イケメン監督(略してイケ監)は、一日のうち半分くらいは現場に出ているのですが、
あとは事務所で事務作業をしています。
真向かいの机に座っているので、目の保養になります
仕事は真面目にやる人なのですが、雑談も、けっこうおもしろく、楽しいです。
今日は、事務所に届いた横断幕(工事現場に掲げるスローガンみたいなもの)に書いてあった
「5S運動を実施しよう!」から、「5Sって、何かわかる?」と、突然聞かれました。
「えーっと、整理、整頓、清掃、清潔・・・あと一つは何やっけ?」
と言いながら、そばにあった「安全用品カタログ」で、調べて
「しつけ!」
「ピンポーン!そやけど、昔は4Sまでで、5Sなんか言い出したの、けっこう最近やんなぁ?」
「そうそう!最初、5Sって聞いたとき、『何が増えたんやんや?』と、思ったわ」
そんなふうに、私が工事現場で長く働いていたため、
普通の会社に勤める男女とはちょっと違った話題で、妙に盛り上がることがよくあります。
夏場の熱中策対策として数年前から見るようになった「ファン付き作業服」は、
腰回りがブワーッと膨らんでいておもしろい、そして、けっこう高くて2万円ほどする。
とか。
あと、私の仕事ぶりも、かなり認めてくれていて。
この現場で新たに覚えた「JW-CAD」を使って、市へ提出しなければならない
「景観条例なんたらに関する書類」のうち「着色立面図」を、半日で書き上げたし。
その数十枚の書類3部にインデックスを貼りたいので、作っておいてほしいと、
ヘルメットと安全帯を装着し、事務所を、出て行ったイケ監。
透明9mmのテプラで印刷し、インデックスに貼って、彼の机の上に。
戻ってきた彼は、それをじっと見たあと、
「ふつう、人に仕事を頼んだら、『ここをちょっと直してほしい』とか、
あるのに、バランス的にも、完璧ですね」
と、褒めてくれました。
「○○さんがこの現場に来てくれて、CADや書類作成などやってくれるので、本当に助かる」
と、いつも言ってくれるので、嬉しい。
イケ監のサポート役ができ、めちゃくちゃ、やり甲斐のある職場です。
*****************************************************************
しかし、イケ監との世代の差を感じることも、たまにあります。
今日、工事をしている集合住宅の、あるお部屋の洗濯機のふたが壊れたそうで、
それが今回の工事の影響だと、はっきりしているため、なんとかしないといけないらしく。
(洗濯機はどの部屋もバルコニーに置くような設計なのです)
ネットでその機種を調べてほしいと頼まれたのですが、製造中止になっていて、
「譲ります」といったサイトを見ても、同じようなものはなかなか見つかりません。
結局、適当なものを、彼がリサイクルショップで探すことになりました。
その洗濯機の写真を見ると、たしかに、古い。
ナショナルの「愛妻号」。
「そやけど、(イケ監が)めっちゃ古いって言うてたから、二槽式を連想したけど、全自動やん・・・」
と、つぶやくと
「何?二槽式って」
と聞かれて、ビックリ。
しかし、彼は31歳。
二槽式の洗濯機を知らないのは、無理もない。
「洗濯する槽と、脱水する槽が、別々になってて、洗濯物を、何度も移し替えなあかんかってん」
「それって、見たことないわー」
「私の新婚のころは、そんな洗濯機やってん。けっこう、面倒くさかった」
ちょっと面白くなって、わざと聞いてみました。
「ほな、脱水するときに、ハンドルを手で回して、二つのローラーみたいな間から、
ぺっちゃんこになった洗濯物が出てくるような洗濯機って、もちろん知らんよね?」
「はぁ?いつの時代ですか?」
「昭和30年代・・・・」
(画像検索した写真です)
二槽式を知らない世代が、こんなの知ってるわけないですよねー。
あとは事務所で事務作業をしています。
真向かいの机に座っているので、目の保養になります
仕事は真面目にやる人なのですが、雑談も、けっこうおもしろく、楽しいです。
今日は、事務所に届いた横断幕(工事現場に掲げるスローガンみたいなもの)に書いてあった
「5S運動を実施しよう!」から、「5Sって、何かわかる?」と、突然聞かれました。
「えーっと、整理、整頓、清掃、清潔・・・あと一つは何やっけ?」
と言いながら、そばにあった「安全用品カタログ」で、調べて
「しつけ!」
「ピンポーン!そやけど、昔は4Sまでで、5Sなんか言い出したの、けっこう最近やんなぁ?」
「そうそう!最初、5Sって聞いたとき、『何が増えたんやんや?』と、思ったわ」
そんなふうに、私が工事現場で長く働いていたため、
普通の会社に勤める男女とはちょっと違った話題で、妙に盛り上がることがよくあります。
夏場の熱中策対策として数年前から見るようになった「ファン付き作業服」は、
腰回りがブワーッと膨らんでいておもしろい、そして、けっこう高くて2万円ほどする。
とか。
あと、私の仕事ぶりも、かなり認めてくれていて。
この現場で新たに覚えた「JW-CAD」を使って、市へ提出しなければならない
「景観条例なんたらに関する書類」のうち「着色立面図」を、半日で書き上げたし。
その数十枚の書類3部にインデックスを貼りたいので、作っておいてほしいと、
ヘルメットと安全帯を装着し、事務所を、出て行ったイケ監。
透明9mmのテプラで印刷し、インデックスに貼って、彼の机の上に。
戻ってきた彼は、それをじっと見たあと、
「ふつう、人に仕事を頼んだら、『ここをちょっと直してほしい』とか、
あるのに、バランス的にも、完璧ですね」
と、褒めてくれました。
「○○さんがこの現場に来てくれて、CADや書類作成などやってくれるので、本当に助かる」
と、いつも言ってくれるので、嬉しい。
イケ監のサポート役ができ、めちゃくちゃ、やり甲斐のある職場です。
*****************************************************************
しかし、イケ監との世代の差を感じることも、たまにあります。
今日、工事をしている集合住宅の、あるお部屋の洗濯機のふたが壊れたそうで、
それが今回の工事の影響だと、はっきりしているため、なんとかしないといけないらしく。
(洗濯機はどの部屋もバルコニーに置くような設計なのです)
ネットでその機種を調べてほしいと頼まれたのですが、製造中止になっていて、
「譲ります」といったサイトを見ても、同じようなものはなかなか見つかりません。
結局、適当なものを、彼がリサイクルショップで探すことになりました。
その洗濯機の写真を見ると、たしかに、古い。
ナショナルの「愛妻号」。
「そやけど、(イケ監が)めっちゃ古いって言うてたから、二槽式を連想したけど、全自動やん・・・」
と、つぶやくと
「何?二槽式って」
と聞かれて、ビックリ。
しかし、彼は31歳。
二槽式の洗濯機を知らないのは、無理もない。
「洗濯する槽と、脱水する槽が、別々になってて、洗濯物を、何度も移し替えなあかんかってん」
「それって、見たことないわー」
「私の新婚のころは、そんな洗濯機やってん。けっこう、面倒くさかった」
ちょっと面白くなって、わざと聞いてみました。
「ほな、脱水するときに、ハンドルを手で回して、二つのローラーみたいな間から、
ぺっちゃんこになった洗濯物が出てくるような洗濯機って、もちろん知らんよね?」
「はぁ?いつの時代ですか?」
「昭和30年代・・・・」
(画像検索した写真です)
二槽式を知らない世代が、こんなの知ってるわけないですよねー。