まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

広島原爆投下から67年目、福島原発事故から1年5カ月、東電のテレビ会議の公開

2012年08月06日 | ニュース・関心事
67回目のヒロシマアピールに松井市長が語ってくれました。

「2011年3月11日は、自然災害に原子力発電所の事故が重なる未曾有の大惨事が発生した、人類にとって忘れ難い日となりました。今も苦しい生活を強いられながらも、前向きに生きようとする被災者の皆さんの姿は、67年前のあの日を経験したヒロシマの人々と重なります。皆さん、必ず訪れる明日への希望を信じてください。私たちの心は、皆さんと共にあります。

あの忌まわしい事故を教訓とし、我が国のエネルギー政策について、「核と人類は共存できない」という訴えのほか様々な声を反映した国民的議論が進められています。日本政府は、市民の暮らしと安全を守るためのエネルギー政策を一刻も早く確立してください」。

今日、東電が事故直後の5日間の音なし含む150時間分の制限付き公開、大きな焦点となっている菅総理の訪問、全面撤退をめぐるやり取り、官邸指示への対応など東電が編集した90分をマスコミに提供したとのことです。

これは情報公開でなく情報提供のレベル。東電は「ヒロシマの人々と重なる」経験となっているフクシマを、「核と人類は共存できない」という真理を訴え続けたヒロシマをどのような経験として認識しているのでしょうか。
(東電のテレビ会議野部分朝に修正)

思わずの衝動買い 『カラマーゾフの妹』(高野史緒著 講談社)

2012年08月05日 | ニュース・関心事
毎日新聞の上書の沼野充義氏の書評。「原作の「謎」鮮やかに解き尽くす本格推理”続編”」。第58回江戸川乱歩賞の栄冠に輝いた作品で題名が「えー!」みたいな『カラマーゾフの妹』。これはもう買ってみたくなりました。

『カラマーゾフの兄弟』の続編が予定されていたことは、つとに知られるところですが、書店で「おそらく今まで幾人もの作家が第二部の執筆を試みたのではないかと思われる」「重圧が、彼らを退けてきたのであろう」、

「だが、前任者のあの名作と同等の作品を加工などと思わなければよいのである」。そして書かなければならないと考えた理由を「著書より」紹介しています。ここまで読んで、即、購入を決心。少し気分転換できそうです。

ズームが故障したデジカメ 「修理すべきか、新品購入か」あなたなら

2012年08月05日 | ニュース・関心事
毎日のブログに活用しているfujiのデジカメ。実は1か月前からズームがきかなくなり、見ている方は分かったと思いますが、アップが少ない写真が多かったのです。そうでない写真は、他の方に撮ってもらった写真です。

悩んだ末に、新品を買おうとYAMADA電気に出かけました。故障の事情を話したら5年保証に入っていれば無料で修理できますよ、に励まされて保証書をもって出直しました。ところがよく見ると1年の保証書。購入は3年前。
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YAMADAの受付では5年保証に入っているか調べてくれましたが、入っておらず、修理に出すなら手続き料1500円の支払い、修理にどれくらいかかるかは修理部に送って見積もりを出し、修理するかしないかを決めてほしいと。

だったら修理料が新品より高かいか、2万円を超えるようだったら新品の購入、1万円以下だったら修理することでまず出すことにしました。ところが、今度はお盆をはさむので修理の収量は8月末になってしまうと。えー!

1か月もカメラのない状態が続くことに動揺。皆さんはどうします?続きを読む

再稼働反対アクション ラップ、ペインティングの若者パフォーマー参加

2012年08月03日 | ニュース・関心事
写真は3月15日の爆発の後でプルトニウムをイメージしたペインティング。描いたS君のアピール、そのあとにファーストルバム「黒い霧」のラップグループ「 SUGAR CRU」リーダーGOMAなどパワフルな若者たちの発言。

今回の参加は70名~80名、今日の担当リーダーのアイディアによる「いのちが大事」ソングやメルトダウンブルース、「東京原発」上映グループ等。前回参加してくれた富士宮グループは地元で再稼働反対アクションに50名。
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この1週間は、原子力規制委員会人事の攻防、菅前首相と官邸デモ呼びかけ団体との対話、そして私にとっては緑の党大会、福島の子どもたちの保養事業などめまぐるしい機関でした。アクションは1週間を振り返らせてくれます。

毎週取材を続けてくれる朝日テレビ。どんな人々がこの空間に登場するか、見定めるようなインタビュー企画。どんな意図が込められているのか、菅前首相単独インタビュー特集企画を作り上げた記者の方だけに興味津津です。

来週は夏祭りー夜店市。青葉公園、呉服町通りは出店と祭り気分の市民でごった返します。ミーティングテーマは来週はどんな内容にすべきか。祭りから浮き上がらないようプラカードや仮装、楽器による通行人パントマイム風で。

