紫の物語的解釈

漫画・ゲーム・アニメ等、さまざまなメディアにひそむ「物語」を抽出して解釈を加えてみようというブログです。

【ロマサガ2】バレンヌ帝国の歴史を辿る[1409年~2076年]

2010-12-08 23:49:50 | ○○の物語を追う
前回の続き


 
 皇帝:パールナ
 ( 1409年 ~ 1540年)
 先帝の帝位放棄ののち、51年の時を経てようやく伝承されたサイゴ族の皇帝。
 コムルーン島、メルーを平定。レオンブリッジを建設する。

1409年

  レオンブリッジ建設
  かつて、ジェラール皇帝が滅ぼした運河要塞があった場所・ヴィクトール運河に
  橋をかける計画が立案され、パールナは橋の建設に着手する。
  やがて完成した橋は「レオンブリッジ」と名付けられた。

  コムルーン島平定
  火山の島・コムルーン島の島民は、活発化する火山活動により不安な生活を強いられていた。
  パールナは怪しげな魔術師から託された薬品によって火山の鎮静化に成功する。
  これに感謝したコムルーン島の町・ツキジマの町長はコムルーン島の支配権を帝国へと委ねた。

1410年

  メルー平定
  砂漠が広がるメルー地方の町・テレルテバは巨大な塔に巣食う魔物に占拠されていた。
  パールナは塔の魔物を撃退し、テレルテバを解放する。
  これにより、メルー地方は帝国の支配下に入った。

  インペリアルガード設立
  パールナは、帝国兵より特に武術に秀でた者を選りすぐったエリート兵・インペリアルガードを設立。
  帝国の兵力は大幅に増強されることとなる。


 
 皇帝:ルナ
 ( 1540年 ~ 1703年)
 インペリアルガードより選出された女皇帝。
 七英雄「ロックブーケ」を撃破し、サラマットを平定する。

1540年

  破壊されたレオンブリッジ
  先帝の時代に建設されたレオンブリッジが何者かに破壊される。
  ルナはただちに原因を調査。結果、メルー地方のワイリンガ湖に住む「海の主」によるものと判明。
  ルナは海の主との対話を試み、海の主に害意がなかったことを知る。
  その後、レオンブリッジは無事修復された。

  ★七英雄「ロックブーケ」を撃破。サラマット平定
  ジャングル地帯・サラマットの男たちを魅了する七英雄「ロックブーケ」。
  ルナはアマゾネスたちと協力し、ロックブーケを撃破。魅了されていたサラマットの男を解放した。
  これにより、サラマットは帝国の領土となる。

1541年

  南ロンギット平定
  原因不明の嵐が続く南ロンギット。ルナは問題解決に臨む。
  南ロンギット海に沈む沈没船にて、約200年前に皇帝・クワワによって倒された
  ギャロンの亡霊と遭遇する。その裏には七英雄「スービエ」の姿も見え隠れした。
  ルナはギャロンの亡霊を滅し、南ロンギットの嵐を鎮静化することに成功した。
  これにより、帝国は南ロンギットの支配権を得た。


 
 皇帝:フィッシャー
 ( 1703年)
 武装商船団より選出された皇帝。
 カンバーランド ←→ コムルーン島 の航路を開拓するが、その後謎の死を遂げる。

1703年

  カンバーランド←→コムルーン島の航路開拓
  カンバーランドの町・フォーファーでは、コムルーン島への航路の開拓に臨む船乗りを募っていた。
  命知らずなフィッシャーは海の男の血が騒ぎ、航路開拓に乗り出す。
  航路の開拓には成功したものの、その後まもなくフィッシャーは謎の死を遂げた。


 
 皇帝:マライア
 ( 1703年 ~ 1835年)
 フィッシャーの仲間であったが、フィッシャーの志を引き継ぎ帝位についた。
 七英雄「スービエ」を撃破する。

  コムルーン島火山噴火阻止
  かつて、皇帝パールナが鎮静化したコムルーン火山が再び活発化する。
  マライアは自らの危険をかえりみず、コムルーン火山へと向かう。
  そして、火山中心部の岩を砕くことによって、溶岩を少量噴出させ火山の暴発を防いだのだった。
  この勇気ある行動に感動したコムルーン島のサラマンダーは帝国への協力を誓った。
  一連の騒動はすべて、何百年も前にコムルーンに現れた魔導士の仕業であるとし、
  マライアは魔導士を処罰した。

