半月前の話ですが、糸魚川駅で開催されましたET122形の展示会に行った際の報告をさせていただきます。
えちごトキめき鉄道 ET122形(ET122-1)
ベースになった姫新線の気動車(キハ127系)を間近で見たことがないので何とも言えませんが、外観はJR西日本の521系や223系などに似通った印象を強く受けました。走行する区間がJR西日本から引き継がれる路線ですから、自ずと車両もそうなるようですね。
行き先表示
画像は「ワンマン(Conductorless Train) 糸魚川(Itoigawa)」を出しているところ。字体はJR西日本のそれに準拠しているようです。
車号表記・会社・製造銘板・ATS銘板
車号や会社のローマ字に使われている文字はフルティガーという字体に近いような気がします。また、所有元のえちごトキめき鉄道の銘板と、製造元である新潟トランシスの銘板もしっかりと付けられています。保安装置(ATS)にはJR東日本の地方でよく用いられているATS-Psが搭載されてるようです。また、②の表記からもわかることですが、糸魚川、泊方(北陸線基準だと米原方?)が前位、直江津方が後位であることがわかります。
トキてつロゴ
正式名称ではなく、トキてつと略された名称にロゴが書かれています。
台車(トレーラー側)
気動車は推進軸から減速機を通して動力を得る動力台車と、付随台車(トレーラー)があります(エンジンが2基付いている場合などを除く)。画像は付随台車であるNF08T台車で、軸箱支持は円錐積層ゴムというNDCをはじめとする車両と共通しています。JR西日本キハ127系のWTR248台車の名称が違うわけですが、二つを見比べて違う点があるとするならば、1軸目にある速度発電機から出ている線の本数が異なるくらいなものです。動力台車は今回乗車口のステップに隠れてしまい見ることができませんでした。
車内
見づらい写真で申し訳ないのですが、座席は多くの気動車でスタンダードとも言える2+1列配置です。腰掛はベース元のキハ122形同様に転換腰掛になっています。転換座席の取手部分が黄色い一方で、JR西日本の近郊型などで流行りの黄色いつり革ではなく、普通の白いつり革でした。
転換腰掛(2人掛)
優先席シール
例によってJR西日本仕様です。また後ろに写っているのはえちごトキめき鉄道の制服を纏った社員さんです。
運賃表
自社線(妙高はねうまライン含む)の駅全てと、あいの風とやま鉄道線まで足を伸ばすため、越中宮崎と泊が入っています。
SOSボタン表示とドアコック蓋
JR西日本に準じた大きなSOS表記と、全てのドアが開けられるのにも関わらず▽のみの表記が採用されている点はJR西日本に準じているといったところでしょうか。
整理券発行機
こちらもJR西日本で見がちな色合いになっています。
運転台
ワンマン運転を基本に考えているため、運転台でドアの開け閉めが容易に行えるような作りになっています。また、ATS-Psの表示器も上に付けられています。
また、気動車といえば停車中のアイドリングによる車内の振動や騒音です。私自身の感覚からすると、停車中のアイドリングに関しては全く気になりませんでした。開業まで4ヶ月程に迫った同路線。今後イベント用の車両も含めて続々とET122が登場することへの期待と、試運転が待ち遠しい今日この頃なのでした。
えちごトキめき鉄道 ET122形(ET122-1)
ベースになった姫新線の気動車(キハ127系)を間近で見たことがないので何とも言えませんが、外観はJR西日本の521系や223系などに似通った印象を強く受けました。走行する区間がJR西日本から引き継がれる路線ですから、自ずと車両もそうなるようですね。
行き先表示
画像は「ワンマン(Conductorless Train) 糸魚川(Itoigawa)」を出しているところ。字体はJR西日本のそれに準拠しているようです。
車号表記・会社・製造銘板・ATS銘板
車号や会社のローマ字に使われている文字はフルティガーという字体に近いような気がします。また、所有元のえちごトキめき鉄道の銘板と、製造元である新潟トランシスの銘板もしっかりと付けられています。保安装置(ATS)にはJR東日本の地方でよく用いられているATS-Psが搭載されてるようです。また、②の表記からもわかることですが、糸魚川、泊方(北陸線基準だと米原方?)が前位、直江津方が後位であることがわかります。
トキてつロゴ
正式名称ではなく、トキてつと略された名称にロゴが書かれています。
台車(トレーラー側)
気動車は推進軸から減速機を通して動力を得る動力台車と、付随台車(トレーラー)があります(エンジンが2基付いている場合などを除く)。画像は付随台車であるNF08T台車で、軸箱支持は円錐積層ゴムというNDCをはじめとする車両と共通しています。JR西日本キハ127系のWTR248台車の名称が違うわけですが、二つを見比べて違う点があるとするならば、1軸目にある速度発電機から出ている線の本数が異なるくらいなものです。動力台車は今回乗車口のステップに隠れてしまい見ることができませんでした。
車内
見づらい写真で申し訳ないのですが、座席は多くの気動車でスタンダードとも言える2+1列配置です。腰掛はベース元のキハ122形同様に転換腰掛になっています。転換座席の取手部分が黄色い一方で、JR西日本の近郊型などで流行りの黄色いつり革ではなく、普通の白いつり革でした。
転換腰掛(2人掛)
優先席シール
例によってJR西日本仕様です。また後ろに写っているのはえちごトキめき鉄道の制服を纏った社員さんです。
運賃表
自社線(妙高はねうまライン含む)の駅全てと、あいの風とやま鉄道線まで足を伸ばすため、越中宮崎と泊が入っています。
SOSボタン表示とドアコック蓋
JR西日本に準じた大きなSOS表記と、全てのドアが開けられるのにも関わらず▽のみの表記が採用されている点はJR西日本に準じているといったところでしょうか。
整理券発行機
こちらもJR西日本で見がちな色合いになっています。
運転台
ワンマン運転を基本に考えているため、運転台でドアの開け閉めが容易に行えるような作りになっています。また、ATS-Psの表示器も上に付けられています。
また、気動車といえば停車中のアイドリングによる車内の振動や騒音です。私自身の感覚からすると、停車中のアイドリングに関しては全く気になりませんでした。開業まで4ヶ月程に迫った同路線。今後イベント用の車両も含めて続々とET122が登場することへの期待と、試運転が待ち遠しい今日この頃なのでした。
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