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逆襲亭ゴジラ「毎日が朗読日和♪」

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40歳以上の噺家はみんな引退すべきか

2007年02月27日 03時42分44秒 | 落語、その世界


「円楽師匠引退表明」のニュースが列島をかけめぐった一日。

スポーツ新聞では「人情話の出来に納得いかず」「恥かきたくない」の見出し。

テレビ「ザ・ワイド」では国立劇場終演後の様子から引退表明にいたる円楽師匠のつぶやきや表情を延々と流していた。

スポーツ選手であれば、そりゃあ気力・体力の衰えとか、引退の理由は明確にあるだろう。

しかし噺家にろれつ(呂律と書く)は絶対だろうか。

もしそうなら、40歳前後が噺家のピークじやないか。
じゃあ40歳以上の噺家はみんな引退すべきか。

こたえは「ノー」である。

歳をとってはじめて出て来る、人間の「味」。
歳老いて出て来る人間の「枯れ」というものを見たいじゃないか。

同じ時代を生きてきたんだもの。
一緒に歳とってきたんだもの。


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なんらかの不幸や若死にの名前

2007年02月04日 04時56分26秒 | 落語、その世界


07年 2月 3日

志ん生さんの映像は、私もコミュニテイから借りてます。

これは個人的な意見として聞いてください。

談志師匠は「談志」という当時はそれほど知られてなかった一風変わった名前を継ぎ、ご自身が一代であれだけの大きな名前にしました。

小三治師匠の名前は、何人かの小さんの前名で「小さんというとび箱の踏み台みたいな名前」です。それをご自身が一代であれだけの大きな名前にしました。

小朝師匠の名前は、「前座、二つ目の名前」です。それをご自身が一代であれだけの大きな名前にしました。

志ん生師匠の名前にいたっては、「初代から4代までがなんらかの不幸や若死にの名前だからやめとけと、まわりからも奥さんからも言われた名前」です。それを一代であれだけの大きな名前にし、ご自身長生きもされた。

これらの話をきくにつけ、ああ、大きな名前は継ぐべきではないな。どんなに有望であっても、小さな名前を継いでおいて、その名前を自分一代で大きくすればいいんだ、と思う次第です。

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トリツカレないように

2007年02月02日 04時47分25秒 | 落語、その世界
07年 2月 1日

はじめまして。

SUMIKAさんがごらんになった小朝師匠の落語は「お通夜の客が故人を送るためにみんなでカラオケをして騒ぐ噺」ではないでしょうか。
小朝師匠はこの噺をやる時は、前に見台を用意し、見台のしたからおもむろに、隠していたカラオケ用のマイクを、取り出したりしています。
私が見たのは4月の三枝師匠との二人会のときで、場所は西新井でした。



「居酒屋の客(というのかどうか、正式な演題・演目はわからないのですが)」ですね。

これは小朝師匠のオリジナル(で、新作)だと思います。
小朝師匠は関東の噺家さんなのに、噺によっては見台を自在に使ってらっしゃるようです。
新作なのに、すでに高い完成度、噺の随所にある細かい肉付け、を見ていると、きっと優秀な頭脳集団(ブレーン)を持っているな、と思ってしまいます。

>私が、1冊読む間に、奥さんは10冊位読んでいるかもしれません(同条件で)
それなら、キヨシさんはひとの10倍、味わって読んでるということです。それはいいことです。
わたしは漫画の1コマをA3サイズに拡大してみて初めて、1コマのなかにもじつにいろんなものが描かれていることに気がつきました。
最近わたしは、好きな本はテープで録音しながら「音読」するようにしていますが(結城昌治「志ん生一代」とか)、このくらいのスピードで作家はおそらく読ませたいんだろうな、と感じられてとてもいいです。


しばらく日記をサボってましたが、その間もあちこちミクシイのいろんなコミュニテイを見て歩いていました。
「ミクシイ疲れ」ということが言われているが、ミクシイを見ていると、ほんとに世の中にはいろんな「興味ごと」がある、ということが今さらながらわかってきて、楽しい。
ようは、「疲れるほど」トリツカレないように、気をつけろ、ということでしょう。
時間を決めて付き合うとか。

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初「トピック」

2007年01月13日 07時43分56秒 | 落語、その世界


07年 1月12日

ミクシイ暦3ヶ月。

ミクシイで、1日の「足あと(アクセス・訪問者)」が今日始めて7名に達した。

その「足あと」をクリック検索していたら、「おそらくこれは小三治つながりじゃないかな」と思う田翁さんという方がたくさんの落語家(おそらく全員に近いか)のコミュニテイ(同好会・部室みたいなもの)に参加されていて、その中に「三遊亭円楽」があったので、その中で、初めて「トピック(話題)」というものをたてさせていただいた。


