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証券外務員試験対策

証券外務員試験対策です

31-25:オプション投資戦略6

2008-11-24 20:46:53 | 31:オプション取引
×カバード・コールは「原証券買持ち+コールの売り」で作るポジションで、
原証券が値下がりしても、値上がりしても利益を一定に保つための戦略
⇒原証券が値下がりしても原証券のみの買持ちに比べて損失は少なくなる

×プロテクティブ・プットは「原証券の買持ち+プットの売り」で作るポジションで、
原証券が値上がりすれば、値上がり幅は原証券のみのときより小さくなるが、
原証券が下落しても、トータルの損失は限定される戦略
⇒プロテクティブ・プットは「原証券の買持ち+プットの買い」

○コンバージョンとは、
同じ行使価格のコールとプットを組み合わせて合成先物のポジションを作り、
先物に比べて合成先物のほうが割高であれば、合成先物を売り先物を買う

○リバーサルとは、
同じ行使価格のコールとプットを組み合わせて合成先物のポジションを作り、
先物に比べて合成先物のほうが割安であれば、合成先物を買い先物を売る


31-24:TOPIXオプション

2008-11-24 20:46:01 | 31:オプション取引
・権利行使価格1300ポイントのTOPIXオプション
・満期時点でTOPIXオプションが1400ポイントになった


A:コール・オプションを20ポイントで1単位買建て
⇒(100-20)×10000×1=80万円

B:コール・オプションを20ポイントで1単位売建て
⇒(20-100)×10000×1=-80万円

C:プット・オプションを20ポイントで1単位買建て
⇒-20×10000×1=-20万円

D:プット・オプションを20ポイントで1単位売建て
⇒ 20×10000×1=20万円

答え:A>D>C>B


31-23:TOPIXコール・オプション

2008-11-24 20:45:18 | 31:オプション取引
・権利行使価格1050ポイントのTOPIXコール・オプションを20ポイントで10単位買建て
・権利行使価格1000ポイントのTOPIXコール・オプションを50ポイントで10単位売建て

最終決済期日を迎え、SQが1025ポイントとなった場合の損益
最終決済期日を迎え、SQが1075ポイントとなった場合の損益

⇒SQが1025ポイントとなった場合の損益
 買い:-20×10000×10=-200万円
 売り:(-25+50)×10000×10=250万円
 合計損益:-200+250=50万円

⇒SQが1075ポイントとなった場合の損益
 買い:(25-20)×10000×10=50万円
 売り:(-75+50)×10000×10=-250万円
 合計損益:50-250=-200万円






31-22:証拠金所要額

2008-11-24 20:44:39 | 31:オプション取引
・日経平均先物9月限を1500単位買建て
・日経平均先物12月限を1500単位売建て
・日経平均プット・オプション12月限 権利行使価格12500円を500単位売建て
・日経300先物を300単位売建て

SPAN証拠金は3億2660万円
ネット・オプション価値の総額がマイナス3億円

証拠金所要額はいくらか

⇒証拠金所要額=SPAN証拠金-ネットオプション価値の総額
       =326.6M-(-300)=626.6M
 
 証拠金所要額=6億2660万円





31-21:オプション投資戦略5

2008-11-24 20:43:59 | 31:オプション取引
・権利行使価格99ポイントのコールオプションを1ポイントで1単位売建
・権利行使価格99ポイントのプットオプションを1ポイントで1単位売建

×1.このポジションは、バーティカル・ブル・コール・スプレッドと呼ばれる
⇒ストラドルの売り

×2.このポジションは、市場価格が上昇すると予想しているものの、上値を追わずに損失を限定するための戦略
⇒市場が小動きになると予想する戦略

×3.このポジションにおける最大利益は1ポイント
⇒最大利益は2ポイント

○4.原証券の市場価格が101ポイントであるとき、このポジションの損益は0ポイントとなる

×5.このポジションにおける最大損失は2ポイント
⇒最大損失は無限定





31-20:オプション投資戦略4

2008-11-24 20:42:50 | 31:オプション取引
・権利行使価格14000円の日経平均株価コールオプションを400円で5単位買い
・権利行使価格14000円の日経平均株価プットオプションを500円で5単位買い

