まつや清の日記 マツキヨ通信

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神野直彦氏「地域主権改革はどちらにいくか、全くわからない」静岡分権フォーラム

2010年10月02日 | ニュース・関心事
「小嶋市長と4人のブレーンが静岡市の明日を語る」地方分権フォーラムが250名もの方々の参加で開催されました。基調講演を神野直彦氏、パネリストは小幡純子氏、前田正子氏、司会を日詰一幸氏。

小嶋善吉市長「政権交代によって地方財政の仕組みが大きく変わると2次総財政フレームを決定しなかった、この時期になれば方向が見えるだろうと考えたが、神野氏の「全くわからない」実情に困惑」と。

神野氏の基調講演は、自分自身は地域主権戦略会議の一括交付金担当だがことごとく自分が示した改革の基本が覆されており全く今後の方向はわからないと霧のかかっている現状を率直に語ってくれました。

小幡氏、前田氏がそれぞれ自分の持ち場での発言。小嶋市長が静岡市と国、県との関係について具体例をあげての批判的展開。日詰氏がソフトにそれぞれの主張をまとめながら全体としては無難な終わり方でした。

実は、3月に迫っている市長選挙を睨んで小嶋市長がどんな発言をするのか大いなる期待をしての参加。ポイントは、民主党でも自民党でもない分権改革の流れを地方から作り出す必要性があるとの市長の表明。

鳩山政権から菅政権に変わり地方分権が「一丁目一番地から9番目」くらいに下げられたが、逢坂補佐官等の活躍で昨日の所信表明で5つの柱にまで戻ったが、地方から声を上げていく以外に分権は実現しない。

という神野氏の発言に今日の地域主権改革の実情が伝えられています。地方から政治を変えるという新たな動きを作るという意味において、私自身、自らの政治的活動の方向性を再確認した次第でした。




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