「はじめまして。

円楽さんの著作「円楽 芸談 しゃれ噺」を読んで 、ご感想をお聞かせください。」

楽しみだ。




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Y家K三治の、Y家K三治的こころ

2006年12月09日 05時05分21秒 | 落語、その世界
06年12月 8日


キヨシさま。いつもコメントありがとうございます。

>> 柳家小三治著「まくら」読了。
>> しあわせってなんだろう、と思ってしまう。
>> ひとは、なにをもとめて生きているんだろうか。

>どんな、お話しだったのでしょうか
>「まくら」とは落語の前に喋る口上の事をいうのでしょうか
>紙芝居を拝見させて頂いた時に、勝手に、そう思ったのですが

(こたえ)そうですね。
Y家K三治著「まくら」は、現代の超人気落語家であるY家K三治さんが、日々のありふれた出来事の中で感じたことを、落語の出だし、つまり「まくら」で語って、客から喜ばれていたのを、一冊の本にしたもので、いわば「Y家K三治の、Y家K三治的こころ」とでも申しましょうか。

「英語がニガテ」なため海外旅行の英語学校ですったもんだしたり、「気がやさしい」ために駐車場をホームレスに占拠されたり、の日々の事件が、あの独特のひょうひょうとした語りで書かれています。
そして弟子を育てて17年で、クビにした弟子10人、とりあえず残った弟子9人。
この本を読んでふと、ひとのしあわせってなんだろう、と思ってしまいました。

>>また何回もかけて見ている。

>「3丁目の夕日」マニアかい(ツッコミ)

あははは、そうかも知れません。
ひとが一生懸命生きている。お金やものより、もっと大切なものがあるんだという映画を見ると、妙に感動してしまいます。
私がすでに物質文明に汚れているせいでしょうね。


「志ん生にしびれている」

2006年10月27日 03時48分28秒 | 落語、その世界
06年10月26日

キヨシさま。
ご紹介ありがとうございました。
やっと1ページ目が書けました。
さっそくコメントありがとうございます。

こんどテープをお送りしますので聞いてみてください。
志ん生さんだけはとにかくしびれます。
たとえが悪くて申し訳ないですが、たとえばT川D志さんの落語を毎日聞くことにした、としましょう。それはちょっとキツいです。けど、志ん生さんを毎日聞くのは、それが1日中でも、1年中でも、30年間毎日でも、それがたとえば落胆の日でも、まんいち病床にあったとしても、志ん生だと聞けます。ふしぎと癒されます、空気みたいに。
これを「志ん生を聞く。」と言います。(「志ん生の落語を聞く。」ではなく)
天才とか、唯一とか、絶対とか、そういうありきたりの評価ではなく、存在そのものが志ん生そのものなのです。
T川D志さんの落語を、ま、ほめて「現代の落語の秀才・名人・上手」というなら、志ん生さんは「そのはるかうえ」「ちがう世界」「まさに存在そのもの」でしょうね。
円楽さんが、つらい透析の間、時間つぶしに何のテープを聴いているか、というと「志ん生」だという。わかりますよ。そりゃあ。ほかにないでしょ。
滝田ゆうさんと私との共通点は、「その志ん生にしびれている」、ということです。
「落語劇場」の38作品のうち、なんと36作品は「志ん生の」落語なのです。(例外は「芝浜」先々代三木助と「富久」桂 文楽です。)
それはセリフでもわかります。

ええ・・生徒たちはたいして上達しません。
私が上達しました。
やっと人前であがらなくなりました。


今を生きる心境とは、

2006年10月26日 06時21分28秒 | 落語、その世界
06年10月24日

八重洲で14時に打ち合わせが終わったので「やえすブックセンター」に紙芝居と絵本の品揃えを見に行く。
落語・芸能コーナーに、7月に発売された円楽さんの本が山積みになっていたので、手に取ったらおもしろくてすぐに購入。
これは万一の場合、もしかしたら「遺言」になることもありえると、ご本人が想定しながら書いてらっしゃることはすぐにわかった。
21年前に、「弟」弟子の円丈さん(当時40歳)が書いた内幕本「御乱心」のなかで、やりだまに上がり、ボロボロに書かれながらも(当時52歳)、21年間一切の反論をしないで来た円楽さん(現在73歳)が、この本の中でもやはり一切の反論をしていないのだ。(ちなみに落語協会分裂は29年前。当時円丈さん32歳、円楽さん44歳。)

反論をしていないだけでなく、逆に円丈さん(現在61歳)の芸の、いいところはいいと認めてらっしゃる。
ああ、大病をふたつ(腎不全と脳梗塞)経験してのちの、死をまじかに感じたことのある人の、まさに「今」を生きる心境とは、こんなにも無欲になれるものかと、読みながら心地よかった。




ちなみにゴジラ紙芝居はこちら
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ゴジラ動画はこちら
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