台風で東京水浸しだった、9月8日水曜日に群馬にある
"伊勢崎オートレース"へ取材へ行ってきました
オートレースは森且行さんの活躍で知っているくらいで、全くのビギナー
ただ、バイクはカッコいいので興味津々で行ってまいりました
まずは、生のレースを見学させて頂くことに。
はじめて目の前で見たレースに大興奮
レーサーの皆さんは、左足にコントロールの為の"鉄下駄"を履いていて、"鉄下駄"が地面に刷れるたびにキレイな火花が飛び散っていました
あっという間に6周周り終えて戻っていく。シブイです
さてさて、オートレースのことを色々と教えて頂くことに。
まずは、いきなりこんなこと聞くのもあれですが…気になる賞金のこと
なんと、年収1,000万~億単位で稼ぐ方もいるということにびっくり
イケメンさんも多いらしいので、お婿さんをお探しの方はオートレーサーなんてどうでしょう?w でもどうやら、選手は結婚が早いらしいですが…
私がびっくりしたのが、年齢のお話
年齢の幅が広く実力主義で、なんと!60代の選手もいるそう
16才から上は年齢制限は、なし。でも、選手になれるのは1000人中たったの20人だけ
そして、なんと男女共に選手になれるんですって
最近、女性の候補生が2名テストに合格したそうで只今訓練中。来年6月にデビュー予定だそう
1人は、18才モトクロス出身なんですが、なんともう一人は26才OL
仕事に行き詰まったら、実力世界へ転職ってのもありかも
さて、ここで選手のインタビューコーナー
田村治郎さん(27才)30期生
お忙しい中、インタビューに応じてくださった田村さんは選手歴がまだ2年経っていないそうです。オートレース選手に憧れて、最初からレーサーになりたくてなったんですって
ちなみにまめ知識。オートレースで乗られているバイクには実は名前がついているんですが田村さんのバイクの呼び名は、
パンツェッタ。
「もしや!ジローラモさんから?」と聞いたら。
「はい。」とのこと
ちょいワルバイク
田村さんは、この日アテンドしてくださった方おすすめの若手のイケメン選手さん
ご結婚されているそうで11月に赤ちゃんが生まれるそうです
おめでとうございます!
恐れ多くも、
「バイクを見せてください
」
ってお願いしたら、なんと試乗させて頂きました
オートレースで使用されているバイクは、公道で走っているバイクとは実は構造が違うんです。ブレーキが無かったり、左回りしかしないので左側のハンドルの位置が高くなってたりします
そして、いらない物は削ぎ落とし、必要最小限のものだけなんです。
そして、びっくりなのがマシンメンテナンスは全部自分でやるんですって
マシンの部品も賞金から自費で購入。賞金を稼いで、いい部品も買うことも重要だったり、またメンテナンスやカスタマイズのワザも問われるので、走っている時以外も実は戦いだったりするんですね
さてさて、「舎弟」
なんか面白いTシャツ着ている方がいらっしゃったので、気になってお話を伺わせて頂くことに
こんばんわ~
有吉辰也さん(34歳)25期生(森さんと同期)
話してみると、ゆる~い脱力系の面白い方で勝負師らしからぬ面白男子
でもでも~、実は!次期ランキング1位(下半期)の凄腕さんだったのです
今年半年の賞金はなんと
5000万弱くらい
セレブ~~~~
ちなみに「何に使うんですか?」って聞いたら「使い道は、税金w」と答えてくれました
有吉さんは、20歳の時よりオートレーサーを始めて、14年目にしてついに初のランキング1位になった努力家
森さんと同期ということもあり、25期生の人はみんなお互い高めあっていて凄い人が多いのだそうですよ
ちなみに、25期生はみんな揃えて「ガンダム」のキャラの名前をマシンにつけたんだって。友情と連帯感を感じるなぁ
普段もバイクには乗るんですか
と聞いてみた所、
『免許は持ってない』と言っていました!
びっくりなんですけど、公道ではないのでオートレーサーは二輪に免許はいらないんですって
さて、有吉さんのバイクはこれ
ピンクが好きで、バイクもピンク色にピースマークをあしらっているの
私もピースマークとベビーピンクは好きなので、このバイクは好き系です
さっきから私が見学させてもらっていたこの場所ですが、選手の控え室
レース期間は、長くて6日間
その間は携帯も預けて世間とは遮断され、宿舎&控え室で共同生活となります
自分の本拠地にリラックスできる"個室の控え室"をみなさんが持っています
テレビやソファー、冷蔵庫にカーテン。まるでお部屋のようです
他のレース場へ行くときは、仲の良い選手にお部屋を貸したり、貸してもらったりするんだって
色んな土地を巡ってみんなで助け合う姿は、遊牧民のような生活に似ているのかも。なんかとっても素敵です
ちなみに週6日も家に帰れないオートレーサーですが、ご結婚されている方がとても多いんです。有吉さん、田村さんのお2人にそのことを聞いてみたら…
離れているのが夫婦円満の秘訣かも。
娘さんに会えないのは寂しいけど。
と、おっしゃっていました
亭主元気で留守がいい。ですね
そんなこんなしていたら、次のレースが始まるというアナウンスが…
すると、控えの個室でマシンメンテナンスや、休憩していた選手みんなが走ってレースを見に行きました
『何事
』
と、アテンドの方に聞いてみたら、レースの際は自分の出番でない選手もみんな見に行って、もしバイクが転倒などした場合、バイクが1周回ってくる前に助けたりする為に待機しているんだそうです
そしてレースを終えて帰ってくるとみんなで集まってたたえ合い、1番後輩がバイクを控え室へ運ぶんだそうです
ライバルだけど、それ以上に仲間としての意識が強いのがオートレーサーなんですね
選手の友情を間近に目にして、きゅん
長くなりましたが、最後にまつゆう*
生まれて初めての車券購入をしてみることに!!!!!!
こちら、まつゆう*&マネ君の購入した車券
早速、レースがスタートいたします
残念ながら、惜しくも2位と3位が的中ということでハズレてしまいました
雨が降っていなければ、ビアガーデンでビールのみながらナイター観戦できたり、施設内に大きな公園があり、子供向けのライダーショウ、お笑いライブなど盛り沢山。入場料は無料(伊勢崎オートのみ)なので不況なご時世ですが、色々楽しめますので是非遊びにいってみては如何ですか
このときの取材の模様は9月23日(木・祝)15時30分からの
オートレースのUST番組でお話します!
"伊勢崎オートレース"