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映画「ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人」レビュー

2010-11-14 17:36:36 | Culture


映画「ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人」
監督:佐々木芽生

STORY
郵便局員のハーブと、図書館司書のドロシー、夫婦共通の楽しみは現代アートのコレクションだ。選ぶ基準はふたつ。

自分たちのお給料で買える値段であること。
1LDKのアパートにおさまるサイズであること。

慎ましい生活の中で約30年の歳月をかけコツコツと買い集めた作品は、いつしか20世紀のアート史残す作家の名作ばかりに!そんなふたりに、アメリカ国立美術館から寄贈の依頼がやってきて……。
映画「ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人」より


この映画を見て、そうか!と、自分の立ち位置がわかった。

この映画の主人公ハーブ&ドロシー夫妻は、自分たちがアートを作る側からアートを発掘していく方へと変わる。作り手よりもいい物を見極める審美眼をもっていたからだ。

『ハーブ&ドロシー』はミニマルアート会のマスコットとして有名になる。

その情熱は誰よりも凄く
集めていくことが、彼らにとってのアートで有り
アートは彼らにとっての子供であった。

アートを作ることの他に、他の人へ広めていくという
エヴァンジェリスト的なこともアートと言えるのではないか?

私も12年間、自分の思う可愛いものを集め紹介し続けた。

自分でデザインを作ることもあったが
最近では、自分はディレクターやプランナーに周り
プロの自分の信頼するアーティストに任せている。
それは、プロにはかなわないことに気付き
もっと可愛いものを作るということを目指したからだ。

そうなったとき、自分はアーティストなのか?
クリエイターなのか?ディレクターなのか?プランナーなのか?
と、よく判らなくなってしまっていた。

『ハーブ&ドロシー』を見て思った。
可愛いものを作る事に関わることや、人に伝えていくことも
私にとってのアートなのだと。



この映画、凄く好き!
映画を見てパパっと書いたレビューをブログにアップすることにしました。この感想は私の感想なので同じ感じに思う人はいないと思うけど、いい映画なので見て欲しいな。

2010年11月13日ロードショー!