○1.このポジションはストラドルの買いと呼ばれる

×2.このポジションは、市場価格がやや上層すると予想しているものの、上値を追わずに損失を限定させるための戦略
⇒市場が大きく動くと予想する戦略

×3.損益分岐点は13600円と14500円
⇒13100円と14900円

○4.最大利益は無限定

○5.最大損失は、プレミアム分に限定

31-19:オプション取引総合3

2008-11-24 20:41:53 | 31:オプション取引
○オプションの売方は、当初プレミアムを手に入れる代わりに、将来、権利行使があった場合に応じる義務があり、現物の変動価格リスクを、プレミアムを対価として引き受けていることになる

○コールオプションおよびプットオプション双方とも、ボラリティが上昇するとプレミアムは上昇します

×コールオプションでは原証券価格が下落するとプレミアムは上昇し、プットオプションでは、原証券価格が下落するとプレミアムは下落する

コールオプション・・・原証券価格が下落するとプレミアムは下落
プットオプション・・・原証券価格が下落するとプレミアムは上昇

×「ストラドルの売り」と呼ばれるポジションは、市場価格が大きく変動すると予想する場合にとる投資手法
⇒「ストラドルの売り」は市場価格の変動が小さいと予測するときに取る戦略

○「ストラドルの買い」および「ストラングルの買い」と呼ばれるポジションはともに損益分岐点が2つある

31-18:オプション取引総合2

2008-11-24 20:40:50 | 31:オプション取引
×オプション取引において、少ない資金で大きなリターンを上げることができる効果のことを、キャピタル効果という
⇒レバレッジ効果

○プット・オプションの場合、権利行使価格が原証券価格を下回っているときのプレミアムの本質的価値は0である。(日経平均が8400円のときのプット8000)

×時間価値は、イン・ザ・マネーで最も大きく、アウト・オブ・ザ・マネーになるにつれて小さくなる
⇒時間価値は、アット・ザ・マネーで最大になる

×ボラリティが年率10%というと、原証券価格が満期までの期間に現在の値段から±5%の範囲(計10%)で動く可能性があることを意味する
⇒ボラリティが年率10%・・・±10%の範囲で動く

○パーティカル・ベア・スプレッドとは、市場価格がやや下落すると予測するときに、権利行使価格の低いオプションを売り、権利行使価格の高いオプションを買う戦略で、コールを用いる場合と、プットを用いる場合の2種類がある。





31-17:オプション取引総合1

2008-11-24 20:40:00 | 31:オプション取引
○売買単位
・TOPIXオプション・・・・・・指数値の10000倍
・日経平均株価指数オプション・・・指数値の1000倍
・日経300オプション・・・・・・指数値の10000倍

○日経平均株価が16500円
 権利行使価格が17000円のプットオプションが700円
 ならば時間価値は200円となる

×TOPIXの指数が1700ポイント
 権利行使価格が1800ポイントのコールオプションが300ポイント
 ならば時間価値は0
⇒時間価値は300で、本質的価値は0


×インプライドボラリティは、過去の原証券のリターンの標準偏差から算出される
⇒実際の市場で値づけされているプレミアムから逆算し、算出される


○残存期間が短くなるほど、原証券の市場価格が行使価格を下回る可能性が小さくあんるので、プット・オプション・プレミアムは低下する。

31-16:国債先物オプション取引2

2008-11-24 20:38:19 | 31:オプション取引
○証拠金所要額・・・先物・オプションの取引の建玉についてSPANにより計算した額から、オプション取引のネット・オプション価値の総額を差し引いた額となる

○定められた期限までに行使されなかった場合は、その権利は消滅するが、イン・ザ・マネーの銘柄については自動権利行使制度が適用される

×権利行使を行うと、債券の現物の授受が行われる
⇒国債先物取引の建玉が発生する

×各限月取引の取引開始日は、四半期限月取引、短期物限月取引とも、各限月の6カ月前の月の1日
⇒四半期限月取引・・・各限月の6カ月前の月の1日
⇒短期物限月取引・・・各限月の2カ月前の月の1日

×呼値は、額面100円につき0.5銭刻み
⇒1銭刻み