今日は小正月。
今年もよろしくお願いします。
去る1月4日天気もよさそうだったので、茅ヶ崎の海を見に行って来た。
途中野菜や花を直売している農協の「わいわい市場」に寄ったりしたが、道も空いていたので10時半頃には着いた。
着いたのはいいが砂浜にある駐車場は車車で停める所が無い。
捜しまわったあげく一番奥の方に何とかスペースを見つけた。
そこは前の方に窪みができていてあまり良い場所のようには見えなかったが、他に停める所も無いし、まあいいかと思い車を突っ込んだ。
海岸に出てみればきれいな海に遠くには真っ白に雪をかぶった富士山が。
反対側に目を転じると兜岩にさらにはるか江ノ島が。
ざざ~ざざ~という波の音を聞きながら海岸を散歩し、漁港の堤防の上での釣りを観察したり、出入りの船を見たりしていた。
そろそろ腹が空いてきたので、湘南バイパス沿いにある魚の旨い店に昼飯を食べに行くことに
した。
車に戻りエンジンを掛けバックで出ようとしたが、前輪が窪地から上がらない。
何回か試みたが旨く行かないので、一度前の方に進みUターンし勢いをつけて出ようとした
のが甘かった。
Uターンどころか両方の前輪が砂に埋まってしまい、にっちもさっちもいかない。
砂の上にわだちがあったのでだいじょうぶと判断したのだが。
さあ~困った。
どうしよう。
そうだ!
JAFには入っていないが、出光の24時間ロードサービスがあった。
早速ケイタイから呼び出すも中々つながらない。気もあせる。
やっとつかまえてこちらの事情を話すと、今回の事例はサービスの範囲外で実費となり、どれだけの額になるのか分からないという。
しかも時間がかかるとのたまう。
またまた冷や汗でびっしょり。
というのもひやかし半分に見にきた釣り人が言うには、この駐車場は釣り客のみの物で、その上午後4時には閉まると言う。
入り口に一般客はだめとはこれっぽちも書いてなかった。
もうこうなったら茅ヶ崎に一泊か、てなことも頭の隅をよぎった。
しばらくぼーぜんとしていると、向こうの方にある休憩所からこちらのようすを見ていた一人の男が近ずいて来た。
埋まっている車の状態を見ながら、「これは2,3人の人の力では無理だな」「ちょうど駐車場の入り口近くで、ショベルカーを使って仕事をしている人がいるから頼んでみるか」と言ってくれた。
渡りに船とはこういうこととばかり、「お願いします!」。
二人で工事をしている所に行くと、彼は「私がまず頼んでみるから」と言って、年配の責任者らしき人に事情を話してくれた。
私はまた「作業中で忙しいんだ、そんなことにかかわっていられるか」なんて断られるかな思っていたが、予想に反して「ほいよ!」ばかりすぐに鋼製のロープを用意して車の所へ見に来てくれた。
追っかけるようにショベルカーがやってきて車の後ろにつけると、手際良くロープをバンパーの下にあるフックに引っ掛けた。
私は運転席に座りハンドル操作をすることに。
やがてショベルカーがエンジン音を響かせると、ぐぐ~とばかり強い力で引っ張られ、一発で穴から引き上げられ、そのままどんどん硬い地盤の方へ持って行かれた。
もう大丈夫と言う所で止まると、私がお礼を言う間もなく彼らはロープをはずしさっさと行ってしまうではないか。
私は慌てて数枚の紙幣を手に年配の人に追いつき、渡そうとするも「いいから、いいから」と言って受け取ってくれない。
これは感謝の気持ちだからタバコ代にでもと無理やり渡すことに成功。
本当に「地獄に仏」とはこういうことを言うのだと、しみじみ実感したしだいです。
それにしても彼の男といい作業員といい、なんて親切な人なんだろうと思い感謝、感謝。
なんべんも、なんべんもお礼を言い駐車場を後にした。
昼飯はいつにも増しておいしかったのは言うまでも無い。
今年もよろしくお願いします。
