お届けものです。前編

モーシィー「こんちはー。あそびにきたよぅ」

ビビィ「あらー、びっくりしたー」



ビビィ「いらっしゃいー寒いところよぅ来たねぇ。あがってあがってぇ」

モーシィー「んじゃー遠慮なくぅ」



モーシィー「あら、頭つっかえた」



ビビィ「やーひさしぶりだねぇ。凍（シバ）れるもんだから、ここんとこさっぱり外へ出なくなってねぇ」

モーシィー「よっこいしょっと。しっぽあるんで、深く腰掛けないと座れないんだけども、
無理して脚折れたらまずいしご免してねぇｗ」

ビビィ「なんも私もおなじだぁ。寒いときは体いとわないと。クッション使って座ってー。お行儀悪くても誰も見てねがら」



ビビィ「あれ、なんか音したべか」

モーシィー「お客さんでねの」



「こんにちはー。いるかいー」



ビビィ「はいー。どちらさまでしょうかー」

「どちらさまって、大家だよ。荷物預かってたから持ってきたよ」

ビビィ「はぁ。そりゃどうもーありがとうごじぇーますぅ」



「なんだい。はじめて見るような顔して」

ビビィ「それがはじめてお会いします。お世話様でごじぇーますぅ」

「え、そうだったかい。私はいつだってお前たちを見守っているのに」



｢それじゃ荷物は渡したからね。私は行くよ」

モーシィー「・・・ｺｿｺｿ　大家さんっていったら、ちのさんのことでねの」

ビビィ「・・・ﾋｿﾋｿ　思ってたとおりの人だったねぇ～」



さっそく届いた荷物を開けてみた二人。

ビビィ「あらー『東京のあのお方』からだよぉ」

モーシィー「いっぱい入ってるねぇ」

ビビィ「(同封の手紙を読みながら）こないだのドールショウとか、ワンダショップで買ったモンらすぃよぉ」

モーシィー「ありがたぃねぇ」



あまでかさ　さん　フォーチュン用水玉ワンピ　
Doll Wear House　さん　フォーチュン用ニットワンピ

ビビィ「ひゃー、可愛いねぇ。けど、私たちにはちょっと小さくて着られないねぇ」

モーシィー「ハナちゃんやエメラルドグリン(２人が斜め掛けしているカゴの中身。２人の孫）が大きくなったら着せられるべさぁ」

ビビィ「あははぁ。そらたのしみだねぇー」



＊fairyland＊さん　ワンダ、PF、ELFブタ兼用　ニットのかぼちゃパンツオールインワン。

ビビィ「はらー。これまた可愛いニットだねぇ」

モーシィー「ワンダ用って書いてあるねぇ。」

ビビィ「フローラ･ハイミルにきっと似合うよぉ。呼んでやらなきゃねぇ」



I SCREAM！！ハチミツポトリさん　ジャクシーセット

ビビィ「おおー！私たちのサイズだねぇ。」

モーシィー「今年流行のノルディックなカウチンぽいポンチョでないのぉ。おされだねぇー」

ビビィ「札幌じゃ　ジャクシー服なんて手に入らんもねぇ」

モーシィー「しかもこんなおされとは嬉しかねー」

ビビィ「モーシィーさん、九州弁なっとーよー」

（「東京のあのお方」は九州出身です）


後編へ続く。