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証券外務員試験対策

証券外務員試験対策です

241:債券

2008-09-02 23:00:14 | 2-4:債券業務
×任意(随時)償還は、発行時に期中償還の時期と額面が決められている

定時償還:発行時に期中償還の時期と額面が決められている
任意償還:発行者の都合で行うことができる償還

○利率の高い銘柄ほど単価が高い、利率の低い銘柄ほど単価が安い

×すべての都道府県と一部の政令指定都市は、全国型市場公募地方債を発行でき
⇒すべての政令指定都市と一部の都道府県

・サムライ債
⇒外国の政府や法人が、日本国内において、円貨建て
・ショーグン債
⇒外国法人が、日本国内で、外貨建て
・ユーロ債
⇒日本国外で、円建て

○割引金融債の期間は1年、利付金融債の期間は5年

×元利払いについて政府の保証付で発行されるもの・・・公募地方債
⇒政府保証債

○CP:優良企業が無担保の短期資金調達、割引方式発行の約束手形

×日本における債券の発行価額にオーバーパー発行はない
⇒公募入札の国債や外債にオーバーパー発行がある

×流動性確保のための短期債と収益性追求のための長期債のみを保有するポートフォリオ・・・ラダー型
⇒ダンベル型
 ラダー型・・・同じ満期構成を毎年維持するために、短期から長期までの債券を年限ごとに均等に保有するポートフォリオ

×金利の低下を予想したならば、中長期債から価格変動の大きい短中期債への入替えを行う
⇒残存期間が長いほど金利の変動を受ける
 短中期債から価格変動の大きい中長期債への入替えを行う

×事業債の引受シンジケート団は、金融商品取引業者および銀行によって組成される
⇒金融商品取引業者のみによって組成される

×利付債券の売買で、売方から買方に経過利子が支払われる
⇒買方から売方に経過利子が支払われる。売った人は売却代金+経過利子を受け取る

○国の経常経費の歳入不足を補うために発行される特例国債は、赤字国債。単年度立法による特例公債法に基づいて発行される。



242:債券の現先取引・着地取引

2008-09-02 22:59:48 | 2-4:債券業務
×現先取引の対象顧客は、一定の金融機関に限定
⇒一定の金融機関と一般事業会社

○着地取引の対象顧客:上場会社またはこれに準ずる法人


×将来の一定時期に一定の条件で債券を受渡しをあらかじめ取り決めて行う売買・・・現先取引

着地取引:将来の一定時期に一定の条件で債券を受渡しをあらかじめ取り決めて行う売買
現先取引:一定期間後に一定価格で反対売買することをあらかじめ取り決めて行う売買

○債券現先は、買い手からみると一種の資金運用

○現先取引には、委託現先と自己現先がある

×現先取引は約定の都度契約書を交わす
⇒あらかじめ契約書を交わす

○現先対象に、外貨建外債は含まれる。新株予約権付社債は含まれない。


243:転換社債型新株予約権付社債(転換社債)

2008-09-02 22:59:00 | 2-4:債券業務
×利付転換社債の発行価額はオーバーパー発行
⇒パー発行が一般的

・転換価額1650円
 転換の対象となる株式の時価1800円
 額面1000万円の利付転換社債を株式に転換した場合に得られる株数
⇒1000万円÷1650円=6060株と現金1000円

・パリティ価格
 100×(時価/転換)

・転換価額1000円、時価900円、転換社債の時価94.50円の乖離率

乖離率=(転換社債時価-パリティ価格)/パリティ価格 ×100
 パリティ=(900/1000)×100=90円
 乖離率=(94.5-90)/90 ×100=5%

・順乖離・・・転換社債時価>パリティ価格 転換社債時価が高い
・逆乖離・・・転換社債時価<パリティ価格 転換社債時価が安い

○パリティ価格と転換社債時価が額面を上回っている銘柄は、株価の動きが転換社債時価にストレートに反映されるので、株価連動銘柄という

○(逆乖離)転換社債時価<パリティ価格 転換社債時価が安い ときは、株式に転換して売却する方が有利

・転換社債を株式に転換する場合、転換請求日の5~10営業日後に株券が交付される

○転換社債は、発行会社が市場で流通する自社の転換社債を買い入れて消却する場合がある

○転換社債の売却時に経過利子が発生しているときは、経過利子を受け取ることができる

・転換社債の券種は、1銘柄につき1種類。


 

244:利回り1

2008-09-02 22:45:04 | 2-4:債券業務
・利率2.0%、残存期間8年、購入価格102円の最終利回り

最終利回り=(利率+(償還-購入)/残存)÷ 購入 ×100
2+(100-102)/8=2-0.25=1.75
1.75÷102 ×100=1.715%


246:利回り3

2008-09-02 22:43:17 | 2-4:債券業務
・利率2.0%、残存期間8年、購入価格102円の利付債券を、2年後に104円で売却したときの所有期間利回り

所有期間利回り=(利率+(売却-購入)/所有期間)÷ 購入 ×100
2+(104-102)/2=2+1=3
3÷102 ×100=2.9411%

247:利回り4

2008-09-02 22:42:23 | 2-4:債券業務
・利率1.8%、残存期間2年の利付債券の最終利回りが0.78%であった。購入価額はいくらか

最終利回り=(利率+(償還-購入)/残存期間)÷ 購入 ×100

0.78=(1.8+(100-■)/2 ÷ ■)×100
0.0078×■=1.8+(100-■)/2
0.0156■=3.6+100-■
(1-0.0156)■=103.6
0.9844■=103.6
■=102円