去る1月4日天気もよさそうだったので、茅ヶ崎の海を見に行って来た。
途中野菜や花を直売している農協の「わいわい市場」に寄ったりしたが、道も空いていたので10時半頃には着いた。
着いたのはいいが砂浜にある駐車場は車車で停める所が無い。
捜しまわったあげく一番奥の方に何とかスペースを見つけた。
そこは前の方に窪みができていてあまり良い場所のようには見えなかったが、他に停める所も無いし、まあいいかと思い車を突っ込んだ。
海岸に出てみればきれいな海に遠くには真っ白に雪をかぶった富士山が。
反対側に目を転じると兜岩にさらにはるか江ノ島が。
ざざ~ざざ~という波の音を聞きながら海岸を散歩し、漁港の堤防の上での釣りを観察したり、出入りの船を見たりしていた。
そろそろ腹が空いてきたので、湘南バイパス沿いにある魚の旨い店に昼飯を食べに行くことに
した。
車に戻りエンジンを掛けバックで出ようとしたが、前輪が窪地から上がらない。
何回か試みたが旨く行かないので、一度前の方に進みUターンし勢いをつけて出ようとした
のが甘かった。
Uターンどころか両方の前輪が砂に埋まってしまい、にっちもさっちもいかない。
砂の上にわだちがあったのでだいじょうぶと判断したのだが。
さあ~困った。
どうしよう。
そうだ!
JAFには入っていないが、出光の24時間ロードサービスがあった。
早速ケイタイから呼び出すも中々つながらない。気もあせる。
やっとつかまえてこちらの事情を話すと、今回の事例はサービスの範囲外で実費となり、どれだけの額になるのか分からないという。
しかも時間がかかるとのたまう。
またまた冷や汗でびっしょり。
というのもひやかし半分に見にきた釣り人が言うには、この駐車場は釣り客のみの物で、その上午後4時には閉まると言う。
入り口に一般客はだめとはこれっぽちも書いてなかった。
もうこうなったら茅ヶ崎に一泊か、てなことも頭の隅をよぎった。
しばらくぼーぜんとしていると、向こうの方にある休憩所からこちらのようすを見ていた一人の男が近ずいて来た。
埋まっている車の状態を見ながら、「これは2,3人の人の力では無理だな」「ちょうど駐車場の入り口近くで、ショベルカーを使って仕事をしている人がいるから頼んでみるか」と言ってくれた。
渡りに船とはこういうこととばかり、「お願いします!」。
二人で工事をしている所に行くと、彼は「私がまず頼んでみるから」と言って、年配の責任者らしき人に事情を話してくれた。
私はまた「作業中で忙しいんだ、そんなことにかかわっていられるか」なんて断られるかな思っていたが、予想に反して「ほいよ!」ばかりすぐに鋼製のロープを用意して車の所へ見に来てくれた。
追っかけるようにショベルカーがやってきて車の後ろにつけると、手際良くロープをバンパーの下にあるフックに引っ掛けた。
私は運転席に座りハンドル操作をすることに。
やがてショベルカーがエンジン音を響かせると、ぐぐ~とばかり強い力で引っ張られ、一発で穴から引き上げられ、そのままどんどん硬い地盤の方へ持って行かれた。
もう大丈夫と言う所で止まると、私がお礼を言う間もなく彼らはロープをはずしさっさと行ってしまうではないか。
私は慌てて数枚の紙幣を手に年配の人に追いつき、渡そうとするも「いいから、いいから」と言って受け取ってくれない。
これは感謝の気持ちだからタバコ代にでもと無理やり渡すことに成功。
本当に「地獄に仏」とはこういうことを言うのだと、しみじみ実感したしだいです。
それにしても彼の男といい作業員といい、なんて親切な人なんだろうと思い感謝、感謝。
なんべんも、なんべんもお礼を言い駐車場を後にした。
昼飯はいつにも増しておいしかったのは言うまでも無い。
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