まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

ねんりんピックの開会式の帰りに

2006年10月28日 | イベント
今日は、地元城北町内会の防災訓練、中央高校をお借りしての2回目の訓練で、220名もの方々がが参加しました。町内会の役員の皆さん、防災委員会の皆さん、連日の準備で大変な御苦労を重ねています。

 ただ、れんりんピックの開会式がエコパで開催されるため、一部の訓練を終えてすぐさま静岡駅へ。新幹線、在来線を乗り継いで、10:40の開会式にぎりぎり間に合いました。47都道府県の選手など1万人含め4万人の参加者があったとの事です。

 開会式後に牧之原市長や空港推進最前線の大石哲司県議にあいました。話題は当然、静岡空港になるわけですが、お互いの本音を隠しながら議会内的に日常会話を交わすわけですが、緊張しながらもそのやり取りは、なかなかです。

 午後から静岡に戻るのですが、静岡駅でバイク置き場に向かう途中に「手押し車」を押すおばあちゃんに出くわします。下を向いたまま、ただただ前進をしてきます。思わず「大丈夫ですか、前を見ないで」。

 うつむいていた顔を上げながら微笑を浮かべて「ありがとう、心配してくれて。だけど、私は死にたいよ。まだ、お迎えが来ないからこうしているけど」。ビックリして「何を言っているんですか、私の母も82歳ですが手押し車を使っています。

 それで気になって、声をかけました。何歳ですか?」。「88歳、家にいてもしょうがないからこうして歩いているんですよ」。そのあと、少しのやり取りをして別れましたが、どうして88歳間でも生きてきた方が「死にたい」なんて言うのか。

 ねんりんピックのはではでしい大会が開催されているのに、一方で、こうした境遇のおばあちゃんがいるということを、どう考えたらいいのか。詳しい事情がわからないので何とも言えませんが、複雑な想いでおばあちゃんの後姿を追いました。

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