まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

湖南省、長沙市のごみ問題への悩み

2010年09月05日 | ニュース・関心事
昨日の散歩の後、両替と大雨に長沙市の環境保護局を訪問したのが30分遅れの10;00.この日スケジュールはこのあと長沙市の下水道局、長沙市の全人代副議長対談、湖南省の環境保護局、リサイクル施設と大忙し。

中心テーマはごみ問題でした。最後のリサイクル施設で全体像がようやく理解できました。660万長沙市民の家庭ごみは1日3300トン、市民一人当たり500gのごみ排出量。現在、すべて分別せずに回収。

長沙市のごみ回収はいくつかの民間の会社が市の委託事業で回収。市内の何箇所かにごみ集約ヤード。そこから30トントラック38台で延べ120台で1か所のリサイクルステーションに集める、とのこと。

それを圧縮して埋め立て場所に搬送。これに対し湖南省が長沙市含め14の市、79の県(日本とは違って市より規模小さい)に対して埋め立て場所、焼却場、下水処理施設全体で500億元の計画を提案。

一方で長沙市のリサイクル計画として3300トンをプラスチック、金属、生ごみを分離する装置をつくることで再利用の道筋を付けるという実験プラントを模索。果たして焼却場の選択に向かうのか、別の道か。

湖南省の環境保護局は、リサイクル、埋め立てを続けるか、焼却場をつくるか、検討中。大連では分別収集を始めている、と。私からはダイオキシン発生と大型化、灰溶融炉等未完の技術、ゼロウエイストを紹介。

ざっくばらんな徹底した議論の場の必要性を感じました。

最新の画像もっと見る