まつや清の日記 マツキヨ通信

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ダボス会議の福田首相

2008年01月27日 | ニュース・関心事
 日本語で語るダボス会議での福田首相、同時通訳、予定質問が用意されていたのかどうかわかりませんが、無難に振舞っていたように思います。イヤホンが首にかかった時の不器用さがちょっと気がかり。表情も評価対象ですのでテレビは怖い。

 しかし、温暖化目標で国別総量目標をかかげたものの具体的数値はさけ、日本産業界が主張する積み上げ方式とエネルギー効率論に終わりました。数値目標を掲げた事で「第一打席は出塁できた」と朝日新聞は「一歩前進」と評価しています。

 私自身はがっくり、です。G8を前に3月末までにまずは京都議定書6%削減完了計画を出さなければなりませんが、果たしてそれが出来るのか、はなはだ不安。最後は海外からの排出権取引で「つじつま合わせ」は可能です。それでいいのか。

 民主党は「ガソリンン国会」後は「地球温暖化防止法」という旗を打出しています。果たして「後」でいいのか、一旦下がってしまった税金を再度上げるのは納税者としては納得できるものではありません。その意味で同時決着が求められます。

 サブプライムローン問題に現われたアメリカ=ドル基軸通貨の崩壊、そしてCO2本位制時代のはじまりとの認識するなら、地球温暖化防止法とそれを税制度としての提起が必要です。政策議論のレベルアップが急務です。

 

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