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ギルバート・グレイプ

2007-03-18 09:50:37 | chelucy officialサイトより記事移植中
ギルバートグレイプ

監督:ラッセ・ハルストム
脚本:ビーター・ヘッジス
出演:ジョニー・デップ、ジュリエット・ルイス、レオナルド・ディカプリオ
アメリカ映画 / カラー / ビスタサイズ / 117分 / 1993年





この映画は、私にとって人生を変えてしまったといっていいほど重要な映画です。私はそれまで映画が大嫌いでした。2時間余りもじーっとしてられないと思っていたから。それまでは映画を観に行くなんてもってのほか。
とにかく嫌いだったのです。
この映画と出会ったのは、昔のボーイフレンドに紹介してもらってなんですけど、当時は、ディカプリオも全然有名じゃなくって、初めて観た時にほんとセンセーショナルだったのを覚えています。それで、ジュリエットとディカプリオの大ファンになりました。

そして、将来は映画の役者さんになりたい。
という夢も難しいけど持つようになりました。


ストーリーは人口1000人あまりの小さな町のグレイプ一家を中心とし物語が回っていきます。この家はちょっと事情が違っていて、主人公グレイプ家の次男ギルバートにジョニー・デップ。18才になる弟で知的障害を持つアーニー役をレオナルド・ディカプリオが見事に演じています。

そしてお母さんも夫の自殺が原因でめちゃくちゃ太ってしまって1人では、動けない・・・。しかも、ギルバートの働いているスーパーはつぶれそうだし、不倫もしてるし、しかもアーニーはちょっとほっとくと町の給水塔にのぼってしまう・・・。ギルバートは頭が痛いことだらけ・・・・・。
そんなある日ボヘミアンのベッキー(ジュリエット・ルイス)が2人の前にあらわれて・・・。

この映画は名言が多いです。

「『大きい』なんて言葉は、空には小さすぎるわ。
空を、表すにはもっと大きな言葉を。」


ベッキーの言葉です。この言葉には目からうろこ状態。
素晴らしい言葉ですよね。

「外見の美しさなんてどうでもいいの。
何をするかが大事なのよ。」


これもベッキーの言葉。
きっと2人はこのベッキーの自由で大きな心に引かれていったんでしょうね。2人にとってベッキーの1つ1つの言葉が大切だったのでしょう。

この映画はディカプリオのおかげでだいぶ有名になりましたが、あえて想い出の映画なので載せました。私も自分の外見ばかり気になったり小さなことでクヨクヨしてた時期があったので、ベッキーは私にも大切な言葉をくれました。

この監督の別の作品で「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」という作品があります。こちらもすごくいい作品なのでぜひ観てみて下さい。
(written 1998)


【現在の感想】
9年前に書いた記事なんですが、当時は役者さんを目指していたんですよ~。映画が大好きだったもので。わたしって外見が気になったり、クヨクヨしたりしてたんだって今思い出しました。昔は自分の顔がきらいだったけど、今は気に入っています。美人だとは全く思っていないけど、愛嬌があってそれも味かな?なんて思っています。

外見より中身!
何かに向かって進んでい人が一番かっこいいな、って思います!

ギルバートグレイプ