まつや清の日記 マツキヨ通信

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静岡市七間町オリオン座の壁画「スーラーのグランド・ジャット島の日曜日の午後」保存求める市民の声

2011年09月25日 | ニュース・関心事
本日、駒形通「コマトラ」2階で開催されたgreen orinks主催の「まちと映画館と文化」ゲスト斎藤 隆さん(元静活営業本部長・静岡映画館物語発刊者)の講演会に行ってきました。参加者は30名くらいでしょうか。

1962年段階で静岡市の映画館は27もあった、1951年12月31日に開館した七間町のオリオン座、そして現在のオリオン座の壁画の印象派スーラーの絵「グランド・ジャット島の日曜日の午後」は文化遺産という話。

静岡市の文化を映画という形でリードしてきた七間町、いま、そのオリオン座含め静活が新静岡センター「セノバ」にシネコンとして移動。この文化ストリートはこれからどうなる、そんな中での今回のイベント。

講演会の最後に参加者から「スーラーの壁画」保存運動を展開できないのか、問題提起がなされました。確かに、オリオン座を訪れた方であればあの壁画の素晴らしさは納得できます。今、この時期に間に合うのか。

そして、静岡市の水道庁舎が進出するとして9月議会で土地取得費10億円が提案されています。10階建て合わせて44億円という公共事業です。3・11を経ているだけに庁舎自体の必要ではだれも否定しません。

しかし、いくつか論点があります。液状化、津波だから清水庁舎から移転というなら同じ庁舎内の教育委員会は移転しなくていいのか。44億円に無駄はないのか。水道会計に影響しないのか。なぜ七間町オリオン座跡地なのか。

立ち退いた清水庁舎周辺のにぎわいはどうなるのか。七間町の文化コンセプトに水道庁舎は融合できるのか。議会の中は清水区選出の議員からは猛反発を受けています。28日総括質問でそのことを聞きます。

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