1704年

  ★七英雄「スービエ」撃破
  皇帝ルナの代に南ロンギットを平定したことにより、スービエの拠点である氷海への進出が可能となっていた。
  マライアは武装商船に乗り氷海へ進出。七英雄「スービエ」を激闘の末倒した。


 
 皇帝:コッペリア
 ( 1835年 ~ 2072年)
 かつてマライアが連れていた自動人形。意思を持たない機械であったが、
 伝承法によって自らの意思で動き出した。バレンヌ帝国前代見聞の人形皇帝である。
 七英雄「ノエル」「ワグナス」を撃破する。

1835年

  ★七英雄「ノエル」撃破
  メルー砂漠をたえず移動する不思議な湖を発見したコッペリアは、その中で
  七英雄「ノエル」と遭遇する。妹のロックブーケをかつての皇帝に倒されたノエルは
  帝国と皇帝をひどく恨んでおり、問答無用の戦いを挑んでくる。
  コッペリアはノエルを撃破。これにより、砂漠の守り手・デザートガードの帝国への協力を
  とりつけることができた。

1836年

  ★七英雄「ワグナス」撃破、ヤウダ平定
  東方の地・ヤウダは七英雄のリーダー「ワグナス」が支配する地である。
  ヤウダへと進出したコッペリアは、浮遊城にてワグナスを撃破。ヤウダを帝国領とした。


  時が過ぎ、やがて次代の皇帝へと伝承するとき、コッペリアは静かに機能を停止した・・・。


 
 皇帝:ムラサキ
 ( 2072年 ~ ?)
 伝承法の限界のため、能力をこれ以上次代に受け継ぐことができなくなった。
 バレンヌ帝国最後の皇帝である。

2072年

  クジンシーの復活
  七英雄「クジンシー」が復活した。
  帝国に復讐を誓うクジンシーは、帝国に挑戦状をたたきつけるが、ムラサキはこれを無視する。

  アバロン新市街の建設に着手、忘れられた村の発見
  皇帝レオンの代より1000年あまり。バレンヌ帝国もずいぶん大きくなった。
  最終皇帝ムラサキは、首都アバロンの新市街建設に臨む。
  また、レオンに伝承法を伝えたオアイーブたち古代人の住む村を発見し、
  七英雄の秘密を知った。

  彼らの本体が世界のどこかに存在し、それを破壊しない限り彼らは何度でもよみがえるという。

2073年

  ★七英雄「ダンターグ」の撃破
  ナゼールの洞窟にて、ムラサキはダンターグと交戦する。
  皇帝アガタの代ではまったく歯が立たないほど強力な敵であったが、あれから800年以上経ち、
  皇帝の力はダンターグを軽く超えていた。
  ダンターグを撃破し、残る七英雄はクジンシー一人となった。

2076年

  アバロン新市街完成、白アリの逆襲
  4年前に着工したアバロン新市街が完成する。世界中の仲間たちが集うその街は、
  名実ともにバレンヌ帝国の首都と呼ぶにふさわしい姿だった。
  が、時を同じくして街の住民が次々とアリの姿に変わる事件が発生。
  なんと、アバロンの下水にかつてサバンナで殲滅したはずの女王アリが巣食っていたのだった。
  今度こそ、ムラサキは女王を完全に消滅させた。

  決戦、七英雄
  氷海に魔物の群れが集結しているとの情報がアバロンへと届いた。
  残り一人の七英雄となったクジンシーが七英雄の本体を守るために移動したのだ。

  七英雄の本体は氷海にある!

  皇帝ムラサキは、1000年以上も続いた七英雄との戦いに終止符を打つべく、出陣した。

  そして・・・


  七英雄との壮絶な戦いのあと、ムラサキは自ら帝位を降りた。
  バレンヌ帝国はバレンヌ共和国となり、世界はあらたなる道を踏み出す。

  かつてバレンヌに「皇帝」という存在がいたことを知る者は少ない。

  だが、旅の吟遊詩人の謳うアバロンの詩に登場する皇帝とその仲間たちの物語は
  感動と興奮をもって人々に受け入れられている。

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