ニコニコ動画に動画をアップするの巻【初音ミク Project DIVA 2nd】

「ニコニコ動画」が登場して、もう何年も経つけどもっぱら「観る」専門で
動画を投稿するなんて発想がみじんもなかった今日この頃でしたが、
あるゲームの存在が、僕を動画投稿の道へ駆り立ててしまいました・・・。


　 【初音ミク Project DIVA 2nd】

初音ミク -Project DIVA- 2nd 価格：5,177円（税込、送料別）

あるゲームとは、PSP用ソフト【初音ミク Project DIVA 2nd】。
この魔性のゲームが、動画投稿にみじんも興味を抱かなかった僕を新たな世界へ
導いてくれたのです・・・。

このゲーム、本編はボーカロイドの楽曲に合わせてリズムよくボタンを押す
いわゆる「音ゲー」なのですが、僕が惹かれたのは「音ゲー」部分ではありません。
あ、もちろん音ゲー部分も面白くて、ちゃんと全楽曲遊びましたが。


　 エディットモード

このゲームのおまけモードとして、「エディットモード」というものがあります。
簡単に言ってしまうと、「音楽PV」が作成できるモードなのですが、
このモードにどっぷりハマってしまったのです。

PVが作れると言っても、せいぜい本編収録曲をちょっとカスタムできる程度だろう、
と思っていたのですが、どうやら相当に凝ったことができるらしいことに最近気がつきました。

まず、PVに使用する楽曲は本編収録曲だけだと思っていましたが、そこからして間違っていました。
なんと、mp3音源ならどんな曲のPVでも作れてしまうのです。
極端な話、自分のミュージックプレイヤーに入っている楽曲すべてにPVを作ることも可能なわけです。

僕は日本のロックバンド「スピッツ」が好きなので、まず「スピッツのPVを作りたいっ！」となりました。
さっそく、ニコニコ動画をまわってミクがスピッツの曲を歌っている楽曲を探しました。
すぐに「あわけんP」さんというミクにスピッツの楽曲を数多く歌わせているユーザーさんに行き当りました。

あわけんPさんのミクは実に巧みにスピッツの曲を歌いこなしていて、どの曲のPVを作るか
迷いましたが、一番雰囲気のつかみやすそうな「運命の人」を選ぶことにしました。


　 実際にPVをつくってみる

楽曲をPSPに取り込んでから、エディットモードの多彩さに驚きました。
キャラの表情、背景、モーション、エフェクトの数の多いこと多いこと！
しかも、楽曲の「何小節の何拍目でこういう表情をする、こういうエフェクトを入れる」って
細かく指定できたり、カメラアングルやカメラの動きも拍単位で指定できます。
もう、ゲームじゃなくてPV作成ツールの域にまで行ってますよ、こりゃ・・・。
そういえば、このゲーム、職人メーカーである「セガ」のゲームだった。
さすがセガさんやで、これはもうオマケの域を超えとる・・・。
いろいろ試してみましたが、これは使いこなすには相当「慣れ」が必要なようです。

なんとかPVが出来上がったら、なんとなく自己満足で完結してるのが物足りなくなり、
「これ、投稿しちゃうか・・・？」的な気持ちの盛り上がりをみせてきました。


　 PSPの動画をPCに取り込む

そうとなったら、PSPの映像をPCに出力しなければなりません。
なにが必要なのかもよくわからん０からのスタートでしたが、
どうやら「キャプチャーボード」というものが必要なのだそうです。
ゲームのプレイ動画をアップロードしてる人たちはみんな使ってるのなー。知らなかった。
調べてみたら、二万くらいするようなので「そんなに出せるか！」と挫折しかけたところ
PSPのキャプチャー限定のUSBのキャプチャーツールが5000円くらいで売ってたのでそれに飛びつきました。
画質はイマイチでしたが、まぁ安価なので。


　 初めての動画投稿！

その後、キャプチャーツールで取り込んだ動画をニコニコ動画用にエンコードして（これも色々手探りだった…）
晴れてニコニコ動画投稿デビューと相成りました。
その投稿した動画が↓です。

【Project DIVA 2nd】スピッツ「運命の人」@初音ミク　エディットPV


【Project DIVA 2nd】スピッツ「ロビンソン」@初音ミク　エディットPV


【Project DIVA 2nd】スピッツ「スピカ」@初音ミク　エディットPV


【Project DIVA 2nd】スピッツ「魔法のコトバ」@初音ミク　エディットPV


しかし、今まで動画投稿に興味を抱かなかった人間にここまでさせるとは・・・。
恐ろしいゲームでした、【初音ミク Project DIVA 2nd】。
もうしばらく、PV作りを楽しみたいと思う今日この頃・・・。

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