりマグロなんですかね。

個人投資家

2008年01月25日 | Weblog
株持ち合い解消ってのが、第一段だったかもですが、高どまりの安定資産的だった株式相場も過去20年で随分変わりました。 まぁ、国も安全ネットも要らなかったのかもです、例えば、生命保険なんかも沢山の株を今でも抱えてますけど、相場の変動が少なければ、幸せだったかも。 朝日生命なんて日経1万2千円が平均取得単価だそうで、もう少し行くと危なくなるデス。

お互い安定株主だった持合い、銀行の株の放出からだったかも、もっとも潰れそうだったですから、資産も売っちゃいましたでしょうね。 民間天下りも減ったかもですが、ロスカットもきつくなって、昔なら貸してくれたのにと言いながら倒産しちゃった同級生が出たのも90年代。 アメリカの日米構造改革で壊れてましたからしょうがないデス。

そのうち、インサイダー取引云々でして、子供の会社の株、普通に買ってた両親も買うのをためらっちゃいました。 あたしなんかもそうですが、買いたくても買えないです、姪っ子の会社は買えても、役職が微妙な弟の会社は買えないです。 これで、安定個人株主がさらに少なくなってきました。 

NTTもいけなかった、大学の構内に出張で売りに来てましたはバブルの最終期でして、わたしゃ、買わなかったですが、今でも塩漬けになってるはずです。 電力線は役に立ちましょうけど、この時代に今更、銅の電話線を維持するマイナスのコストは大変でしょうね。 これから引くなら、全部光ケーブルでしょう、もしくは無線ですからね、成長はスポイルされたまんまですね。 これで個人投資家が減りました。

エンロン事件もイカンかったですね、日本人では何重にも制裁され、子孫にまでるいが及ぶかものきつい罰則がありますが、しばらく牢屋で済んじゃういいかげんさって言ってたやつもおりました。 アメリカは信用ならんですからね、ドルショックからはじまり、他人の権利もなにも覇権国だとえばってね、都合の良い正義ですから、この思想で運営される株式市場は御免となりましょう。 まぁ、しょうがない、中国でもアラブ産油国でも、国を運営するのがアメリカがえりばっかになりましたね。

ここにきての投信の空中分解ですが、最近戻った、団塊なんかにも嫌な思いでになっちゃうかもです。 株安に円高が加わってますから、儲かりません、ここにきて売りが主になってませんか? 頭も使わず放っておいても資産が減ることがなかったなんて、冷静にみればありえない話ですから、再考を促されてます。 これで、また市場から個人が去りましょうか。 さてさて。

株価が落ちてる今みたいな時は、どうしても年寄りは古い時代を思い出しちゃいますデス。 今でも6割以上は海外からの投資で、これからも「おもちゃ」にされるでしょうけど、がんばりましょうね、国内の個人投資家の皆様。