独り言

環境・疾病・経済等に関する「独り言」。 再登板のご希望があり「独断・偏見」ですが、お暇でしたら御覧になってくださいませ。

農家所得

2007年08月03日 | Weblog
ヨーロッパの話です。

農家の所得のかなりの部分は補助金ってことらしいです、アイルランドでは90%以上?。 価格競争では、どう転んでも、ブラジルやアルゼンチン産のウシの値段には勝てません。 世界中で同様なんですけど、悪いのはグローバリゼーションって奴で、スーパーマーケットを代表とする、農業ビジネスですかね。

農業所得だけでは、環境条件なんかから、とっても市場経済では生きていけませんです。 自由貿易はこのセッションでは悪かもね。 ヨーロッパやアメリカは農家に補助金を出してますけど、これで生産された作物がまた、アフリカなどが中心ですけど、地域の食糧生産を補助金のおかげで壊してます。

日本はよろしい子で、直接補助は出してませんけど、輸入制限してまして、これは今後も続けるべきでしょう。 この分野・・補助・・では我侭なアメリカにヨーロッパですけど、他国に強制なんかしてね、、もうね。 やっぱり、ウォルマートがイカンかもです。 

さて、補助金は農家の自主性を奪ってるのが問題ですね、日本も同様ですけど、規制ではダメかも。 大枠のディスカウント国からは守る、中では競争しやすい条件を作るってのが命題です。

でもねぇ、農業もだけど、我が業種とか介護ぎょうなんかも同様です。 コムスンなんて愛想は良くって、本質はダメ、見かけの綺麗な建物とかね。 あんまりね、資本主義は似つかわしくない業種なんですよ。 居酒屋・・餓鬼のバイトで成り立つような業種が介護参入もイカンでしょ、ホンマ難しいところですね。 

格差

2007年08月03日 | Weblog
中国は政治が不味くって、長らく世界に迷惑をかけてこない国だったかもです。 「とうしょうへい」が仕掛けた、金持ちになる奴はさっさとなれ、政策で突っ走ってきましたけど、そろそろ格差もひどすぎるくらいになったかも。

中国の所得上位10%と下位10%の所得格差が55倍だそうな。 こんな統計の出し方も馴染みがないから分からないけど、金持ちが一方的に超金持ちになりつつあるってのが実体らしいです。

科挙の国で、昔から格差はひどかったらしいですけど、資本主義化に伴い、権力を生かしての荒稼ぎがメインらしいです。 国営企業の株は、従業員などに売りに出されましたけど、これをごっそり買占めて、上場時には大株主で売り抜けとかね。 土地なんかも、社会主義のなごりで土地収用が楽勝国ですから、先に買い取っちゃっての転売とかね。 

場合によっては表に出ないお金ですから、更に懐は豊かになったかも。 このグレーゾーンがGDPの2割なんて話もあるみたいです。 日本では考え辛い実体ですけど、清王朝から毛王朝になり、いきなり資本主義となってますから、農奴的なんでしょうかね。 一回転してますから、もうひと世代すると権利意識だけは凄くなりそうな気もしてますけどね。