今日は公園のごみ拾いも司会者から呼びかけられました。静岡中央署の担当者からは正しい「指導と注意」。「使用届け」が必要かどうか静岡市の公園整備課職員も登場。でもここは「出会い」の「公共空間」に間違いありません。

浜岡原発運転終了・廃止訴訟、10月に防潮堤工事差し止め仮処分申請へ

2012年08月03日 | ニュース・関心事
※写真は今日の遊木の森。小笠原君の写真をシェアしました。

福島の親子わくわくピクニックは、日本平・遊木の森遊び、お別れ会、エスパルスの伊藤 翔選手、カルフィンヨンアビン選手との食事会、子どもたち、本当にボランティアメンバーとの交流も深まり充実した3日目となりました。
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午前中は浜岡原発訴訟を傍聴。訴訟前の原告・弁護団会議で東京電力集団告訴に検察庁が動き出したこと、全国原発全国弁護団連絡会としての脱原発法制定への関与すること、衆議院選挙での候補者落選運動など元気が出ました。

裁判、進行協議で、中電弁護団が南海トラフ巨大地震検討会の地震動の規模、21メートル津波など3月報告に何ら対策を示さず、8月末の第二次報告如何で廃炉も選択肢にあるにもかかわらず、工事続行、再稼働ありきの姿勢。

裁判後の記者会見で、第二次報告による追加工事があっても工事続行・再稼働ありきでまとめな弁論を行わない中電に原告弁護団は極めて厳しい姿勢を示し、10月にも3,4,5号炉の工事差し止め仮処分申請を言及しました。

サポーターから、21メートルの津波対策の必要性と18メートルの工事続行は矛盾しないのではないか、との質問が出され、弁護団としては続行しても津波対策にならず、使用済み核燃料の乾式保管施設建設が優先されるべき、と。

一昨日、中電は18メートルの防潮堤は予定通り12月完成だが外部電源喪失対策としての高台ガスタービン発電機の追加工事で1年延期の見通しを発表。この背景の分析と廃炉求める原告・弁護団の対処が求められていました。

「あたりまえの風景が、原発事故で特別な風景になってしまった」近藤先生

2012年08月01日 | ニュース・関心事
※写真は、興津川での川遊び、捕まえた魚を覗き込む子どもたち。

今日の夜はよつば保育園の近藤先生の講演会。好間保育所の小野先生も参加。近藤先生の3:11後の姿をドキュメンイー漫画にしたごとう和さんたちと夕食会。お二方共に「この楽しさを戻ったらみんなに伝えたい」。
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近藤さんからは、地元テレビ局のニュース2本、パワーポイントによる問題提起、そして「福島県南相馬市の問題点とその背景」「市民による除染(乳幼児がいる家を除染」する意味とは?」の二つのレジュメの紹介。

被災後に「行政に何かやってもらおうはあきらめた方がいい」等、非常に刺激的な内容。南相馬市の合併の歴史、原発事故避難で人口7万が6万人、汚染レベル5つの地域区分、その後の除染等帰還者もあり、現在4万人。

汚染レベルは福島市より低い南相馬市だが、若い世代は戻らない背景として「生活の不便があるところに帰りたくない」、「子育てが楽しくない」。理由として、外で遊べない、公園で走れない、畑で土いじりできない。

子どもを持つ家族の過ごし方が仙台市まで2時間かけて遊びに行く。2月南相馬世界会議で「子どもたちだけでなく家族で考える」をテーマに様々な意見交換。その結果、今日1日に「インドアパーク南相馬」が開設。

また、0,1μsv以下の「市民の手による屋外公園プロジェクト」が発足。レジュメに「放射能によるガンなどの病気より、放射能に対しての知識不足によるストレス過敏の方が身体にも心にもより大きな影響を与えている」。

この言葉はウクライナのチェルノブイリ事故に真摯に向かいあってきた科学者の方々も同趣旨の主張。どう考えるべきか。小野先生「外遊びできない現実、だからこそ、原発事故のない世界を作っていかなければならない」。

わくわくピクニック 歓迎式のあとの福島の子供たちとボランティア

2012年08月01日 | ニュース・関心事
※※ 写真は福島の子供たちとボランティの集合写真

南相馬市といわき市、本当に遠距離をバスツアーでナショナルトレーニングセンターに到着した福島の子どもたちとお母さん、お父さん、そして、よつば保育園の近藤先生、好間保育園の小野先生たち。大歓迎です。
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歓迎会進行は実行委員会の共同代表の立場で黒沼さんと私、ボランティアメンバーひとりひとりの紹介、先生お二人のご挨拶。そして、紙芝居やサッカー・バスケットボールパフォーマンス、伝統芸・手品、バルーンアート。

楽しそうな子どもたちを見ているだけで「やってよかった」を実感。渋滞はなかったようですが、長旅の疲れもあり早速ホテル・ビスタへ向かいました。明日からの3日間、暑い暑い夏、熱中症対策をきちんとして、ゴーゴー。