蛍のひとりごと

徒然に、心に浮かんでくる地唄のお話を、気ままに綴ってみるのも楽しそう、、、

演奏動画「乱輪舌(みだれ)」

2021年12月10日 | 演奏動画のご紹介
本日ご紹介するのは
🌸乱輪舌(みだれ)

10/23に行われました
美緒野会主宰 小野真由美のリサイタル
「伝統芸能花ざんまい〜絲彩々〜」
での演奏です。

曲の解説については、10/21に投稿した通りです。

10/21の投稿はこちら👇
https://blog.goo.ne.jp/mayumi5312/e/f98979525b2dd4e92da1999959f1bcca

音色の異なる三絃の合奏に、うっとりとしてしまいますね☺️💕

演奏動画はYoutubeから👇
https://youtu.be/Z3q04_Twlo0

(文:金田)

音曲と講談(2)

2021年12月10日 | その他のよもやま
本日は先週の続きを。
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【前半はこちら👇】
https://blog.goo.ne.jp/mayumi5312/e/0cdc22fede7d74015b5db3ef9ec6e3a5
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娘深雪は、一日会わねば千秋の思いにかられ、邸を飛び出してしまいます。

恋い漕がれる八十次郎を追い求めて旅に出ますが、次第に路銀に事欠くように
なり、ついに門付け芸人となります。三味を弾きながら歌うのは朝顔の唄で、
さすがに仕込んだ芸の確かさで行く先々で評判をとります。

講談ではゴゼになったとありますが、この挿絵を見ると鳥追のような感じもします。
松浦検校が曲を付けた地唄の「鳥追」ですね。
これは能楽から題材を得たといわれますが、秋の稲穂が実るころ、これをついばむ鳥を追い払う行事です。

打つ鼓、しどろに声たてゝ と歌詞にありますが、芸人衆を引き連れて賑やかに行いました。
また、賤しき業を忍び寝に、という文に鳥追稼業の職業的地位がうかがえます。

結末がどうなったかといいますと、目出度く二人は結ばれます。
長い苦労が報われるという、まあまっとうな一席ですが、今の高座では誰も先ず演りません。

この席を借りて読み終わりといたします。
(文:篠原昌人)

世界中にある三味線の仲間たち(2)

2021年12月08日 | 楽器のおはなし
[インド]シタール
北インドの代表的な楽器で、胴はひょうたんの一種からできています。

7本の絃のほか、実際にはひかない共鳴させるための絃もたくさんあります。

シタールの音色をお聴きになりたい方はこちら
💁‍♀️ https://m.youtube.com/watch?v=8CnhcGpmH9Y

参考・引用:『和楽器にチャレンジ! 2 三味線をひいてみよう』(汐文社)

(文:仲井和)

小学校でのワークショップ

2021年12月07日 | イベントのご案内
本日は、東京都江東区にある某小学校にて、
4年生向け音楽の授業「お箏教室」に行ってまいりました。

1クラス30名ほどの生徒さん。皆さんとっても元気がよく、真剣にお箏に向き合ってくれて、
短時間の授業にもかかわらず、最後には「さくら」をみんなで演奏できました🌸

お箏についても事前学習バッチリで、お箏が「龍」に例えられ名称がついてるなど…
クイズ形式で答えてもらい、どのクラスも全問正解🙆‍♀️素晴らしいです❗️
これくらいの学年から和楽器に親しみを持っていただけるのは嬉しいですね😊

音楽の先生から、
「今日の授業でお箏の本物の音色を聞けたんだから、今度、給食のBGMでお箏の曲かけたら気づいてね」って。
ちょいちょい給食の時にお箏と尺八の曲などを選曲してくださってるとのこと💕
これにも感謝です👏

本日は小学校4年生の皆さんから沢山の元気をいただいた一日でした❗️

(文:藤枝)




親子で演奏☆

2021年12月06日 | 楽しいお稽古講座
親子で演奏「きらきら星」

他の投稿でも触れられていましたが、お箏には指揮者がいません。

娘に「弾く時は心の中でせーの!って気持ちをママと合わせて始めようね!」と言ったら、
「ママとは気持ちが合わなさそうだから、私がせーの!って言うからね!」と言われ、
完全に娘に主導権を握られた初めての親子合奏。

5歳の娘は逞しく、母の方が緊張していました。

この日は、娘の初舞台の時に小野先生から譲って頂いた髪飾りと共に。

小野先生のお嬢様が子供の頃に使っていたそうで、娘も着物を着る度にこの髪飾りを付けたいと出してきます。
この髪飾りを見るたびに娘がお箏を始めた日のことを思い出します。

思い出が沢山詰まった髪飾りです😊

(文:佐藤)