モエレのオジロワシ 3/7 一郎ふたたび モエレはさくらとの愛の国だ！

2018/3/7　水曜日　晴れ時々曇り･･･やや寒い

昨日は姿を見せなかった一郎　
このモエレの猟場は　今やキツネのゴロツキ集団のはびこる最悪の猟場になってしまいました･･･
そんなこのモエレに嫌気がさし　もう来なくなってしまったのか？
と思っていたのですが　その事を確かめるべく　モエレに向かいます･･･
足取りは重くね･･･

そんなモエレに
　
やはり　一郎はいました･･･

一郎にとって　このモエレは　簡単に捨てることのできない所の様です
もう何年もこの猟場で　シーズンを過ごしています　如何にキツネがはびころうと
そう簡単にこの場を去ることは出来ない様です･･･
キツネにうまい汁を吸わせない方法として考えられるのは

①　キツネが諦めるまで　姿を消す
②　キツネが張っている時に　大物を獲らない
③　キツネと闘う

③は危険すぎるので　現実的には無理です
①か②　が現実的ですが　一郎が選んだのは　②の方法でしょうか
ただし　大物を獲るかどうかは　結果を見てみないと分からないですね･･･

しかし　このモエレを捨てることが出来ないのなら　②の方法で　小さな魚ならば　いつでも獲れると
思われるので　小刻みに小さな魚を獲ってキツネにやらないようにすればいいわけで
それが一番現実的な方法でしょうか

では　今日はどうなったのか　ご覧いただきますね
猟場に一郎はいますが　昨日一郎が現れなかったので　餌にありつけず
お腹を空かせた　キツネどもが　たくさんいるようです

猟場の周りをうろついている奴　雪の上で寝て待っているキツネ



銀次郎ともう1匹のオスが水門の右端の方にいますが　帰るわけではありません
遠巻きに張っているのです
もし一郎が飛ぼうものなら　脱兎のごとく走り寄ってくるのは目に見えてますね･･･


他にもキツネはいるようです　たぶん5匹くらいはいるようです
どうやら　この日は　まだ大物はとっていないようです
早く来た方に聞いたところ　小さな魚を獲って食べていたようです
正解ですねそれ･･･

しかし　大物を獲らずにいることが出来るでしょうか･･･そこが疑問です
もし　本能のおもむくままに大物を獲ってしまったなら　キツネの思うつぼになってしまい
それまでの辛抱は水泡に帰します･･･
そうならないことを祈りながらの観察となります
さくらはいない様です


左の方から　銀次郎ならぬ　もう1匹の　しっぽに毛のないキツネが駆けて来ます

このキツネ　銀次郎よりお尻が白いですし　しっぽの根本から毛がないようで
銀次郎程ちからがないようです
名前を　権太郎　とでもしておきますね


この権太郎の行く方向には

ありゃ　さくらがいるではありませんか
いつの間に来たのでしょうか･･･
さっぱりわかりませんでしたね


やはり嫌なので



さくらは　飛んで離れます



そこへ　また違うキツネが来ます

しかしキツネが多いですね･･･


また飛んで逃げるさくらです

キツネを飛び越えると･･･



更に違うキツネがいますね
いったい何匹いるのか･･･


さくらは



遠く雪原の上に着地します


先ほどのキツネは

猟場を少しうろついた後　右の奥の方へ去って行きました･･･
一見いなくなったように見えますが　じっと木の陰から見ていると思います･･･
それが手なんですね　キツネの･･･


木の上の一郎です



何を考えているのか　心の内側に分け入ってみたいものです･･･



遠くから猟場の様子をながめているさくらです



ここで　さくらが飛びます！

水門のずっと左の奥の方を回り込んで
水門の方へ向かって飛んで行きます！



美奈の様なきつねがいるところを



通り過ぎ


水門の前を

横切って行くと
一郎がいますね


その前も

通り過ぎて







右の奥で回り込んで



降りようとしているようです･･･




意外な展開ですね　さくらが動き回るの何て･･･
ところがこの後　今日の一番の出来ごとが待っています！


ここで

左に一郎が飛んできました！









さくらと交差します！


そして





雪原の上に着陸しますね



そのまま一郎は





さくらの元へ駆け寄り･･･



ひょいと

さくらの上に乗っかりました！
ああ　あれですね　交尾のお時間です！

上を向いてうっとりしているさくらの顔を見ていただきたい･･･
なんと色っぽい顔をしていることでしょうか！･･･
一郎と嘴が触れているように見えますね･･･
いや　いい写真ですね　表情が素晴らしいですね

そうか　このモエレは　彼らの交尾の場所だったんですね･･･
そんなモエレを簡単に捨てられるわけないか･･･
そんな事を考えるおっさんですが


つづき









ここでいよいよですね！





さくらのお目目がパッチリですね！
可愛いですね･･･


そして

冒頭の写真となります･･･クライマックスですね　(-_-;)










さくらが口を開けてますね
無事終了となりました



ここで


一郎が

飛び上がります！


むこうから

権太郎がやって来た様です


さくらも　飛び上がりますね





一郎は





ここで着地


さくらの方は

権太郎が通り過ぎてゆきますね


そっちをみている

一郎です


さくらの方へ　またキツネが来ますね



権太郎ではないですね
でもさくらは　嫌がって

飛んで


一郎のそばへ



来ました



さくらと一郎のツーショットです















何度見ても　このつがいは仲がいいですね
こっちも幸せな気分になるものですね･･･


そこへ

キツネがやって来ます
どのキツネなのかは全く分かりませんが･･･



とんだのは

今度はさくらのようです


威嚇するのは

一郎ですね
キツネに対して　得手不得手があるのでしょうかね　不思議です･･･



おとなしいキツネですね･･･


ここで　一郎が魚を獲ります
大きくないので　ちょうどいいと思いますね



今飛んで拡げている左の翼の下に　魚が転がっています
この直前の飛行で　　爪に引っかけて取り出したんですね･･･


これを

掴んで











雪原の上まで運びます！


それを見て駆け寄ってきたのが

権太郎でしょうか



一郎は

魚を持って



権太郎をかわし


また

猟場の奥へ飛んで行きました


そこへ　猛スピードで駆け寄る権太郎です
馬力があるんだよね　こいつは


でもね

それをかわして


また

さっきの所へ帰って来ました



猟場で諦めた　権太郎です
これですよこれ　これをしなくてはいけません
こういうやり方が一番いいんですね　そう思います
大物は　獲れませんがね･･･



こんな場面もありました

左の氷の上に突き刺さっている魚が見えますが･･･
どうやらカラスがほじくり返していたようですが･･･


掴むのかと思いきや

足に触れてはいるのですが　スルーしましたね･･･



そして　さくらの横に降ります
さくらに食べさすのでしょうか
それとも　凍っているので食べないのでしょうかね･･･
そんな疑問があります



ここで引き返してきましたが　キツネの姿は見えなくはなりましたが
何処かに隠れているのかもしれませんし　たぶんそうかと思います

中の橋の上から見ると

さくらと一郎が仲良く並んでいますね
どうやら今は大物を狙うつもりはないようですね


もう少ししたら産卵のため　一郎達は来なくなると思うのですが
それがいつ頃なのかはわかりません
去年は　3/15位で　さくらは来なくなりましたし　一郎も　3/19　が最後だったようです
今年はいつでしょうかね
去年はその後　富江が来ていましたが　今年はどうなるのか　或る意味愉しみですね

それでは　また